TOHOシネマズなんば_別館
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TOHOシネマズなんば 別館
TOHO CINEMAS NANBA ANNEX
TOHOシネマズなんば 別館 入口
情報
正式名称TOHOシネマズなんば
旧名称敷島倶楽部
東宝敷島劇場・敷島シネマ
敷島シネポップ1・2・3
完成2000年
開館2000年7月
収容人員(3館合計)480人
設備ドルビーデジタルサラウンドEX、DTSSDDS
用途映画上映
運営TOHOシネマズ株式会社
所在地542-0074
大阪市中央区千日前2丁目11番5号
東宝敷島ビル4階
最寄駅地下鉄なんば駅(2番出口)・近鉄阪神大阪難波駅(18番出口)から徒歩3分
南海難波駅(3階北口)から徒歩4分
最寄IC阪神高速1号環状線15号堺線湊町出入口
外部リンク ⇒TOHOシネマズなんば本館・別館
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TOHOシネマズなんば 別館(とうほうシネマズなんば べっかん)は、大阪市中央区千日前にある東宝系作品を中心に上映する TOHOシネマズ直営の映画館である。
歴史敷島倶楽部時代の1935年に公開されたP.C.L.作品『エノケンの近藤勇』(監督山本嘉次郎、1935年10月15日封切)の宣伝ポスター。

1911年 - 前身となる劇場「敷島倶楽部」開業。当初は芝居小屋だったが、やがて外国映画も上映するようになる[1]

1935年 - 東宝と配給契約を締結。東宝映画のロードショー館となり[1]、その後「東宝敷島劇場」と改称。

1956年 - 改築により「東宝敷島劇場」(洋画系)と「敷島シネマ」(邦画系)の2館体制となる[1]

1999年 - 東宝敷島と敷島シネマを閉鎖・解体する[1]

2000年7月 - 跡地に東宝敷島ビルが建設され、同ビル内に「敷島シネポップ」開業。3スクリーン体制となり再出発。

2006年10月1日 - TOHOシネマズに運営移管。

2010年

4月17日?5月7日 - 黒澤明生誕100周年記念特別上映会が行われ、『デルス・ウザーラ』を除く29作品がシネポップで上映される[2]

7月 - シネポップ開業10周年。

8月21日 - 『×ゲーム』先行上映イベントが開催され、主演の荒木宏文がトークショーを行う[3]。同年9月18日に同作が封切られた際は、出演した菊地あやか仲川遥香[注 1]9月19日に舞台挨拶で来館している[3]

10月3日 - 『怪談新耳袋 怪奇』上映時の舞台挨拶で、主演の真野恵里菜とプロデューサーの丹羽多聞アンドリウが来館[4]


2011年5月20日 - なんばマルイ内のTOHOシネマズなんばと統合し「TOHOシネマズなんば 別館」となる。この頃より全スクリーンがデジタル上映へと移行されている。

概要

「東宝敷島ビル」の4階にある。元々は「敷島興行」という会社が「敷島倶楽部」という館名で独自に経営・運営していた。その後「東宝敷島劇場」(洋画系)「敷島シネマ」(邦画系)の2館体制で数多くのヒット作や大作を上映していたが、経営難などにより1999年に閉館。2000年7月、東宝株式会社が経営を引き継ぎ「敷島シネポップ」に改称しリニューアルオープンした。2006年10月1日、東宝が映画興行部門をTOHOシネマズ株式会社に継承したため、現在はTOHOシネマズの所有となっている。

2003年7月から全席指定・完全入替制となった。このため、チケット売り場で購入できる前売券・株主券などの券は、当日券(時間指定券)に引き替えてから、各劇場に入場するシステムになった。チケット売り場で購入できるチケットは、鑑賞日当日分(当日券の購入)のみと、今後公開の前売券が購入できる。

上映される作品は、それまでは南街会館2004年2月に老朽化のため閉館)で上映された東宝邦画系(特にTOHOシネマズ日劇、スクリーン2系)のムーブオーバー(続映)ものが多かったが、現在は有楽町スバル座TOHOシネマズみゆき座TOHOシネマズシャンテで上映されるミニシアター向けの味のある作品(アート的なもの、女性向けのもの)を中心にしている。

2011年5月20日より、なんばマルイ内にあるTOHOシネマズなんばと統合し、現在の名称に変更した。同チェーンのインターネットチケット「vit」と「シネマイレージ」も導入された[5][注 2]
座席数

スクリーン10(旧シネポップ1)- 185席

スクリーン11(旧シネポップ2)- 176席

スクリーン12(旧シネポップ3)- 119席

※各館とも車椅子用の2席を含む。

※全スクリーンとも5.1チャンネルデジタル上映システムを採用。
脚注
注釈^ いずれも当時AKB48メンバー(公開当時、菊地はチームK、仲川はチームAに在籍)。
^ 但し大々的なアナウンスはないものの、2010年11月から例外的にシネマイレージの1ヶ月フリーパスポートは使用可能であった。しかしながら通常のシネマズと違い購入窓口で提示すればその場で招待券を発行すると言う形となっている。そのため見た映画の履歴をカードに残る事はない。

出典^ a b c d “戦前期日本の映画館写真(5) 大阪 道頓堀・千日前編”. NFCデジタル展示室. 国立映画アーカイブ (2014年8月27日). 2014年10月13日閲覧。
^ “ ⇒黒澤明 -生誕100周年記念特別上映-”. 映画トピックス. 東宝株式会社 (2010年2月15日). 2014年10月13日閲覧。
^ a b“映画「×ゲーム」”. 演劇ニュース (シアターリーグ). (2010年8月26日). ⇒http://www.moon-light.ne.jp/news/2010/08/x-game.html 2017年5月5日閲覧。 
^ “ ⇒私は再度告知する”. 中山市朗ブログ. ライブドア (2010年10月1日). 2014年10月13日閲覧。


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