※AスタジオとBスタジオには160uの共通スペースがあり、美術搬入口が一体化している為、共同搬入口部を用いて連結が可能。ちなみに、もう一つの美術搬入口が横のCスタジオとつながっている。(美術倉庫が『オールスター感謝祭』赤坂5丁目ミニマラソンのコースの一部になっている。)※AスタジオとBスタジオのロビーも共通の吹き抜けスペースになっており、出演者・スタッフの待ち合わせや打ち合わせのための場所になっている。また、バラエティ番組の企画でこのロビーが使われることが多数ある。ロビー周辺には出演者控室やリハーサル室があり、リハーサル室は番組収録や音楽番組にアイドルグループなど大人数のグループが出演する際の控室としても用いられる。 TBSは放送センターの愛称を一般公募した。19,540通の応募があり、社内委員会の選考と社員100人の投票で「ビッグハット」が選ばれた。この案は3人からの応募があり、抽選で千葉県松戸市在住の主婦が受賞し、100万円の賞金が贈られた。「ビッグハット」のネーミングは、前述した屋上のパラボラデッキから由来している[6]。
過去に存在したスタジオ
Sスタジオ<初代>(2F、面積不明)…『TBSニュースバード』初代スタジオ。現在はインタビュールームとして使用されている[23]。
Sスタジオ<2代目>(2F、面積不明)…『TBSニュースバード』2代目スタジオ。報道局内ニュースバード制作スペース内、初代Sスタジオの隣に設置されたオープンスタジオ。2019年夏にCSニュースの制作スペースがNスタジオ隣へ移動し、そこに隣接する格好で3代目となる「新・Sスタジオ」(初代Sスタジオ同様に密閉型で再設置)が稼動するため、閉鎖・撤収。
スタジオサカス(赤坂サカス内にある、オープンスタジオ。サブは本社内の既存サブを使用。)『サカスさん』、『イブニングワイド』で使用された。『イブニングワイド』終了後に解体され、現存しない。
カフェスタ (TBS敷地内にあったカフェレストラン「メゾン・ド・アンシー」に設置したオープンスタジオ。サブは本社内のNスタジオを使用)『おはようクジラ』で使用された。番組終了後の1999年4月以後はスタジオとして機能せず、レストランは赤坂サカス再開発により2002年4月末に閉店。
愛称
騒動
2021年9月4日23時40分頃、放送センターの敷地内でビートたけし(お笑いタレント・映画監督)が乗った車のフロントガラス等がつるはしによって数回叩かれる事件が発生した。警備員の通報により駆け付けた警視庁赤坂署の署員により当時40代男の身柄を確保。その際男は刃渡り約10cmの小刀を所持していたため銃刀法違反の現行犯で逮捕された[24]。たけしは当時レギュラー出演していたTBSテレビの情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』の生放送終了後帰宅する際の出来事だった。
2024年5月16日13時頃、放送センター8階のスタッフルームで“ぼや”が発生した。電動アシスト自転車のバッテリーから出火し、居合わせた社員らが消火器で鎮火させた。けが人は居なかった[25]。その際消防車16台が駆けつけ、大勢の社員らがビルの外へ避難するなど、一時騒然となった[26]。
関連項目
赤坂メディアビル
赤坂サカス:赤坂Bizタワー、赤坂BLITZ、TBS赤坂ACTシアター
参考文献
株式会社東京放送 編『TBS50年史』株式会社東京放送、2002年1月。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ゴルフスタジオ自体は緑山スタジオ・シティに移転して「緑山ゴルフスタジオ」として2023年まで営業していた。
^ 完成当初はこの他にも「パティオ」という喫茶店もあったが、後に閉店し跡地はそのまま情報制作局の編集室に転用されている。
^ セブン銀行ATMは、前述のセブン-イレブンTBS放送センター店内に設置されており、こちらは最大365日24時間の利用が可能。また、三井住友銀行以外の銀行のキャッシュカードでも条件により手数料無料で取引ができる。
^ 床は格子状に抜けており、離着陸を前提とした強度で設計されていないことから離着陸は不可能で、ホバリングで使用する「緊急救助用スペース」(マーキングは「R」)として設置されている。
^ 『関口宏の東京フレンドパークII』に登場する「デリソバ」や『マツコの知らない世界』など番組内でもこの名前が話題になることがある。
^ 扉を解放しているため、番組によってはサブにいるスタッフの笑い声や反応が薄らかに放送上に乗るようになった。
^ a b 2021年9月まで放送された『あさチャン!』のスタジオがNスタジオだったが、10月開始の『THE TIME,』のスタジオがDスタジオとなるため、Dスタジオの『ラヴィット!』のセット部分があった部分に『THE TIME,』のセットを設置し、Nスタジオの『あさチャン!』のセットがあった部分に『ラヴィット!』のセットを移設。
^ ガラスを隔てて隣接しているが、2017年4月以降はスタジオセットで完全に塞いでいる。2023年現在、『ラヴィット!』のセット右側(曜日レギュラーらが座る位置)と隣接する『news23』の円卓テーブルを設置する位置が報道局と隔てるガラス窓になっており、両番組のセットの間は報道局側からの通路が確保されている。また、セットで塞ぐようになってからはガラス窓はシャッターが降ろされている。
^ 2021年9月27日から。2021年9月24日まではDスタジオ
^ 2022年1月24日から3月18日までは新型コロナウイルス感染症対策のため全編で使用(Nスタジオと報道カメラのそれぞれからメインキャスターが分散して出演)。
^ 従来Nスタジオからの放送だったが2019年9月のレイアウト変更をもって報道カメラに変更された。天気コーナーに関してはクロマキー合成を実施している関係で従来通りNスタジオでの放送となっていた。2023年からは全編Nスタジオからの放送に戻った。
^ スタジオ名称の「P」は「パノラマ=Panorama」の「P」である。
^ 『Nスタ(平日版)』や『news23』では新型コロナウイルス感染症の拡大当初に感染対策のためのリモートスタジオとして使用しており、その後は2023年夏まで専門家や当事者をゲストに呼ぶ際のリモートスタジオとして機能していた。
出典^ TBS放送センター
^ 『TBS50年史』p575
^ a b 『TBS50年史』p495
^ 『TBS50年史』p541
^ 『TBS50年史』p576