この項目では、ニュース専門チャンネルについて説明しています。
TBSテレビ及びTBS系列の地方局で早朝に放送されていた前身番組については「TBSニュースバード (テレビ番組)」をご覧ください。
その前々身番組については「JNNニュースバード (テレビ番組)」をご覧ください。
TBS NEWS
TBSの24時間ニュースチャンネル
基本情報
運営(番組供給)事業者株式会社TBSテレビ[注 1]
旧チャンネル名JNNニュースバード(1998年4月1日 - 2006年3月31日)
TBSニュースバード(2006年4月1日 - 2018年9月25日)
放送(配信)開始1998年4月1日
HD放送(配信)開始2009年10月1日
ジャンルニュース
放送内容TBSをはじめJNN制作の最新ニュースを24時間放送
視聴可能世帯数6,507,854世帯(2010年7月末現在)
衛星基幹放送(東経110度CS放送)
プラットフォームスカパー!
放送事業者株式会社CS-TBS
チャンネル番号Ch.351(HD)
物理チャンネルND22
放送開始2003年4月1日
HD放送開始2018年9月26日
スカパー!プレミアムサービス
放送事業者株式会社スカパー・エンターテイメント
チャンネル番号Ch.572(HD)
放送開始2009年10月1日
スカパー!プレミアムサービス(標準画質)
放送事業者株式会社TBSテレビ
チャンネル番号Ch.258
放送開始1998年4月1日
放送終了2014年5月31日
ディレクTV(放送終了)
放送事業者スーパーデジタル放送株式会社
チャンネル番号Ch.505
放送開始1998年4月1日
放送終了2000年9月30日
その他(再送信・配信)
ひかりTV860(HD)
eo光テレビ880(HD)
J:COM300(HD)
JCN106、156 (HD)
公式サイト
TBS NEWS(ティービーエス ニュース)は、TBSテレビが運営するニュース専門放送局である。
概要TBSリポーターJR京葉線E233系5000番台のトレインチャンネルでの上映風景(左側の液晶モニタ)
国内外に展開するJNNの豊富な取材網を活用し、速報性を重視したニュースを積極的に放送している。
スカパー!(東経110度CS放送)・スカパー!プレミアムサービス・スカパー!プレミアムサービス光や、各地のケーブルテレビなどに加入すると視聴できる。
2009年10月より、スカパー!HD(現在のスカパー!プレミアムサービス)ではニュース専門チャンネルとしては初となるハイビジョン放送を開始した。理由としては当時、プロ野球中継を行うためであった。スカパー!の「プロ野球セット」にも組み込まれていた[1]。ハイビジョン放送開始後も2013年9月までは一部映像(主に録画放送時)に16:9(1.78:1)の標準画質が混在していた。
後述のように2014年5月にプロ野球中継は一旦廃止となり、スカパー!の「プロ野球セット」から外れたのは勿論、一部のケーブルテレビ局[注 2]でもニュースバードから中継を引き継いだTBSチャンネル2に切り替える動きがあった。
全国のJNN系列局やBS-TBSで深夜帯を中心にフィラーとして放送されている。JR東日本の車内放送『トレインチャンネル』及び羽田空港国内線搭乗待合室モニターや大日本印刷との提携による大学生協向けのデジタルサイネージ『 ⇒キャンパスTV』[リンク切れ]にも動画ニュースを提供している。
基本的に専用のスタジオから、1名から2名のキャスターが交代で24時間ニュースを伝える。キャスターは主に当チャンネル専属の人物だが、TBSアナウンサーが持ち回りで出演するときもある。多くのニュース項目は、地上波の各報道番組で放送された項目を録画・編集したものだが、緊急時は生放送で回線接続する場合がある。
アメリカ・CBSテレビとの提携を活かし、同局のニュースやドキュメンタリー番組などを生放送・時差放送している。
毎日新聞(朝刊)の第2TV&ラジオ面に番組表が掲載されている(大阪・西部両本社[注 3]版対象地域全域を含む一部の地域を除く)。
スポットCMは他のCS放送同様、自動車保険関連や健康食品などの通信販売関連が大半を占めている。TBSチャンネル1・2でも頻繁に流れているブシロードのCMがニュース専門チャンネルでは珍しく放映されている。この他、TBSチャンネル1・2と同様、TBS関連会社の通信販売会社TBSグロウディア(旧・グランマルシェ)のテレビショッピングも頻繁に流れている。テレビショッピングは長年のあいだ元TBSアナウンサーの山本文郎が案内役を務めていたが2014年2月に急逝し、後は案内役抜きで放送され、現在は山本の後輩で元TBSアナウンサーの生島ヒロシが案内役を務めている。TBSチャンネルやBS-TBSの番組宣伝もスポットCMとして流れている。 5:00を基点とする24時間放送。かつて月 - 金曜日は時期により4:00、4:30、4:45のいずれかの時間帯を起点としていた。祝日も、年末年始を除いて通常シフトに準ずる。一部を除いて、番組自体は30分単位だが、内容は10分ごと(0時から6時までは15分ごと)のパートで区切られている。CMは毎時28分、58分から2分間挿入される(開局から約5年間はなし)[注 13]。番組の進行によっては、CMの開始までに空きが生じることがあり、その場合は天気予報やニュース項目の一覧(背景はお天気カメラ)、もしくはチャンネルのロゴマークをあしらったフィラー映像を流して調整する。パートの区切りは2013年3月までは、終日15分ごととなっていた。 各ニュース番組は、2時間 - 4時間前後の枠になっており、原則初回の30分は生放送、残りの時間はその再放送であるが、時間帯により、一部内容を入れ替える。新規のニュースや続報が入った場合も、適宜内容を新しいものに更新し、再構成したものを放送する(更新の場合、一部のパートを生放送に切り替えることもある)[注 14]。
沿革
1998年(平成10年)4月1日 - 『JNNニュースバード』の名称で、パーフェクTV!(現・スカパー!プレミアムサービス・標準画質、258ch)とディレクTVにて放送を開始。
1999年(平成11年)4月 - TBSでの同時放送を開始。当初はプロモーション目的で、早朝の15分間の放送だった。
2000年(平成12年)9月30日 - ディレクTVでの放送を終了(サービス自体も終了)。
2002年(平成14年)4月 - BS-i(現在のBS-TBS)での放送を開始(同局が制作していた『i-NEWS』と統合)[注 4]。
2003年(平成15年)4月 - スカイパーフェクTV!2(現・スカパー!、Ch.CS162)での放送を開始。
2005年(平成17年)8月 - スカイパーフェクTV!2でのチャンネル番号がCh.CS351に変更。
2006年(平成18年)
4月1日 - チャンネルの名称を『TBSニュースバード』に変更。
7月1日 - ステーションロゴを変更。
2008年(平成20年)
4月 - プロ野球・横浜ベイスターズ(当時)の全主催ゲーム及び一部のオープン戦の生中継を開始。
8月 - 視聴可能世帯数が500万を突破。
2009年(平成21年)
9月21日 - ハイビジョン制作に移行し、画面比を16:9化[注 5]。ステーションロゴも変更。
10月1日 - スカパー!HD(当時)にて、ハイビジョン放送を開始。
2010年(平成22年)
3月1日 - ひかりTVにて放送開始(TBSチャンネルと同日)。これにより、視聴可能世帯数が600万を超える[注 6][2][3]。
5月1日 - スカパー!プレミアムサービス光にてハイビジョン放送を開始。
10月1日 - JCN(当時)にてハイビジョン放送を開始[注 7]。
10月8日 - J:COMにてハイビジョン放送を開始。
2011年(平成23年)
3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生。数日間にわたり、特別態勢を敷いた(詳細は後述)。
5月 - 視聴可能世帯数が700万を突破。
2012年(平成24年)4月1日 - NOTTVの『NOTTV NEWS』にて、プロ野球シーズンイン期間に限り、24時間同時放送を実施[4][注 8]。
2013年(平成25年)
4月1日 - スカパー!(全サービス)における視聴料金を改定。390円(月額・消費税込み)に値下げ[1]。
6月30日 - スカパー!プレミアムサービス光の標準画質放送を終了し、ハイビジョン放送に完全移行した。
12月9日 - プロ野球・横浜DeNAベイスターズの全主催ゲームの生中継について、2014年シーズンよりTBSチャンネル2への移行を発表[5]。
2014年(平成26年)
5月28日 - 横浜DeNAベイスターズ主催ゲームの生中継を終了。最終日の中継はvsソフトバンク戦。4月から2ヶ月間は一部の試合を除きTBSチャンネル2とサイマル放送[6]。よって、ニュースバードでのスポーツ中継はしばらく休止。
5月31日 - スカパー!プレミアムサービス・標準画質(Ch.SD258)での放送を終了[1]。
6月30日 - NOTTVのチャンネル構成再編に伴い、『NOTTV NEWS』のサービスが『NOTTV4』に移行するとともに、同チャンネルへは連日午後の3時間程度の配信に変更[注 9][7]。
2015年(平成27年)
3月 - プロ野球・千葉ロッテマリーンズの全主催ゲーム及び一部のオープン戦の生中継を開始(2017年まで)[8]。
3月31日 - 『NOTTV4』の廃止に伴い、『NOTTV1』での土・日曜早朝のみの放送に縮小[7][9]。
2016年(平成28年)
3月 - NOTTVでの同時放送が終了[注 10]。
12月1日 - スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者が、スカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。
12月12日 - J:COMオンデマンドのスマートフォンアプリ向けに「TBSニュースバードEverywhere」の配信開始[10]。
2017年(平成29年)10月17日 - Yahoo!ニュース(Yahoo! JAPAN)向けに「TBSニュースバードEverywhere」の配信を開始[11](一部権利関係で、差し替えはあるが無料で配信されている)。
2018年(平成30年)
1月30日 - NTTドコモの映像配信サービス「dTVチャンネル」向けにもTBSニュースバードEverywhereの配信をTBSオンデマンドチャンネルとともに開始[12]。
2月12日 - ステーションロゴ及びテロップを「JNN NEWS」(2017年10月以降)と同じものに変更[注 11]。
9月26日 - スカパー!での放送を標準画質からハイビジョン画質に、チャンネルの名称を現在の『TBS NEWS』に変更。字幕放送を開始。
2020年(令和2年)
4月1日 - TBSのグループ会社で用いるコーポレートロゴが一新され、当局もそれに合わせたロゴに変更[注 12]。
4月 - Amazonプライム・ビデオ向けにTBS NEWS(旧・TBSニュースバードEverywhere)の配信を開始。当面の間はAmazonの会員に無料で公開する[13]。
2021年(令和3年)
3月29日 - L字型画面を一部時間帯で導入。下面にはTBS NEWSのTwitterがつぶやいたニュースを流している。
2022年(令和4年)
3月31日 - dTVチャンネルのサービス終了に伴い、同サービスでの番組配信も同日付で終了した[14]。
4月18日 - JNNのニュースサイト「TBS NEWS DIG Powered by JNN」の提供開始に伴い、同日から同サイトでの番組配信を開始[15]。
番組について