TOHOシネマズ株式会社
TOHO CINEMAS LTD.
本社が入る東急日比谷ビル
種類株式会社
本社所在地 日本
〒100-8421
東京都千代田区有楽町1-2-2
東宝日比谷ビル 5階
設立1997年(平成9年)9月12日
(ヴァージンシネマズ・ジャパン株式会社)
業種サービス業
法人番号8010001087623
事業内容映画館の運営、パンフレット及びキャラクター商品販売、軽飲食物の販売、広告代理業ほか
代表者池田隆之(代表取締役社長)
資本金23億3,000万円
従業員数約5,800名(2023年3月1日現在 パート・アルバイト含む)
支店舗数劇場一覧を参照
決算期毎年2月
主要株主東宝株式会社 100%
関係する人物山本マーク豪(創業者)
松岡功(東宝代表取締役会長)
島谷能成(東宝代表取締役社長)
外部リンクwww.tohocinemas.co.jp
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TOHOシネマズ西宮OSTOHOシネマズ日本橋券売機と上映スケジュールの様子(TOHOシネマズ伊丹にて撮影)
TOHOシネマズ(トウホウシネマズ)は、東宝株式会社(以下、東宝)が子会社・関係会社を通じて同名称で全国各地で展開・運営しているシネマコンプレックスおよび東宝系のチェーン映画館である。阪急阪神東宝グループ(旧阪急東宝グループ)に属する。スクリーン数はイオンシネマに次いで業界2位。
本項ではTOHOシネマズ株式会社と同社が経営に関わる映画館、および東宝グループの他社が経営するTOHOシネマズ名称の映画館について扱う。 シネマコンプレックスと従来館を合わせ50サイト以上が存在する。運営主体は東宝の完全子会社であるTOHOシネマズ株式会社が担うが、東宝グループの他社が経営している劇場も存在する。 TOHOシネマズ株式会社の前身は外資系のヴァージンシネマズ・ジャパン株式会社である。日系アメリカ人の実業家・山本マーク豪
概要
2003年4月4日、東宝に103億円で買収され、社名・館名共にTOHOシネマズに変更された[注 2]。以降、親会社の東宝や他のグループ会社もTOHOシネマズブランドでのシネマコンプレックスを展開するようになる。また、東宝グループが従来から運営していたシネマコンプレックスの多くは、リニューアルの際にTOHOシネマズに改称。発券システムやポイントカードを統合した。今後も館名変更やサービスの一本化が進む予定である。
経営効率化を目的とした東宝グループの映画興行部門再編により、同社の映画興行事業を担う完全子会社に位置づけられ、2006年10月1日にはTOHOシネマズが親会社である東宝の映画興行部門を承継。次の段階として2008年3月1日付で、東宝の連結子会社である東宝東日本興行、中部東宝、東宝関西興行、九州東宝の4社をTOHOシネマズに合併統合した[注 3]。
元々はシネマコンプレックスを経営する企業であったが、再編により「TOHOシネマズシャンテ」を初めとする従来館も少数ながら経営している。また、「シネマメディアージュ」といった従来名称のまま営業を行うシネマコンプレックスも存在した(現在は全て閉館かTOHOシネマズに名称変更)。なお、当社が経営に関わる別名称の映画館とも懸賞イベント等で歩調を合わせているが、発券システムなどに違いが見られる。2013年7月現在、日本国内ではイオンエンターテイメント(旧:ワーナー・マイカル、現:イオンシネマ)に次ぎ、2番目に多くの映画館を経営・運営する興行会社となっている[注 4]。
2015年5月からは、リクエストの多かった映画を映画館で上映するサービスであるドリパスの運営も行っている。 上記沿革図のうち、かつての東宝の映画興行部門については「東宝」を、TOHOシネマズが吸収合併した東宝系の映画興行会社については「六部興行」を参照
沿革
「ヴァージンシネマズ・ジャパン」株式会社
1997年
9月12日 - ヴァージンシネマズ・ジャパン株式会社設立。
1999年
4月23日 - 1号店のヴァージンシネマズトリアス久山を開館。
11月23日 - 2号店のヴァージンシネマズ名古屋ベイシティを開館。
11月27日 - 3号店のヴァージンシネマズ市川コルトンプラザを開館。
2000年
11月20日 - 4号店のヴァージンシネマズ浜松を開館。
12月8日 - 5号店のヴァージンシネマズ泉北を開館。
2001年
12月22日 - 6号店のヴァージンシネマズ南大沢を開館。
2002年
4月19日 - 7号店のヴァージンシネマズ海老名を開館。
12月20日 - 8号店のヴァージンシネマズ小田原を開館。
2003年
4月4日 - 東宝に103億円で買収され、東宝グループの傘下に入る。
「TOHOシネマズ」株式会社
2003年
4月7日 - TOHOシネマズ株式会社に社名変更に伴い、既存のヴァージンシネマズが「TOHOシネマズ」に運営・経営が移管。
9月30日 - ヴァージンシネマズ・ジャパン創業者の山本マーク豪が社長を退任。
11月15日 - ヴァージンシネマズ浜松が「TOHOシネマズ浜松」に改称。
2004年
1月31日 - ヴァージンシネマズトリアス久山が「TOHOシネマズトリアス久山」に改称。
2月7日 - ヴァージンシネマズ名古屋ベイシティが「TOHOシネマズ名古屋ベイシティ」に改称。
2月21日 - ヴァージンシネマズ泉北が「TOHOシネマズ泉北」に改称。
2月28日 - 上記以外のヴァージンシネマズ(市川コルトンプラザ、南大沢、海老名、小田原)が「TOHOシネマズ」に改称。
2006年
10月1日 - 東宝の映画興行部門を統合し、東宝直営館(八千代緑が丘など)の経営を継承する。また、東宝サービスセンター、東宝ビル管理から劇場運営を移管。
2007年
3月1日 - 株式会社渋谷文化劇場を吸収合併し、渋東シネタワー3の経営を継承する。
3月12日 - 流山おおたかの森の開館に伴い、先行してスカラ座・みゆき座が導入していた新発券システムを導入。以降、順次各劇場に導入。
2008年
3月1日 - 東宝東日本興行、中部東宝、東宝関西興行、九州東宝の4社を吸収合併し、4社が経営していた劇場の経営および運営を継承する。
2010年
1月19日 - 携帯電話上でのチケット販売(vit)をピンポイントで座席指定できるようにリニューアル。
4月1日 - プリペイドカード式のTOHOシネマズ ギフトカードの販売を開始。
5月10日 - 村上主税が社長を退任し監査役に就任。東宝専務取締役の中川敬が社長に就任。
2011年
4月5日 - 一部の映画館で、今までの割引サービスから新料金制度に変更した(詳しくは、割引サービス及び料金体系の項で述べる)[7]。
12月1日 - 新料金制度に変更した映画館の料金を他の映画館と同じ料金制度に変更。(高校生料金と会員料金を除く)[8]
2012年
5月9日 - 中川敬が社長を退任。新社長に東宝取締役の瀬田一彦が就任。
8月31日 - 1号店のトリアス久山が閉館。
2015年
5月1日 - ドリパスをヤフーから譲渡[9]。
2020年
11月30日 - 2号店の名古屋ベイシティが閉館。
2023年
11月30日 - TOHOシネマズすすきのが開業。
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