TENET_テネット
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演 - ディンパル・カパーディヤー(英語版)、日本語吹替 - 高島雅羅[5]サンジェイ・シンの妻で、夫の組織の実権を握っている。主人公との接触を経て協力するTENETの主要メンバーだが、主人公がキャットを巻き込む事に対しては、TENETの秘密主義にそぐわないとして反対の立場を示す。TENETの真の"黒幕"がプリヤとは別にいることを主人公に見抜かれている。
マヒア
演 - ヒメーシュ・パテル、日本語吹替 - 藤田大助[5]ニールから依頼されオスロ空港の作戦に飛行機班として協力する男。再び依頼され、スタルスク12の作戦にて、ポンペイのヨットへキャットを誘導する役目を担う。
バーバラ
演 - クレマンス・ポエジー、日本語吹替 - まつだ志緒理[5]時間を逆行する武器と未来から送られてきた第三次世界大戦の遺産を研究するTENETの女性科学者。
アイブス
演 - アーロン・テイラー=ジョンソン、日本語吹替 - 小松史法[5]プリヤ直属の部隊の指揮官。スタルスク12の戦いでは、順行状態・赤チームの隊長を務める。任務に忠実であると同時に、スタルスク12の別働作戦で"生きて戻れない作戦"に仲間は寄越さず自分だけで進めようとする一面もある。
フェイ
演 - マーティン・ドノヴァン、日本語吹替 - 伊藤和晃[5]主人公をTENETに勧誘し、第三次世界大戦を防ぐ任務を与える男。
マイケル・クロズビー卿
演 - マイケル・ケイン、日本語吹替 - 青森伸[5]MI6の連絡役で、ロンドンで主人公に情報提供を行う。ブルックス・ブラザーズのスーツを着て現れた主人公の出で立ちを、大富豪たるセイターと会うには不相応だとの皮肉を込めて指摘し、クレジットカードを渡す英国紳士。
ボルコフ
演 - ユーリー・コロコリニコフ(英語版)、日本語吹替 - 拝真之介[5]口数の少ないセイターの忠実な部下。スタルスク12の戦いではセイターの直命を受けて、完成させたアルゴリズムを未来人に送るためのタイムカプセルを埋蔵しようとする。
ホイーラー
演 - フィオナ・ドゥーリフ、日本語吹替 - 行成とあ[5]アイブスと同じくプリヤ直属の部隊の傭兵。タリンで逆行世界のルールを主人公に教授する。スタルスク12の戦いでは、逆行状態・青チームの隊長を務める。
サンジェイ・シン
演 - デンジル・スミス(英語版)、日本語吹替 - 加藤亮夫[5]ムンバイの武器商人。組織の実権を握っている妻のプリヤにとっての"商売の顔"に過ぎず、取引の内容を口外する事を頑なに拒む。
クラウス
演 - ジャック・カットモア=スコット、日本語吹替 - 落合佑介[5]オスロ空港内のフリーポートのスタッフ。ニールの倉庫内の消火設備を拝見したいという質問に対し「窒息したら大変なのでオススメしない」、個人的な考えとして「依頼主にとって大事なのは我々従業員ではなく、保管している美術品だ」と軽口も言える。
マックス
演 - ロウリー・シェパード、日本語吹替 - 飯沼南実[5]キャットとセイターの息子。キャットがセイターから逃げられないようにするための人質同然だが、同時にセイターもマックスを愛してる事を仄めかしている。
製作
製作準備段階

脚本と監督をこなしたクリストファー・ノーランは、TENETの背後の着想を20年間に渡って温めたが[6]、「私はこの脚本の練り直しに6, 7年は掛けている」と発言している[7]。原題「TENET」は、回文であり、前から読んでも後ろから読んでも同じである[8]。ノーランは、スパイ映画からの影響を、自らの記憶のみに留めるように意識的に努力した[9]マカロニ・ウエスタン映画『ウエスタン』(または『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』、原題:C'era una volta il West、英題:Once Upon a Time in the West)(1968年)から脚本の着想を得た[6]。特殊効果を担当したスコット・R・フィッシャーは、第二次世界大戦の映画やドキュメンタリーを観て、現実感の参考とした[10]理論物理学者キップ・ソーンは、ノーランと「インターステラー」(2014年)で共に働いたが、時間量子力学の主題について相談を受けた[11]

日本語版の字幕および吹替翻訳はノーラン監督作品常連のアンゼたかしが務め、『インターステラー』以来ノーラン監督の大ファンという東京工業大学理学院助教の山崎詩郎が監修[12]。山崎は日本版オフィシャルサイトにコメントも寄せている。
公開
公開日延期

アメリカでは当初2020年7月17日に劇場公開予定だったが、ワーナー・ブラザース新型コロナウイルスの影響により、『ワンダーウーマン1984』と共に公開日を延期することを同年6月に発表[13]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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