THEビッグオー
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THEビッグオー
ジャンルロボットアニメハードボイルド
アニメ
原作矢立肇片山一良
監督片山一良
シリーズ構成小中千昭、片山一良
キャラクターデザインさとうけいいち
メカニックデザインさとうけいいち
音楽佐橋俊彦
アニメーション制作サンライズ
製作バンダイビジュアル、サンライズ
放送局WOWOW(ほか、放送局参照)
放送期間first season:
1999年10月13日 - 2000年1月19日
second season:
2003年1月2日 - 3月27日
話数全26話
漫画
原作・原案など矢立肇
作画有賀ヒトシ
出版社講談社
掲載誌月刊マガジンZ
発表期間1999年7月 - 2001年10月
2002年11月 - 2003年9月
巻数全8巻
小説:パラダイム・ノイズ
著者谷口裕貴
イラスト新間大悟、佐伯経多
出版社徳間書店
発売日2003年7月16日
巻数全1巻
話数1話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『THEビッグオー』(ザ ビッグオー)は、1999年10月13日から2000年1月19日までWOWOWで放送されたロボットアニメ2003年には続編『THE ビッグオー second season』が放送された。

記憶を失った街「パラダイム・シティ」で、ネゴシエイターとして働く男、ロジャー・スミスと、彼が乗り込む巨大ロボット、ビッグオーの活躍を描く作品。1960年代、1970年代のロボットアニメや特撮へのインスパイアが作品の味となっている[1]。当初は全13話・未完で終わる予定だったが、アメリカでの好評を受けて第2期が製作された。
ストーリー

今から100年後、かつてマンハッタンと呼ばれていた「記憶喪失の街」パラダイムシティ。この街の住人は、40年前に起きた“何か”によって、パラダイムシティを残し他全ては死滅、そしてそれまでの記憶(メモリー)を「その“何か”に関する事も含めて」全て失っていた。

主人公のロジャー・スミスは、パラダイムシティで凄腕のネゴシエイターとして仕事をしている。だがしかし、そんな街において交渉だけで事が済む場合は少なく、荒っぽい暴力に訴えてくる相手も多い。そんな時、彼はメガデウス・ビッグオーを持ち出し、力に力で対抗する。
first season
ある日、令嬢人質誘拐事件での交渉をロジャーが担当することにより、その令嬢、アンドロイドであるドロシーと知り合う。ビッグオーによってこの事件を解決した後、ドロシーはロジャー邸に住むことになり、二人で行動するようになる。ドロシーの誘拐犯であるベックとは度々顔を合わせることになる因縁の仲となる。パラダイムシティを支配する電力会社であるパラダイム社に潜伏する謎の女エンジェルはパラダイム社の意向と自身の思惑を絡めつつメモリーを求め、ロジャーに接触してくる。パラダイム社代表アレックスはメモリーを支配下に置くことにより、全てを意のままにしようと、ロジャーを監視する。40年前の真実を求める怪人シュバルツバルトはメガデウスを使って忌まわしい記憶を呼び覚まそうとし、ロジャーと対決。爆破テロによって存在しないはずの「異国」の影もちらつき始める中、連続殺人事件によってロジャー自身もメモリーを持っていたことが明らかとなり、この街の謎と対峙せざるを得なくなる。全てを知っていると思しき引退したパラダイム社会長、ゴードンに話を聞きに行くが、彼はロジャー自身が真実を知るべきだと諭す。そして彼自身も殺されそうになるところをビッグオーの意思により助けられる。その時海の向こうからメガデウスが出現する。ロジャーは自由を守るために、異国のメガデウスに立ち向かう。
second season
ロジャーは異国のメガデウスとの戦闘中、意識を失い異世界を放浪したことで、彼自身が今まで考えることを避けてきたものであるメモリーと向き合うことを決心する。アレックスは新しい部下、アランを傍に置き、ロジャーの行く先々に現れる。メモリーの悪夢におびえ、自身もメモリーを移植された「トマト」に過ぎないかもしれないとの考えはロジャーの自信を失わせる。エンジェルとの関係も縮まるが、ロジャーはドロシーを思うとそれ以上深くなることができず、エンジェルも失望するのだった。廃墟では異国の者達の集会「ユニオン」が招集され、エンジェルとアランはユニオンの一員だったことが発覚。アレックスがユニオンとの契約を反古にしたことに対し、ユニオンのリーダー、ヴェラはメガデウスを使ってパラダイム社に逆襲しようとするが、アレックスの搭乗したビッグファウがそれを一蹴。しかし不完全な状態だった為、暴走する騒ぎが起こる。その後アレックスの目論見によりユニオンはあっという間に崩れ去り、エンジェルは軍警察から追われる身となり、街を放浪する。ビッグファウ再起動にはドロシーが内蔵するコアメモリーが必要なため、ロジャー邸が襲撃され、ドロシーが強奪される。地下ではちっぽけなセットを発見し、世界を信じられなくなったエンジェルの心と共にパラダイムシティも崩壊し始め、正体を現す。ロジャーは地下でゴードン、ヴェラ、エンジェルと再会し、メモリーの意味を知る。ビッグファウで街を再び破壊しようとするアレックスにロジャーは立ち向かうが強化を重ねたビッグファウに圧倒され、海に深く沈む。ドロシーの救助により再起したビッグオーはファイナルステージでビッグファウを半壊せしめるが、まだアレックスは倒れない。その時ビッグヴィヌスが出現し、パラダイムシティを消し去ろうとする。ロジャーはそれがエンジェルであることを認め、彼女に対してこの世界と存在を肯定するよう説得する。思いが通じたのか、パラダイムシティは再生され、ロジャーは交渉人として、ドロシー、エンジェルを伴い仕事をしている。
登場人物
ロジャー・スミス(Roger Smith)
- 宮本充本作の主人公。パラダイム・シティ随一のネゴシエイター。25歳独身。かなりの大柄。髪型はオールバック。元パラダイム・シティ軍警察で、退役時は中尉だった。元は銀行だった建物に居を構える。紳士フェミニストを自負し、彼の屋敷に無条件で入れるのは女性だけ。一見その通りのようだが頭に血が上りやすく、女性に対しても初対面では紳士的だが親しくなっていくにつれ本性が出てくる。ドロシーの無愛想ぶりと目覚めのピアノには閉口している。“彼女”に対しては愛情を抱いており、危機に晒されると激昂する。また危険だと分かっていながらメモリーの交換は行わない。病的なまでに黒を好み、彼の掲げるルールに則りドロシーやノーマンの服も黒を基調としている。ドロシーからは“服の趣味は最低”と言われる。フォーマルウェアを好むため、黒の背広姿が圧倒的に多く黒手袋をはめる。スラックスにはサスペンダーを着用する。ネクタイは黒地に白いストライプ。“クリスマスプレゼント”を購入しようとしたドロシーがネクタイ探しに苦労していた。ガウンや寝間着までも黒。性格はへそ曲がり。クライアントの要望には、たとえ殺害され故人となっていても全力で応えるが、物事を強制されること、そして街の支配者たるパラダイム社を何より嫌う。交渉においては武器を一切所持せず、一人で複数の相手をねじ伏せるだけの体術も身につけている。銃は持たない主義。そのせいで劇中何度も危機に陥るが、ドロシーやビッグオーの力で乗り切っている。様々な機能を搭載した愛車「グリフォン」に乗って、仕事現場に向かう。彼だけがドロシーを抱き上げることができたり、鉄の枷を身一つで破壊するなど人間離れした怪力を発揮する描写がある。砂時計の収集と作成が趣味。料理も行うことがあり、ノーマンを手伝うことも。油絵(肖像画)も描くが作風はモディリアニに酷似している。ウィスキーを愛飲する。ドラマCDによるとナイトキャップはミルクとチョコレートであるという。ザ・ビッグの一体、ビッグオーを操るメモリーを持つ。危機に際しては腕時計でノーマンに連絡を取りビッグオーを呼び出す。だが、ビッグオーが自らの意志で救援に駆け付けることも。しかし、ビッグオーの備えている機能を全て把握していない。Act:13のロジャーの悪夢(またはメモリー)の中では大都市を破壊する大量のザ・ビッグのシーンがあり、これがいわゆる「40年前の何か」ではないかと考えられる。40年前若きゴードンと「この世界を演出する存在と交渉する」という契約を交わしており、写真も残っている。物語終盤でその写真を見たロジャー自身が40年間自分がずっと同じ姿であると発言しているが、その理由は自覚しておらず作中深く語られない。機械によるロジャー型アンドロイド大量生産のメモリーから、またロジャーがエンジェルと交渉している時に別の場面でもエンジェルの肩に手を置くロジャーが登場するなど、最も謎多き人物である。メインライターの小中千昭は彼をフランツ・カフカの作品におけるヨーゼフ・Kだと自身のウェブサイトで述べた。first season制作時から、さとうけいいちが描くロジャーと設定画が乖離しており、毎回作画監督によって顔の造形が微妙に異なっていた。唯一、second season開始にあたりデザインが描きなおされたキャラクターである。
グリフォン(Griffon)
ロジャー専用の自動車。黒塗りの2ドアセダンクーペにも分類できる形状だが、劇中では「セダン」と呼ばれている)。


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