THE_BAYS
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この項目では、横浜市の建築物について説明しています。イギリスの音楽グループについては「The Bays」をご覧ください。

THE BAYS

情報
旧名称日本綿花横浜支店
大蔵省関東財務局横浜財務事務所
ZAIM
旧用途事務所
設計者渡辺節
施工佐伯組
建築主日本綿花
事業主体横浜DeNAベイスターズ
構造形式鉄筋コンクリート構造
建築面積382 m² [1]
延床面積1,953 m² [1]
状態完成
階数地上4階、地下1階
竣工1928年2月
開館開所2017年3月
所在地231-0021
神奈川県横浜市中区日本大通34
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度26分42秒 東経139度38分29.7秒 / 北緯35.44500度 東経139.641583度 / 35.44500; 139.641583 (THE BAYS)座標: 北緯35度26分42秒 東経139度38分29.7秒 / 北緯35.44500度 東経139.641583度 / 35.44500; 139.641583 (THE BAYS)
文化財横浜市指定有形文化財
指定・登録等日2013年11月15日[2]
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THE BAYS(ザ・ベイス)は、横浜DeNAベイスターズが運営する、スポーツを軸にした複合施設である。ベイスターズの本拠地である横浜スタジアムから、通りを1本隔てた隣接地に位置する。
歴史

大阪に本社を置く日本綿花(現:双日)は1918年大正7年)に横浜出張所を開設し、生糸の取引を開始した。第一次世界大戦後は、敵国財産として政府の管理下にあったドイツのアーレンス商会の、山下町に所在した事務所・倉庫を譲り受け横浜支店として使用していたが、1923年関東大震災で焼失した[3]。震災後は横浜公園近くの現在地に新たな横浜支店を建設した。第二次世界大戦後は進駐軍により接収され、物資集散拠点として使用された。1954年昭和29年)に日本政府が買収。1960年(昭和35年)より事務所棟が関東財務局1964年(昭和39年)からは倉庫棟が労働基準局の庁舎として使用された。1993年平成5年)に両庁舎が横浜第二合同庁舎に移転したあと、1997年(平成9年)から横浜地方裁判所建て替えのため仮庁舎となる。2003年(平成15年)に横浜市が取得し、2005年(平成17年)8月から12月にかけて横浜トリエンナーレの拠点、2006年(平成18年)4月から2010年3月までは文化・芸術の創造拠点「ZAIM」として活用された[1]2014年8月からプロポーザル方式による旧事務所棟部分の活用事業者の公募が行われ[4]有隣堂グループによる、書店を中核とした提案や、東急不動産によるクリエイターのインキュベーション施設など9者の応募から、スポーツとクリエイティブを組み合わせた提案を行った横浜DeNAベイスターズが選定された[5]
THE BAYS

本施設は、隣接する横浜公園および横浜スタジアム横浜市庁舎移転後の跡地活用や横浜文化体育館の再整備を見据えた「横浜スポーツタウン構想」の主要な拠点の一つとなる[6][7]

2017年1月12日、横浜DeNAベイスターズは施設名称を「THE BAYS」とする旨を発表した。この名称には、横浜スポーツタウン構想の基地(BASE)、横浜DeNAベイスターズ (BAYSTARS)、横浜港 (BAY) などの意味が込められている[8]

1階には「Lifestyle Shop +B(プラス・ビー)」と「Boulevard Cafe &9(アンド・ナイン)」がある。「Lifestyle Shop +B」は横浜スタジアムから移転したショップであり、単に応援グッズにとどまらない、日常生活で使えるアパレル日用品を販売している。「Boulevard Cafe &9」では球団の青星寮で若手選手に提供しているカレーライスや、ベイスターズオリジナル醸造のクラフトビールなどを販売。主催試合開催時には店内でライブビューイングが行われる[9][10]。2階の「CREATIVE SPORTS LAB」は、主にクリエイティブ企業や大学の研究室、個人のクリエイターなどが使用するシェアオフィスとなっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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