TBS放送センター
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Aスタジオ(4K対応[16]、4F、260坪)…本社最大のスタジオ※、『情報7daysニュースキャスター』、『アッコにおまかせ!』、『オールスター感謝祭』(休憩タイム)、『音楽の日』、『キングオブコント』(以前はBスタジオ)、『がっちりマンデー!!』、『有吉ジャポン』、『モニタリング』、『櫻井・有吉 THE夜会』など。国政選挙の開票特別番組でもメインスタジオとして使用される。かつては『ブロードキャスター』、『サタデーずばッと』、『さんまのSUPERからくりTV』、『関口宏の東京フレンドパークII』、『うたばん』、『テベ・コンヒーロ』などでも使用。

Bスタジオ(HD/SD、4F、260坪)…本社最大のスタジオ※ 『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、『COUNT DOWN TV』、『オールスター感謝祭』、『音楽の日』、『水曜日のダウンタウン』、『マツコの知らない世界』、『有田ジェネレーション』、『ジョブチューン』、『ザ・ベストワン』など。かつては『クイズ☆タレント名鑑』、『有田哲平の夢なら醒めないで』、『ライブB♪』、『ぴったんこカン・カン』、『炎の体育会TV』などでも使用。

Cスタジオ(HD対応、4F、約180坪[17])…バーチャル対応スタジオ 『王様のブランチ』、『サンデーモーニング』、『クイズ☆正解は一年後』など。また、『情報7days ニュースキャスター』でもAスタジオが使用出来ない場合に使用される。かつては『クレイジージャーニー』(木曜深夜時代)などでも使用。

Dスタジオ(HD対応、2F、約180坪[17])…主に情報系生番組で使用。 『THE TIME,』、『THE TIME’』[注 7]、『ひるおび』(セットを『キニナル金曜日』でも使用)、『サンデージャポン』、『噂の!東京マガジン』など。

Eスタジオ(4K対応、3F、約24坪)…BS用スタジオ、『報道1930』『サンデーニュース Bizスクエア』(共にBS-TBS)、他に地上波・BSの中継番組(スポーツ含む)送出サブとしても使用。

Fスタジオ(HD/SD、3F、約24坪)…バーチャル対応スタジオ、Eスタジオと同様、中継番組の送出サブとして使用可能。2019年10月から2020年9月までは『グッとラック!』(9時55分以降)のセットが常設されていた。2022年1月から2023年3月までは『THE TIME,』のリモート用スタジオとして使用していた。

Gスタジオ(旧ラジオ第1スタジオ、4K対応、8F、40坪)…以前はTBSラジオが運用するスタジオで、公開放送や公開収録が可能な大型スタジオだった。増加しているラジオ以外のスタジオ需要に対応するため、2018年にラジオ・テレビ・配信などに対応出来るマルチユーススタジオに改修。名称を「Gスタジオ」に改めた[18]。サブの機材は可動式となっており、ラジオ制作時はミキサーが音像の中心に来るよう、音声調整卓を移動することが出来る[19]。Gスタジオへの改修時にTBSテレビへ運用を移管した。『らんまんラジオ寄席』(TBSホール閉鎖後から使用)、Paravi版『有田ジェネレーション』など。

Hスタジオ(TBS AKASAKA BLITZ STUDIO)(4K対応[20]、赤坂サカス内にある、テレビ番組専用スタジオ、面積不明)…2020年9月22日にライブハウスとして営業を終了した赤坂BLITZを建物を壊さず収録スタジオとしてリニューアル工事をし完成させたスタジオ。東京メディアシティで収録していた番組を集約した。『東大王』、『世界ふしぎ発見!』、『ジョンソン』、『お笑いの日 お笑いプラスワンFES』、『報道の日2022 第1部』など。マスターとは接続されておらず、生放送番組で使用する場合は放送センター内のスタジオを受けサブとして使用する必要がある[20]

Nスタジオ(HD/SD、2F、約180坪[21])…報道局に隣接したスタジオ[注 8]JNNニュース』(平日昼・週末朝)、『Nスタ』、『JNNフラッシュニュース』(平日)、『news23』、『ラヴィット![注 9][注 7]、『報道特集』、『ウィークエンドウェザー』、『S☆1』、『ひるおびJNNニュース』[注 10][注 11]など[22]

Pスタジオ(HD/SD、6F、約25坪)…外が見えるガラス張りのパノラマスタジオ[注 12]、スポーツ局と同じ階にあり、中継番組の送出サブなどスポーツのメーンスタジオとして、かつては『スーパーサッカー』でも使用。

Sスタジオ<3代目>(HD対応、2F、報道フロア内に設置、面積不明)『TBS NEWS』(CS放送)専用

報道カメラ(HD対応、2F、報道フロア内に設置、面積不明)『JNN NEWS』(平日午前・午後、週末昼・深夜、年末年始)、『TBS NEWS』、『JNNフラッシュニュース』(日曜日)など[注 13]。2019年9月2日から移転以来初めてフロアレイアウトが大幅変更され、Nスタジオと隔てるガラス窓の前にブースが置かれるようになった。これに伴い、週末朝を除く定時ニュースがNスタジオからこの場所へ変更となった。そのため、Nスタジオとは前述したガラス横の通用口で直結している。その後、平日昼のみNスタジオからの放送に戻っている。

※AスタジオとBスタジオには160uの共通スペースがあり、美術搬入口が一体化している為、共同搬入口部を用いて連結が可能。ちなみに、もう一つの美術搬入口が横のCスタジオとつながっている。(美術倉庫が『オールスター感謝祭赤坂5丁目ミニマラソンのコースの一部になっている。)※AスタジオとBスタジオのロビーも共通の吹き抜けスペースになっており、出演者・スタッフの待ち合わせや打ち合わせのための場所になっている。また、バラエティ番組の企画でこのロビーが使われることが多数ある。ロビー周辺には出演者控室やリハーサル室があり、リハーサル室は番組収録や音楽番組にアイドルグループなど大人数のグループが出演する際の控室としても用いられる。
過去に存在したスタジオ

Sスタジオ<初代>(2F、面積不明)…『TBSニュースバード』初代スタジオ。現在はインタビュールームとして使用されている
[23]

Sスタジオ<2代目>(2F、面積不明)…『TBSニュースバード』2代目スタジオ。報道局内ニュースバード制作スペース内、初代Sスタジオの隣に設置されたオープンスタジオ。2019年夏にCSニュースの制作スペースがNスタジオ隣へ移動し、そこに隣接する格好で3代目となる「新・Sスタジオ」(初代Sスタジオ同様に密閉型で再設置)が稼動するため、閉鎖・撤収。

スタジオサカス(赤坂サカス内にある、オープンスタジオ。サブは本社内の既存サブを使用。)『サカスさん』、『イブニングワイド』で使用された。『イブニングワイド』終了後に解体され、現存しない。

カフェスタ (TBS敷地内にあったカフェレストラン「メゾン・ド・アンシー」に設置したオープンスタジオ。サブは本社内のNスタジオを使用)『おはようクジラ』で使用された。番組終了後の1999年4月以後はスタジオとして機能せず、レストランは赤坂サカス再開発により2002年4月末に閉店。

愛称

TBSは放送センターの愛称を一般公募した。19,540通の応募があり、社内委員会の選考と社員100人の投票で「ビッグハット」が選ばれた。この案は3人からの応募があり、抽選で千葉県松戸市在住の主婦が受賞し、100万円の賞金が贈られた。「ビッグハット」のネーミングは、前述した屋上のパラボラデッキから由来している[6]
騒動

2021年9月4日23時40分頃、放送センターの敷地内でビートたけし(お笑いタレント・映画監督)が乗った車のフロントガラス等がつるはしによって数回叩かれる事件が発生した。警備員の通報により駆け付けた警視庁赤坂署の署員により当時40代男の身柄を確保。その際男は刃渡り約10cmの小刀を所持していたため銃刀法違反の現行犯で逮捕された[24]。たけしは当時レギュラー出演していたTBSテレビの情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』の生放送終了後帰宅する際の出来事だった。

2024年5月16日13時頃、放送センター8階のスタッフルームで“ぼや”が発生した。電動アシスト自転車のバッテリーから出火し、居合わせた社員らが消火器で鎮火させた。けが人は居なかった[25]。その際消防車16台が駆けつけ、大勢の社員らがビルの外へ避難するなど、一時騒然となった[26]

関連項目

赤坂メディアビル

赤坂サカス赤坂Bizタワー赤坂BLITZTBS赤坂ACTシアター

参考文献

株式会社東京放送 編『TBS50年史』株式会社東京放送、2002年1月。 

脚注[脚注の使い方]
注釈^ ゴルフスタジオ自体は緑山スタジオ・シティに移転して「緑山ゴルフスタジオ」として2023年まで営業していた。
^ 完成当初はこの他にも「パティオ」という喫茶店もあったが、後に閉店し跡地はそのまま情報制作局の編集室に転用されている。
^ セブン銀行ATMは、前述のセブン-イレブンTBS放送センター店内に設置されており、こちらは最大365日24時間の利用が可能。また、三井住友銀行以外の銀行のキャッシュカードでも条件により手数料無料で取引ができる。
^ 床は格子状に抜けており、離着陸を前提とした強度で設計されていないことから離着陸は不可能で、ホバリングで使用する「緊急救助用スペース」(マーキングは「R」)として設置されている。
^関口宏の東京フレンドパークII』に登場する「デリソバ」や『マツコの知らない世界』など番組内でもこの名前が話題になることがある。
^ 扉を解放しているため、番組によってはサブにいるスタッフの笑い声や反応が薄らかに放送上に乗るようになった。
^ a b 2021年9月まで放送された『あさチャン!』のスタジオがNスタジオだったが、10月開始の『THE TIME,』のスタジオがDスタジオとなるため、Dスタジオの『ラヴィット!』のセット部分があった部分に『THE TIME,』のセットを設置し、Nスタジオの『あさチャン!』のセットがあった部分に『ラヴィット!』のセットを移設。
^ ガラスを隔てて隣接しているが、2017年4月以降はスタジオセットで完全に塞いでいる。2023年現在、『ラヴィット!』のセット右側(曜日レギュラーらが座る位置)と隣接する『news23』の円卓テーブルを設置する位置が報道局と隔てるガラス窓になっており、両番組のセットの間は報道局側からの通路が確保されている。また、セットで塞ぐようになってからはガラス窓はシャッターが降ろされている。
^ 2021年9月27日から。2021年9月24日まではDスタジオ
^ 2022年1月24日から3月18日までは新型コロナウイルス感染症対策のため全編で使用(Nスタジオと報道カメラのそれぞれからメインキャスターが分散して出演)。
^ 従来Nスタジオからの放送だったが2019年9月のレイアウト変更をもって報道カメラに変更された。天気コーナーに関してはクロマキー合成を実施している関係で従来通りNスタジオでの放送となっていた。2023年からは全編Nスタジオからの放送に戻った。
^ スタジオ名称の「P」は「パノラマ=Panorama」の「P」である。
^ 『Nスタ(平日版)』や『news23』では新型コロナウイルス感染症の拡大当初に感染対策のためのリモートスタジオとして使用しており、その後は2023年夏まで専門家や当事者をゲストに呼ぶ際のリモートスタジオとして機能していた。

出典^ TBS放送センター
^ 『TBS50年史』p575
^ a b 『TBS50年史』p495
^ 『TBS50年史』p541
^ 『TBS50年史』p576


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