TOHOシネマズスカラ座
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、東京都千代田区有楽町にある2代目映画館について説明しています。この映画館の前に建っていた初代映画館については「日比谷スカラ座」をご覧ください。

TOHOシネマズ スカラ座

TOHOシネマズ日比谷 Screen12
TOHO CINEMAS SCALA-ZA
TOHO CINEMAS HIBIYA Screen12
TOHOシネマズ日比谷 Screen12がある
東京宝塚ビル

情報
正式名称TOHOシネマズ日比谷 Screen12
旧名称日比谷スカラ座
TOHOシネマズスカラ座
完成2000年
開館2000年12月16日
開館公演「シックス・デイ
ロジャー・スポティスウッド監督)
収容人員491人
客席数固定席489、車椅子席2[1]
設備ドルビーデジタルサラウンドEX、DTSSDDSDLP、VIVEオーディオ[1]
用途映画上映
運営TOHOシネマズ株式会社
所在地100-0006
東京都千代田区有楽町1-1-3
東京宝塚ビル地下1階
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分22.8秒 東経139度45分33秒 / 北緯35.673000度 東経139.75917度 / 35.673000; 139.75917 (TOHOシネマズ スカラ座

TOHOシネマズ日比谷 Screen12)座標: 北緯35度40分22.8秒 東経139度45分33秒 / 北緯35.673000度 東経139.75917度 / 35.673000; 139.75917 (TOHOシネマズ スカラ座

TOHOシネマズ日比谷 Screen12)
最寄駅JR山手線有楽町駅(日比谷口)から徒歩5分
東京メトロ日比谷線千代田線日比谷駅(A5出口)から徒歩約4分
最寄バス停都営バス「日比谷」停留所
都道304号沿い)
東急バス「日比谷」停留所
日比谷通り沿い)
外部リンクTOHOシネマズ日比谷
テンプレートを表示

TOHOシネマズスカラ座(とうほうシネマズ スカラざ、TOHO CINEMAS SCALA-ZA)は2000年12月16日から2018年2月23日まで東京都千代田区有楽町1-1-3の東京宝塚ビル地下1階に在ったTOHOシネマズ株式会社が経営・運営する映画館。現在はTOHOシネマズ日比谷のSCREEN12となっている。
沿革

2000年12月16日:新築となった東京宝塚劇場ビル地下1階に「日比谷スカラ座1・2」開場。スカラ座1のこけら落としは『
シックス・デイ』(ロジャー・スポティスウッド監督)。

2001年7月20日:スカラ座1にて『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)封切。半年に及ぶロングランを記録した。

2005年4月1日:旧東宝会館地下1階にあったみゆき座の閉館に伴い、スカラ座2がみゆき座に改称。これに伴いスカラ座1が「スカラ座」に戻る。

2006年10月1日:運営会社がTOHOシネマズ株式会社に移管される。

2009年2月3日:館名を「TOHOシネマズスカラ座」に改称。

2018年

2月23日:この日まで上映された『祈りの幕が下りる時』(福澤克雄監督)を最後に、TOHOシネマズスカラ座としての営業を終了。

3月29日:スクリーン名を「TOHOシネマズ日比谷 Screen12」に改称。座席数が656から491に減少するが、VIVEオーディオ対応になる。


スクリーン

スクリーン座席数車いす席特別仕様音響設備フロア
スカラ座654→489→4672VIVEオーディオ、プレミアムボックスシート(2023年より)6.1chサラウンドEX
5.1chDTS、SDDS東京宝塚ビル地下1階

概要

2000年12月に新築された東京宝塚劇場ビルの地下1階に再オープン。オープンした時はスカラ座1・2の2館体制で構成されていた。劇場内の椅子の色は1が青で、2が赤である。しかし、2005年3月31日みゆき座が閉館したため、同年4月1日にスカラ座2が「みゆき座」の名称を継承する形で改称し、それに伴いスカラ座1が「スカラ座」となった。

2006年10月1日、東宝株式会社は映画興行部門をTOHOシネマズ株式会社へ吸収分割させた。このため、本施設の運営はTOHOシネマズが引き継くことになった。その後2009年2月3日から「TOHOシネマズスカラ座」の名称に変更され、TOHOシネマズ名のシネコン同様にインターネットチケット販売「vit」、ポイントカード「シネマイレージカード」が導入された。

スカラ座・みゆき座に降りていく階段の屋根周囲は電光掲示板になっている。東宝の直営だった時代は電光掲示板が利用され、公開中の映画を案内していたが、TOHOシネマズに経営権が譲渡されて以降は使用されていない。そのため、TOHOシネマズに経営譲渡されて以降に当劇場に来館するようになった観客で、これが電光掲示板であることを知っている者は少ない。現在はその痕跡のみが残されている状態である。

2018年3月に開業する東京ミッドタウン日比谷内にTOHOシネマズ日比谷が開業するのに合わせて、みゆき座と共に改修しTOHOシネマズ日比谷に合併、一体運営されることになった[2]。スカラ座は『TOHOシネマズ日比谷 SCREEN12』、みゆき座は『TOHOシネマズ日比谷 SCREEN13』に、それぞれ改称され、1955年7月から約63年続いた「スカラ座」の名称が消滅した[3]。映画ファンの中には、建物が別であることや、60年以上も名乗ってきた伝統ある「スカラ座」「みゆき座」の名称が無くなることから、『TOHOシネマズ 日比谷』への集約に反対意見を示す意見も多くあった。スカラ座で4作品の監督映画が上映された宮崎駿監督

本施設は東宝の洋画系で最大のチェーンマスターであった[4]ため、常に洋画の大作・話題作が封切られていた。稀にスタジオジブリ作品など、大ヒットが予想されている邦画も多く封切していた。当劇場はジブリ映画との繋がりが強く「日比谷スカラ座」としてリニューアルオープンして以降『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』『思い出のマーニー』が当劇場をメイン劇場として封切られ、その都度当劇場で舞台挨拶が行なわれてきた[5]。東宝の本拠である東京宝塚劇場の敷地内に同居している劇場ということもあり、東宝系映画館の筆頭劇場に挙げられ、上述したジブリ映画のみならず、他の作品でも舞台挨拶イベントが多く行われることで知られる。また、東宝系の映画の上映館に当劇場が含まれる場合、各映画の公式サイトにおける東京都の上映館一覧には当劇場が必ずトップでクレジットされていた。なお、この上映館一覧でのトップクレジットは『TOHOシネマズ 日比谷』に集約された現在も継承されており、現在は「TOHOシネマズ 日比谷」の名称でのトップクレジット表示となっている。ただし、必ずトップクレジットされるわけではなくなってきている。

2018年3月29日に「TOHOシネマズスカラ座」が「TOHOシネマズ日比谷 screen12」、「TOHOシネマズみゆき座」が「TOHOシネマズ日比谷 screen13」に改称され、劇場名としての「スカラ座」「みゆき座」は消滅した。ただし、TOHOシネマズの公式見解としてはスカラ座・みゆき座ともに閉館扱いはしていないため「TOHOシネマズ日比谷」が後継劇場という扱いである。
主な上映作品
再オープン以降(2000年12月 - 2009年1月)

2000年
シックス・デイ(リニューアル後の第1作)

2001年 クリムゾン・リバーJSA千と千尋の神隠しバニラ・スカイ

2002年 地獄の黙示録(特別完全版)、ビューティフル・マインドスター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(日劇1(現・TC日劇スクリーン1)と同時上映)、K-19

2003年 8 Mileデアデビル踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!リーグ・オブ・レジェンドすべては愛のために


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:41 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef