THE_BATMAN-ザ・バットマン-
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しかし、2017年頃にアフレックは監督・脚本を降り[14][15]マット・リーヴスが新たな監督・脚本に就任した[16][17][18]。その後も暫く主演はベン・アフレックのまま製作されていたが[19]、2019年1月にアフレックは出演しないことが明かされ[15][20]、同年5月にロバート・パティンソンがバットマン役に選ばれたことが報じられた[21]。こうして本作は、若き日のバットマンに焦点を合わせ、バットマンの探偵としての側面を強調した、バットマン映画フランチャイズのリブート作品として作られることとなった[22]

更なるキャスティングは2019年末までに行われ、プリンシパルフォトグラフィーは2020年1月にロンドンで開始された。3月に新型コロナウイルスの世界的流行の影響で製作が中断されたが、9月に再開され、2021年3月に撮影が終了した。

予告編や作中では、伝説的なロックバンド「ニルヴァーナ」の「Something In The Way」が印象的に使用される。監督のリーヴスは、主人公であるブルース・ウェインにカート・コバーンのイメージを重ねて、この映画を製作した[23]
公開

全米公開は当初2021年6月25日の予定であったが、新型コロナウイルスの世界的流行の影響で同年10月1日に延期され[24][25]、その後、2022年3月4日に再延期された[26]。日本では1週間遅れの2022年3月11日に公開[27]

ロシアでは2022年3月3日に劇場公開される予定だったが、前月に発生したロシアによるウクライナ侵攻を受けて、同国での劇場上映を一時保留にすることを同月1日に発表した[28]
評価
作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、499件の評論のうち高評価は85%にあたる426件で、平均点は10点満点中7.6点、批評家の一致した見解は「不気味で冷徹、そして人の心をつかむスーパーノワールである『THE BATMAN?ザ・バットマン?』は、『ダークナイト』の実写化作品としては最も暗く希望のない、そして最もスリリングで野心的な作品の1つである。」となっている[29]Metacriticによれば、68件の評論のうち、高評価は53件、賛否混在は12件、低評価は3件で、平均点は100点満点中72点となっている[30]
受賞・ノミネート

賞授賞式部門対象結果
第95回アカデミー賞2023年3月12日メイクアップ&ヘアスタイリング賞THE BATMAN-ザ・バットマン-ノミネート
音響賞ノミネート
視覚効果賞ノミネート

関連作品
DCユニバース

本作と本作の続編及び派生作品で構成される「バットバース」と並行して製作される、DCコミックス原作のフランチャイズ。

DCユニバースにおいてバットバースは、DCユニバースのメインシリーズとは別の世界観を持つ「DCエルスワールズ」の1シリーズと設定されている。詳細は「DCユニバース (DCスタジオ)」を参照
出典^ “The Batman” (英語). The Numbers. 2022年10月27日閲覧。
^ a b “The Batman” (英語). Box Office Mojo. 2022年10月27日閲覧。
^キネマ旬報』 2023年3月下旬特別号 p.37
^ February 16, Chancellor Agard. “Knight Moves: Robert Pattinson and Zoë Kravitz take flight in 'The Batman'” (英語). EW.com. 2023年2月5日閲覧。
^ a b c d e f g h 今井優 (2022年2月14日). “櫻井孝宏、ファイルーズあい、石田彰、金田明夫ら『ザ・バットマン』吹き替え声優発表”. シネマトゥデイ. https://www.cinematoday.jp/news/N0128576 2022年2月14日閲覧。


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