THAT'S_ENKA_TAINMENT?ちょっと唄っていいかしら??
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THAT'S ENKA TAINMENT
?ちょっと唄っていいかしら??
別名エンカメ
ジャンル
音楽番組
バラエティ番組
ディレクター濱田崇充
大野祐司

出演者友近
ナレーター三代澤康司
オープニング友近「恋のほたるまち」
エンディングエンディングテーマを参照
国・地域 日本
言語日本語
製作
制作エー・ビー・シーメディアコム
ディヴォーション
(共に制作協力)
製作朝日放送テレビ

放送
放送局朝日放送テレビ
映像形式16:9
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2009年10月11日 - 2018年9月27日
エンカメ

第1期
プロデューサー板井昭浩
小田部拓
放送期間2009年10月11日 - 2010年2月28日
放送時間日曜 1:00 - 1:25(土曜深夜)
放送分25分
回数20

第2期
プロデューサー鳥海久慎
中川貴史
放送期間2010年3月5日 - 2014年10月3日
放送時間金曜 1:38 - 2:13(木曜深夜)
→金曜 1:39 - 2:14(木曜深夜)
放送分35分

第3期
プロデューサー鳥海久慎
中川貴史
放送期間2014年10月9日 - 2018年9月27日
放送時間木曜 1:39 - 2:14(水曜深夜)
放送分35分
特記事項:
制作局に関しては、2018年3月29日(本番組の2017年度最終放送日)までは、同年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更並びに分社化前のため、朝日放送(現:朝日放送グループホールディングス)。
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『THAT'S ENKA TAINMENT?ちょっと唄っていいかしら??』(ザッツ・エンカ・テイメント?ちょっとうたっていいかしら??)とは、朝日放送テレビ[注 1]2009年10月11日から2018年9月27日まで深夜に放送されていた音楽バラエティ番組である。略称は『エンカメ』。

ピン芸人友近が単独では初めて司会を務めたレギュラー番組[1]。彼女が「水谷千重子」という芸歴50年のベテラン演歌歌手風のキャラクターに扮し、ゲスト歌手とのトークやロケ企画に臨んだ。
内容

毎回一組の演歌歌手(基本的に2週出演)をゲストに迎え、さまざまな切り口でその素顔に迫る。ゲストには番組タイトルに因み、色紙に亀のイラストを描いてもらい、それをセットに飾っていく[注 2]。また堀内孝雄の出演回からは、次にゲスト出演する歌手へメッセージを書き残している。

番組タイトルにもあるように、友近はトークの聞き手にまわるだけでなく、自らマイクを手に歌うのが特徴。また第1回・第2回・第3回の放送では、北島三郎をはじめとする演歌歌手からの番組開始を祝うVTRが放送された。

2010年2月28日までは、毎週日曜日1:00 - 1:25(土曜日深夜)に放送されていたが、2010年3月5日からは、毎週金曜日1:36 - 2:13(木曜日深夜)に放送日時が変更され、2014年10月9日からは、毎週木曜日1:39 - 2:14(水曜日深夜)に変更された。オープニングでは、友近が歌うテーマ曲「恋のほたるまち」が使用され、金曜日未明(木曜日深夜)放送へのリニューアル1回目の放送ではゲストの五木ひろしの前で歌唱した[2]。また番組とのタイアップで、3月限定で「bijin-tokei×ABC」に出演した[3]

その一方で、放送が回を重ねるうちに、秋山竜次ロバート)による「倉たけし」、バッファロー吾郎による「八公太郎」、宮迫博之雨上がり決死隊)による「春澪」といった演歌歌手風のキャラクターや、「六条たかや」(チュートリアル徳井義実が扮するベテラン俳優風のキャラクター)が相次いで誕生。番組を大いに賑わせたばかりか、「水谷千重子」を交えたコンサートツアーの開催や、デュエット曲のリリースなどにまで発展した。

当初は関西ローカルであったが、2010年4月からは友近の出身地である愛媛県の系列局・愛媛朝日テレビ青森朝日放送でも放送されていた。

ゲストは来局時に、朝日放送ラジオの生番組に出演することがある。例えば2015年1月28日来局の川中美幸、同年3月11日来局の山川豊は『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』のエンディングと『桑原征平粋も甘いも』のオープニングに続けて出演した。

制作局の朝日放送テレビでは、2018年9月27日で放送を終了。同月には、「水谷千重子ツアーin愛媛」(愛媛朝日テレビの協力によるロケ企画)の模様を、4回にわたって放送した。ちなみに友近は、当番組の終了に際して、「『永遠と続く番組だ』と勝手に思っていただけに、(9年間で終わることへの)ショックは大きい。ゲストの方々が本当に面白くて素敵だった。このような番組が世の中になかったのに、(終了するのは)残念過ぎるので、いつか復活させたい。アイウィルビーバッグ」とのコメントを「水谷千重子」名義で寄せた[4]
ラジオでの姉妹番組

朝日放送ラジオでは、旧朝日放送時代の2010年4月から2018年9月まで、『エンカメ』の姉妹番組を放送している。2012年9月までは『エンカメ・こころの歌』(土曜22:00 - 22:30、パーソナリティ・波江野陽子)であったが、2010年4月からは、放送時間を土曜深夜(26:30 - 27:00=日曜2:30 - 3:00)に移したうえで、『友近のサタデーミュージックボックス』を編成している。

友近は『サタデーミュージックボックス』のうち、前半(約20分間)およびエンディングに本人、後半(約8分間)に「水谷千重子」名義で単独出演。後半を「水谷千重子のよっこいしょラジオ」と称していたため、同コーナーが始まる直前に、友近が「ここからは水谷千重子先生の登場です。先生?!」と呼び掛けるパターンが定着していた。また、収録に使用する朝日放送ラジオのスタジオで、『エンカメ』向けのコーナーやインタビューを収録することもあった。

友近は、2018年9月15日深夜放送分の『サタデーミュージックボックス』で、同番組および『エンカメ』が同月限りで終了することを発表。『サタデーミュージックボックス』については、同日放送分で、友近名義での出演を終えた。なお、最終回(9月29日)および直前回(同月22日)には、「水谷千重子」として全編に登場。「八公太郎」や「倉たけし」をゲストに迎えていた。
出演者
司会

友近

主なエンカメ企画
現在のエンカメ企画
エンカメ?演歌トリップ?
毎回ある年の
USEN年間リクエストランキングベストテンを振り返る。ただし、2009年12月26日放送はNHK紅白歌合戦で何度も歌われた歌トップ6のランキングを放送。2010年2月6日放送からはテーマに沿った好きな楽曲を街頭アンケートし、トップ5(VTRの最後ではトップ10を表示)のランキングを放送。ランクインされた各楽曲のうち、演歌・歌謡曲のみ近畿地区にあるカラオケ喫茶・スナックの協力のもと、客たちが歌っているVTRが放送される。またトップ10の中から1曲友近が歌う。
ドンマイ千重子のよっこいしょラジオ
「秋川さん ちょっとご挨拶いいですか?」の後継コーナー。演歌歌手がベテラン演歌歌手・水谷千重子のラジオ番組にゲスト出演し、自身の曲を紹介する。演歌歌手には、水谷千重子が考えたキャッチコピーが書かれた色紙が贈られる。
エンカメ?あの頃 写真館?
演歌歌手の懐かしい写真を見ながらトークを繰り広げる。友近の懐かしい写真が紹介されることもある。
エンカメ?好きなもの写真館?
演歌歌手の好きなものの写真を見ながらトークを繰り広げる。
エンカメ?演歌検定?
演歌歌手のエピソードから、穴埋め問題が5問VTRで出題される。各問題につき解答時間は10秒。その後、スタジオで正解が発表され、その正解数によって、以下の評価が下される。

正解数01?2345
評価勉強不足まだまだ演歌初心者ただの演歌好きよ!演歌通!すごい!演歌界のドン

輝く!エンカメアンケート大賞
毎回設けられたテーマの大賞に演歌歌手を5名勝手にノミネートし、街頭アンケートで大賞を決める企画。最初に10票を集めた演歌歌手が大賞受賞者となる。受賞した演歌歌手には番組から後日カメのキャラクターをかたどったトロフィーを勝手に贈呈する[注 3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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