TCL集団
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TCL科技集?股?有限公司
TCL Technology Group Corporation

種類株式会社
市場情報SZSE: ⇒000100
略称TCL
本社所在地 中国広東省恵州市恵城区鵝嶺南路6号
設立1981年(TTK)1985年(TCL)
業種電気機器
事業内容家庭用電気機械器具家電機器販売、金融
代表者李東生(李?生、Li Dongsheng)
売上高 1635億4,055万元(約32,554億円)(2021年)[1]
純利益 100億5,744万元(約2005億円)(2021年)[1]
従業員数35,379 (2019)
主要子会社.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

TCLエレクトロニクス(52.10%), TCLコミュニケーション, China Display, Tonly Electronics Holdings Limited, BlackBerry Mobile, アルカテル・ルーセント, Palm

外部リンクwww.tcl.com
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TCL科技集団
簡体字 TCL科技集?
繁体字 TCL科技集團

発音記号
標準中国語
漢語?音TCL K?ji Jituan

英語
英語TCL Technology Group

TCL科技集団(ティーシーエルかぎしゅうだん、簡体字中国語: TCL科技集?股?有限公司)は、広東省恵州市に本社がある中国の電気機器メーカーである。携帯電話パーソナルコンピュータ、家電機器、照明、電子媒体を中国内外に販売している。TCLは深?証券取引所に上場している。
沿革
創業

TCLは1981年、5000元の融資を受け恵陽区電子工業公司と香港企業の合弁でTKK家庭電器有限公司が成立した事から始まった。当初は磁気テープの製造・販売から始まった。1989年、電話機の生産販売量が全国一位になる。
「王牌」ブランド

1990年代に入り、TCLは急速に成長を遂げ、過去12年の間に年平均42.65%の成長を遂げ、中国で最も成長が早い企業となった。1992年、「王牌」ブランドの大型カラーテレビを開発、市場から広く認められる。1993年、TCL通訊設備股?有限公司が深?証券取引所に上場。1996年、香港の陸氏公司のカラーテレビ事業を買収し、国有企業が香港企業を買収し、国有企業のブランドを継続する例の第一号になる。「王牌」テレビが国内3強に名を連ねる。

1997年、国有企業が政府から権利を授けられ、経営をするというケースの先駆けとなり、TCL集団公司を設立する。1999年携帯電話事業に進出。TCL国際控股有限公司(2005年にTCL多媒体科技控股有限公司に改称)が香港で上場。ベトナムへ進出。2002年TCL集団股?有限公司、登録。携帯電話事業が大成功を収め、販売量600万台を突破した[2]

2003年、TCLは上場に失敗したが、その年の収益は28,200百万(約3,500百万ドル)、利益は570百万元(約70百万ドル)に達した。そして、翌2004年1月、TCL集団は上場を果たした。
世界最大のテレビメーカーへ

同じく2004年、TCLはフランストムソンとTCL-トムソン電子有限公司(TCL-?姆??子有限公司、略称TTE)を共同出資で設立してトムソンの登録商標であるRCAを取得し、世界最大のテレビ製造業者に躍り上がった[3]。また、これまでにも日本の松下電器や米国のインテルなど世界中の大手企業と相次いで提携し、高度な技術を積極的に取り入れることで大手メーカーとしての地位を築いてきた[4]

2004年8月にTCLとアルカテル・ルーセントは共同出資の携帯電話事業会社(TCL & Alcatel Mobile Phones Limited (TAMP))を深?市に設立し(出資比率TCL55%、アルカテル・ルーセント45%)、2005年5月には10年間のライセンス契約と、TAMPがTCLの100%出資となる契約が結ばれた[5]

2004年頃から、TCLは中国国内の価格競争に直面し、株価が30%下落したり、薄型テレビへのシフトが遅れた。また、2004年終わりには、トムソンはTCLのライバルメーカーである康佳グループの株式を一部取得し、市場を驚かせた。2005年後半になると、フィリップス中国現地法人がTCLの株式の7%を購入し、保有比率第3位の株主となった。

2006年初めには、TCLは世界10国に本社を設置し、ベトナムインドドイツに進出している。

2011年12月期決算は、純利益が前の期比2.3倍の10億1300万元(約130億円)だった[6]

2013年ハリウッドの名所であるグローマンズ・チャイニーズ・シアターの命名権を獲得してTCL・チャイニーズ・シアターに改称[7]

2023年6月、2022年北京オリンピック女子シングルフィギュアスケート金メダリストのアンナ・シェルバコアロシアでのブランドアンバサダーに就任した[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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