THE BLACKLIST/ブラックリスト
The Blacklist
ジャンル犯罪
サスペンス
アクション
原案ジョン・ボーケンキャンプ
監督ジョー・カーナハン
出演者ジェームズ・スペイダー
メーガン・ブーン
ディエゴ・クラテンホフ
ハリー・レニックス
ライアン・エッゴールド
作曲ジェームズ・S・レヴィン
『THE BLACKLIST/ブラックリスト』(原題:The Blacklist)は、2013年9月23日から2023年7月13日までNBCで放送されたアメリカ合衆国の犯罪サスペンステレビドラマシリーズである。ジェームズ・スペイダー主演。 ジェームズ・スペイダー演じる、元海軍軍人で国際的な犯罪者のレイモンド・レディントン(通称レッド)が自らFBIに出頭し、免責と引き換えに情報提供を申し出る。自分の知る凶悪犯罪者の「ブラックリスト」に基づき、FBIに協力し様々な事件解決をしていく。当初からレッドはエリザベス・キーン(通称リズ)捜査官に特別な好意を寄せ、やがてリズとレッドの関係や国際的な陰謀が明らかになっていく。 企画、脚本はジョン・ボーケンキャンプ
概要
日本ではスーパー!ドラマTVにて2013年11月20日からシーズン1が、2015年2月17日からシーズン2が、2016年1月26日からはシーズン3が、2017年1月31日からはシーズン4が、2018年1月30日からはシーズン5が、2019年4月30日からはシーズン6が、2020年4月28日からはシーズン7が、2021年5月25日からはシーズン8が、2022年5月31日からはシーズン9が、2023年7月25日からはシーズン10が放送されている[6]。
2015年11月11日から2016年4月26日まで日本テレビでもシーズン1が放送された。2016年12月7日からテレビ東京(『ランチチャンネル』枠)でもシーズン1、シーズン2が放送された。2022年10月8日からテレビ北海道でもシリーズ1が放送された。Dlife(ディーライフ)でもシーズン1から3が放送された。 国際的な凶悪犯罪に関わり指名手配されていたレッドが、突如FBIに出頭し、自分が関わった凶悪犯罪事件の犯人の「ブラックリスト」の情報に基づき、免責と引き換えに事件解決に協力すると申し出る。自分との連絡担当にはその日配属されたばかりの新米捜査官、リズを指名する。レッドの情報提供に基づく事件解決のため、FBIの特別チームが結成される。リズの出生の秘密にレッドが関わり、またリズの夫のトムが身元を偽っていることが明らかになる。 FBI特別チームがレッドの助けで事件解決を続ける一方、リズはトムを捕え幽閉して尋問する。トムは殺人を犯して逃げ出し、リズは訴追されそうになるが、トムが戻って愛するリズのために証言する。レッドの身の安全は、各国政府に入り込み、暗殺やテロを繰り返してきた秘密組織「結社」の活動記録である「フルクラム」を所有するふりをすることで守られてきたが、フルクラムはずっとリズの手元にあったことがわかる。結社の罠にかけられFBI最重要指名手配犯となったリズは、結社のメンバーであるコノリー司法長官を殺害する。その際に幼かった自分が母親を守るために父親を射殺した記憶を取り戻し、レッドと共に逃亡する。レッドは選りすぐりの記者11人を世界中から集め、結社の秘密を世界中に暴露する。特別チームのリーダーのクーパーはリズをかばうためコノリー殺害は自分の仕業だと自供して辞職し、ドナルドが後任となる。 司法長官殺害容疑をかけられたリズは、レッドと共に逃亡者となる。ドナルドが指揮して二人の大規模な追跡捜査を行う一方で、結社もレッドとリズの命を狙う。レッドは司法取引の材料を手に入れてリズを自由とし、結社の「局長」を殺す。クーパーは特別チームに戻るが、リズはFBIには戻れない。リズは命を狙われ続け、トムとの娘アグネスを出産した後に、レッドの死体始末屋のミスター・キャプランがレッドをも欺いて産褥死を偽装し身を隠す。だが億万長者で犯罪者であるリズの父親アレグザンダー・カークが現れてリズを拉致する。 レッドとチームの努力により、リズとアグネスはカークの元から解放される。レッドは自分を欺いたミスター・キャプランを撃って森に放置する。難病のカークを救うためにリズは骨髄提供を承諾するが、遺伝子検査で親子関係はないことが分かる。リズはトムとアグネスとの普通の生活を取り戻し、レッドの策略により大統領の恩赦を得てFBIに復帰する。一命を取りとめたミスター・キャプランはレッドへの復讐をはかり、仲間を殺し資金を奪い過去の犯罪を明るみにし、あらゆる手段でレッドを追い詰めるが、敗れて自殺する。リズはレッドが父親であることを知る。ドナルドは誤ってヒッチンを殺してしまう。 財産と組織を失ったレッドは犯罪帝国の再建を図る。ドナルドはヒッチン殺しの証拠隠滅を依頼した男に脅される。トムはレッドの警告を無視してミスター・キャプランから譲られたスーツケース内の人骨を調べ、イアン・ガーヴェイに殺されて骨を奪われる。リズも重傷を負い、昏睡状態から覚めた後は夫の仇を追う。レッドの別の娘ジェニファーが現れる。トムの仇が死んだのちは、レッドとリズはそれぞれ骨の行方を追う。レッドは骨を取り戻して処分するが、その前にリズは骨が自分の父親である本物のレッドのものであり、今まで知っていたレッドは偽者であることを知る。 リズとジェニファーは協力して(偽の)レッドの正体を探る。二人の通報により、レッドは未登録の銃を所持していた容疑で逮捕され、免責契約違反をしたため裁判の対象となり死刑を宣告される。処刑の直前、レッドのつかんだ政府の陰謀の証拠を使ってクーパーが大統領を脅し、レッドは釈放される。陰謀の中心人物の司法長官代理マクマーンがチームを指揮下に置く。危険な目に遭ったジェニファーは去る。記憶を失い始めたサマルは、機密漏洩を恐れたモサドに狙われて、恋仲のアラムとも別れてひとり身を隠す。リズの通報を隠したデンベはレッドの元を去るが、リズは自ら告白する。リズは祖父ドミニクからリズ自身が本物の父レッドを殺し、母カタリーナの恋人のイリヤ・コズロフがレッドになりすましてきたと聞く。レッドとチームは大統領が夫人の暗殺を謀った陰謀を暴く。レッドはパリでカタリーナに麻酔を注射される。 カタリーナはレッドを捕えて尋問するが逃げられる。カタリーナは次にイリヤ・コズロフを捕えて尋問しながら、娘アグネスのベビーシッターとなってリズに接近し、レッドがイリヤ・コズロフだというのはドミニクの嘘だと言う。レッドは逆にカタリーナを探し追い詰めてイリヤを取り戻すが、カタリーナはその目の前で自死を偽装する。イリヤは失踪する。リズは真実を知るため、レッドではなくカタリーナの側に付こうと決める。アラムは潜入捜査で知り合った、植物人間状態の夫をもつ女性エロディーと恋仲になるが、夫殺しを知って別れる。パク捜査官がチームに加わる。 リズと母カタリーナは協力して病気のドミニクを誘拐し尋問するもドミニクは死ぬ。レッドはリズの目の前でカタリーナを射殺する。レッドを逮捕しないFBIに失望したリズはレッドへの復讐を誓って辞職し姿を消す。レッドはリズをブラックリストに載せて探すがチームは追及を躊躇する。リズは犯罪を犯し、レッドの手下と資金を奪う。ソ連崩壊時に13パケットの重要情報「サコースキー・アーカイブ」を盗んだKGBのスパイ"N13"を家族の敵として恨むタウンゼントに接近し、N13はカタリーナではなくレッドだと説得して助力を得る。だがレッドの友人のステパノフとからリズがレッドの娘だと聞いたタウンゼントは豹変し、リズを殺そうとする。パナベイカーも、危険すぎる存在となったリズの抹殺指令を出す。レッドはリズに、自分が射殺したのは偽カタリーナであり本物は生きていると言う。リズを襲撃したタウンゼントをレッドが殺す。病気で死期の近いレッドは、自分を殺して犯罪帝国を継ぐようリズに求める。だがリズはレッドと自分の正体を知らないままにタウンゼントの手下ヴァンダイクに殺される。
あらすじ
シーズン1のあらすじ
シーズン2のあらすじ
シーズン3のあらすじ
シーズン4のあらすじ
シーズン5のあらすじ
シーズン6のあらすじ
シーズン7のあらすじ
シーズン8のあらすじ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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