TBS放送センター
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生番組は2022年4月改編時点で第7スタジオは『森本毅郎・スタンバイ!』『ジェーン・スー 生活は踊る』『荻上チキ・Session』『JUNK』(火曜は不定期)『蓮見孝之 まとめて!土曜日』『井上貴博 土曜日の『あ』』『安住紳一郎の日曜天国』、第8スタジオは『生島ヒロシのおはよう定食一直線』『パンサー向井の#ふらっと』『こねくと』『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』『アシタノカレッジ』『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』『TALK ABOUT』『爆笑問題の日曜サンデー』が使用。
TBSラジオの多くの生ワイド番組は、第6・7・8スタジオを交互に使用している。旧局舎にあった「パノラマスタジオ」と「レインボースタジオ」の機能を継承しているため、隣接している第7・8の両スタジオには赤坂サカスの敷地や国会議事堂方面を望める窓が配置されているほか、両スタジオの間が仕切りガラスで区切られている。この仕切りガラスを介して放送中のクロストークもしばしば行われる(『パンサー向井の#ふらっと』と『ジェーン・スー 生活は踊る』、『生活は踊る』と『こねくと』など)。通常カーテンが閉められており、クロストークの時に開ける。クロストークを行わない場合もある(隣接しない第6スタジオを使う番組(音声のみ繋ぐ)や前後の番組が全国ネットの場合、パーソナリティの意向など)。

ニューススタジオ:定時ニュースのほか、生ワイド番組中に挿入されるニュースでも使用。現社屋完成時には、2階のTBSテレビ報道局内に「ラジオニューススタジオ」としてブースのみ設置されていたが、後に廃止され(ブース自体は残るも別用途に転用)9階のラジオ情報フロア内の一角(第7・8スタジオの横)にマイクとアンプが設置され、2000年頃からは同フロア内にブースを新設し、そこから放送されている(なおサブ=副調整室はなく、生番組放送中はそのスタジオの副調整室から、録音番組中や定時ニュースでは主調整室から直接駆動)[11]

スタジオが主に更新工事など都合で使えない場合は他のスタジオを代わりに使用する。一例として、毎年12月30日は『輝く!日本レコード大賞』のラジオ中継で第6スタジオを親スタジオとして使用する関係上、同日とその前日(12月29日)は各ワイド番組で使用するスタジオを通常と交替する形で放送される。

2021年3月に第8スタジオの照明や内装、動画配信用の機材を含む大規模な設備更新が行われた[12]。これに伴い、『アシタノカレッジ』などでの動画配信の画質が向上している。

2022年2月末から3月にかけて、第7スタジオを閉鎖して大規模な設備の更新工事が行われた。

スタジオのマイクは、文化放送・ニッポン放送・TOKYO FMなど大概のラジオ局で見られる卓上式ではなく、天井から吊るされたものが使われている。またレール式になっており、マイクの位置を左右に動かすことも可能である。この形のマイクは各スタジオに4本ずつあり、増設するときは卓上式のものを追加して使用する。また、TBSラジオでは大概のラジオ局に見られるカフスイッチが存在せず、マイクのオン・オフをミキサーが行っている。そのため、ブースのテーブルには時刻確認用の時計の上にオンかどうかを知らせるタリーランプがついており、パーソナリティはそれを注視する[13]。ただし、咳が出そうなときのために時計に付属される形で「ミュートスイッチ」が設置されており、それを押し下げることで一時的に放送上に乗らないようにすることができるシステムとなっている。一部スタジオの時計には社名変更後もTBS R&C時代の企業ロゴがそのまま描かれている[14]。第8スタジオでは、2021年3月の設備更新に伴い、タリーランプおよびミュートスイッチが時計から分離され、時計は汎用のものに変更された[15]

TBSラジオの放送音声は放送センター内に館内放送として流されており、TBSラジオの本社・スタジオのある9階だけではなくアナウンスセンターや食堂にも流れている。番組内ではパーソナリティやアナウンサーがそれをネタにすることも多い。

2020年4月より新型コロナウイルス感染防止の観点から、スタジオのドアを常に解放・換気した状態[注 6]で放送しており、テーブルには透明のアクリル板を置いている(2023年5月まで設置)。4月5日までは対面に座る人物を遮るようにテーブル中央に横向きに置いていたが、翌6日からはさらに縦向きのものが追加され十字形となった。さらに、当時放送されていたワイド番組『たまむすび』のパーソナリティ・赤江珠緒が感染した関係で4月上旬の2週間、第8スタジオを緊急閉鎖し、消毒作業を実施した。その間生ワイド番組は第6スタジオと第7スタジオを交互に使用する形になり、クロストークは第6スタジオと第7・8スタジオの距離の関係で音声を繋ぐのみとなった。第8スタジオの閉鎖解除後は、パーソナリティ・スタッフに関係なく、また、ゲストであってもマスク着用の義務(後に緩和されたが、2021年夏のデルタ株の流行に伴い再度義務化された)、さらに1つのスタジオにつき定められた人数(当初は2人でその後は4人までに緩和された)以上での放送を禁止し、それ以上の人数で行う場合は通常収録に用いる第2 - 4スタジオやワイド番組パーソナリティの意向も含めスタジオ外やTBS社外の一室などにリモート機材を設置した臨時のスタジオ、また、第7・8スタジオを使う番組では隣接するスタジオも使用し、上記クロストークの要領で放送する形をとっていた。また一部の収録番組は外部のスタジオを借用して対応している。
テレビスタジオ

1994年10月の移転当初はA・B・C・N・Pスタジオから稼働開始し、D・E・Fスタジオは移転後暫く経ってから機材導入・稼働開始となった(Dスタジオを用いる情報番組はそれまでBスタジオを代用)。

Aスタジオ(4K対応
[16]、4F、260坪)…本社最大のスタジオ※、『情報7daysニュースキャスター』、『アッコにおまかせ!』、『オールスター感謝祭』(休憩タイム)、『音楽の日』、『キングオブコント』(以前はBスタジオ)、『がっちりマンデー!!』、『有吉ジャポン』、『モニタリング』、『櫻井・有吉 THE夜会』など。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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