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THE NEXT GENERATION
パトレイバー
監督押井守
辻本貴則
湯浅弘章
田口清隆
脚本押井守
山邑圭
原作ヘッドギア
出演者真野恵里菜
筧利夫
福士誠治
太田莉菜
田尻茂一
しおつかこうへい
千葉繁
音楽川井憲次
主題歌真野恵里菜
「Ambitious!」(第1-5、7話)
「大切なキセキ」(第8 - 12話)
制作会社東北新社
配給松竹
公開 2014年4月5日(第1章)
2014年5月31日(第2章)
2014年7月12日(第3章)
2014年8月30日(第4章)
2014年10月18日(第5章)
2014年11月29日(第6章)
2015年1月10日(第7章)
2015年5月1日(長編)
2015年10月10日(ディレクターズカット)
上映時間約15分(第0話)
約48分(第1話 - 第11話)
約32分(第12話)
約94分(長編)
約119分(ディレクターズカット)
製作国 日本
言語日本語
製作費22億円(長編含む、全シリーズ)[1]
興行収入1億9300万円(長編)[2]
1400万円(ディレクターズカット)[2]
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『THE NEXT GENERATION パトレイバー 』(ザ・ネクスト・ジェネレーション パトレイバー)は、メディアミックス作品『機動警察パトレイバー』実写版プロジェクトの総称である。『TNGパトレイバー』と略される場合もある。総監督・監督・脚本は、押井守。 1980年代末期から2000年代初頭にかけて制作されたメディアミックス作品『機動警察パトレイバー』シリーズ初となる一般公開を主眼に置いた実写映像作品である。シリーズ全体としては2002年の劇場版アニメ『WXIII 機動警察パトレイバー』以来途絶えていた約12年ぶりの映像劇作品となる。 1998年に『PATLABOR THE LIVE ACTION MOVIE』としてパイロットフィルムが制作された。「CGスタッフの研修」「『G.R.M.』の延長線上」という名目を持ったと同時に『機動警察パトレイバー 2 the Movie』『G.R.M.』で試みた「事前に如何に出来上がりの画面を想定しながら、カメラの位置・キャラクターの立ち位置・背景の置き場所を決め込み、情報量を多くしつつ効率よく作りこむか」というレイアウトシステムとは逆の「ライブ感を重視して制作したために既にある程度出来上がった映像の中に、如何にCGを馴染ませるか」をテーマに習作的に行われた。その時のスタッフとして、CGディレクター・林弘幸、デジタルスーパーバイザー・田中誠一
製作
プロジェクト概要
パトレイバーの初期OVAシリーズが世に出てから25年目を迎えた2013年3月21日に、実写化プロジェクトが正式に発表された。同年9月25日には、実写版の大まかな概要とメインスタッフやキャストが発表された。押井守を総監督に迎え、2014年より短編シリーズおよび、防衛省全面協力の劇場用長編作品(以下「長編版」)が全国の映画館で順次劇場公開された。長編版は短編シリーズより本編時間を長尺化した以外にも、「全編4K撮影およびポスプロ・フィニッシング」「一部上映館では4K解像度で上映」「邦画初のドルビーアトモス(Dolby Atmos)音声上映」など、各種仕様がグレードアップされている。 2014年4月から2015年1月まで、全12話+1話(0話 約15分/1話 - 11話 約48分/12話 約32分)で構成された短編シリーズ作品を7回(7章)に分けて順次劇場公開が行われた。このシリーズは、BSデジタル・スターチャンネルでも随時独占初放送されている。 シリーズ上映後に3か月強のインターバルを置いた後、2015年5月1日に押井が脚本・監督を担当する完全オリジナルの長編劇映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が公開された。同年10月10日には「ディレクターズカット版」が公開され[6]、尺は27分長くなった。公開版にはなかった犯人のバックボーンも描かれ、まったくの別物に仕上がっている[7]。 当プロジェクトは、他アニメ作品の実写版で頻繁にみられる「基本設定のみ共通し世界観・ストーリーは完全に別もの」や「歴代作品のテイストを活かしたリメイク的な作品」とは異なり、過去シリーズの歴史的流れを踏まえつつ、最も未来(2013年)で起こった出来事を描く構想となっている。 過去作品の主な舞台となった警視庁の組織『特科車両二課第二小隊』が引き続き物語の中心に位置し、整備班のメカニックマン『シバシゲオ』も登場。その声優だった千葉繁が主要キャストとしてレギュラー出演する。ただし、主軸となる小隊メンバーは全員総入れ替えされており、設定上は「歴代三代目のメンバーたち」とされている。 これらの設定は、2011年に押井が発表した小説『番狂わせ 警視庁警備部特殊車輛二課』が元となるが、小説版主人公「泉野 明(いずみの・あきら)」は男性であり、本作品とはパラレルワールドの関係となる。基本的には「原作の10数年後」とイメージするのが近いが、シバの年齢も計算が合わないなど、作品群としては矛盾する部分もある。 作品中では劇場版第2作で描かれた柘植のクーデター事件が過去に起こった事件とされているため、劇場版第2作の時間軸から続く物語となっている。第9話でテレビ版第38話・新OVA版13話に登場した地下迷宮が再登場する。 宣伝番組『週刊パトレイバー』(しゅうかんパトレイバー)が、第1章の劇場公開に合わせる形で2014年3月15日(初回放送日)から始まり2015年4月25日(初回放送日)まで1週間毎に新作が作られ、スターチャンネルで放送が行われた。全58回。1回につき放送時間は約10分。 内容は主に作品紹介、舞台挨拶、スタッフや出演者へのインタビュー、実物大イングラムのデッキアップ(出張イングラム)のイベントの模様などで構成されている。キャスターとして西島まどかがレギュラー出演。 西暦2013年の東京。かつて汎用人間型作業機械「レイバー」がバビロンプロジェクトの各種建築などに多用された時代も、すでに過去のものとなっていた。プロジェクトの終息と長引く不況のダブルパンチで運用維持費のハイコストが仇となり、レイバーは東京でその居場所を無くしてしまったからだ。 そして、レイバー犯罪に対抗する形で警視庁に作られたパトロールレイバー隊も存在意義を失い、縮小の一途をたどっていた。第一小隊は解隊され、今ではレイバーの運用スキルを後世に継承するという名目で、辛うじて「第二小隊」だけがお台場の埋立地に存在している。
作品上映・放送スケジュール
シリーズ作品との関連性
関連番組
ストーリー
短編シリーズ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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