TBSテレビ
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4月11日:動画配信アプリ「TVer」にて、地上波ゴールデン・プライムタイムに放送されているTBSテレビ系列番組のインターネット同時配信サービス「TBS系リアルタイム配信」を開始[151]

8月29日:この日から約1週間ほど、全ての番組の終了時にTBSのロゴムービーと同年夏に導入されたTBSホールディングスのグループ各社共同で使われる「ブランドサウンド」および「From TBS」というコールが入った5秒映像が挿入された(関東地方のみ、系列局では番宣スポット等に差し替え)。


2023年(令和5年)7月5日:「TBS GAMES」のブランド名でコンピュータゲーム事業への参入を発表[152]

2024年(令和6年)3月30日:『日立 世界・ふしぎ発見!』放送終了。

補足

TBSテレビジョン(東京放送)の新聞ラ・テ等番組表における表記は、ラジオ東京時代(1955年4月1日-1960年11月28日)は「KRテレビ」(←JOKR-TV)や「ラジオ東京テレビ」、東京放送に商号変更後の1960年11月29日から1961年11月30日までは「東京テレビ」(東京放送テレビ)としていたが、「TBS」に対外呼称を統一した1961年12月1日以降は「TBSテレビ」となっている。
開局当日の編成

10:30 - 開局式典実況(
足立正ラジオ東京社長から開局メッセージ)

11:00 - 舞踊『二人三番叟(ふたりさんばそう)』

12:25 - 祝賀舞踊

13:00 - 映画@『ウッカリ夫人チャッカリ夫人』Aシネマ案内(これで一旦放送休止)

19:00 - 東京テレニュース

19:20 - スポーツ・タイム(スポーツニュース)

19:30 - グランド・パレード[注 34]

21:00 - 座談『テレビよもやま話』

21:30 - 朝日テレビニュース

21:40 - お笑い三人衆(これで放送終了)

番組一覧

現在放送中の番組については、「TBSテレビ番組一覧」を参照

既に終了した番組及び廃枠分については、「過去のTBS系列番組の一覧」を参照
特色

1963年にはゴールデンタイムの年間視聴率で第1位となり、1981年までの19年間に亘ってトップを維持した。この19年連続年間視聴率1冠以上獲得の記録は在京キー局では現在も破られていない[注 35]。この頃のTBSは『8時だョ!全員集合』『クイズダービー』『ザ・ベストテン』といった高視聴率番組を何本も制作し、『水戸黄門』は1年間クールの放送で常時30%以上の視聴率を記録していたこともあり「キー局の雄」や「民放の雄」などと称され、日本の民間放送界をリードする存在であった。1978年には民放史上初の年間視聴率三冠王(ゴールデン・プライム・全日でトップ)を達成している。また1970年代には『8時の空』という10分間の気象情報番組で、各地の天気カメラを繋ぐ「お天気カメラリレー」を開始させた。

1982年に年間視聴率三冠王を達成したフジテレビに民放トップの座を明け渡したが、その後も金・土曜の19・20時枠など曜日別・時間別や上期・下期の視聴率ではフジを抜いて民放トップになる事も多く[注 36]、視聴率首位に躍り出たフジテレビと熾烈な首位争いを続けていた。

1990年には年間視聴率2位の座も日本テレビに奪われ、その勢いに陰りが見え始めた。その後は首位争いに絡む事もなくなり、日本テレビの躍進と、1989年に起きた坂本弁護士一家殺害事件の発端となったとされる「TBSビデオ問題」の発覚が決定打となり、年間視聴率3位に転落する。更に『総力報道!THE NEWS』を放送していた2009年度は多くの番組が低迷するなど、危機的状況に陥る。2010年代では「冬の時代」と言われており、年間視聴率が万年4位だったテレビ朝日をも下回るばかりかNHK総合テレビ東京をも下回ることも多い。このため起死回生の実施と後述の大型改編を1980年代後半から他局と比して頻繁に行っているが、それが裏目に出るなど、さらなる低迷を促す悪循環に陥る事態になった。そしてこれら長年の経営戦略ミスが続いた結果、2012年にはついに単体売上高までテレビ朝日に抜かれた[153][注 37]。これにより年間・年度視聴率・売上高共に民放キー局4位に転落となったが、それでも長年に亘ってTBSが視聴率で敗北することが多かったフジテレビは2011年以降を境に視聴率の低迷が始まったこともあり、TBSが視聴率でフジテレビに勝利する日が増えていった。しかし、近年はTBSが視聴率でテレビ東京にも敗北する日が増加傾向にある。2020年以降は視聴率調査のリニューアルを受け、13?59歳を“ファミリーコア”に設定した大規模な改編を実施する例が増えている。

そして、2015年の年間視聴率ではゴールデン・プライムの2部門で日本テレビ、テレビ朝日に次ぐ単独3位となり、1981年以来34年ぶりに年間視聴率でフジテレビを上回り、2016年上期時点でのゴールデンタイムにおける視聴率ではテレビ朝日との2位争奪戦を争っていて、遂に2017年上半期の視聴率ではプライムタイムで2位を奪取し、テレビ朝日をも逆転。2017年4月から9月末までの平均視聴率では、ゴールデン・プライムタイムで民放単独2位に躍り出た[154]

また、2015年夏には1997年8月8日にフジテレビ[注 38] が東証1部に上場して以来初めてTBS[注 39] が企業価値評価の指標である株式時価総額でフジテレビを逆転し、以降は株式時価総額で日本テレビ[注 40] に次ぐ民放2位の座を常時キープしている。

かつては報道番組(『JNN報道特集』や『中村敦夫の地球発22時[注 41]』等)やテレビドラマが高い人気を誇り、「報道のTBS」や「ドラマのTBS」という異名で知られていた。現在でも報道番組やテレビドラマの制作を得意としているが、近年では『リンカーン』、『爆笑問題のバク天!』、『水曜日のダウンタウン』『ラヴィット!』や『キングオブコント』などに見られるお笑い系バラエティ番組に本腰を入れているためか「笑いのTBS」の異名を取ることも少なくない。

1985年に日本制作の番組としては初めて海外にライセンス輸出されたとしている『わくわく動物ランド』(韓国・KBSなど8か国)[155]を筆頭に自社制作番組の番組フォーマット販売も積極的に行っており、『おもしろビデオ[注 42](アメリカ・ABCやイギリス・ITV[156]や『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』(タイ・チャンネル7など6か国)[157]などのライセンス権利が日本国外に輸出、世界各国で現地版が制作され放映された。中には『SASUKE[注 43](アメリカ・NBCなど20か国以上)のように海外において社会現象に発展[158]、後にオリンピックの競技種目に採用された番組もある[159][160]

労働組合の力が強いことで知られ、労使交渉がまとまらなければ番組を担当するアナウンサーもストライキに入ることがある。2009年3月13日には、『ピンポン!』『2時っチャオ!』『イブニング・ファイブ』など各番組の担当アナウンサー(メイン司会も含む)が視聴者に説明もないまま欠席したため、担当番組を管理職のアナウンサーや外部のフリーアナウンサーが代行出演し穴埋めをした。この他にも赤坂本社内のスタジオ(報道用のNスタとTBSニュースバード(現:TBS NEWS)用のBSスタは除く)については、労組との深夜労働に関する取り決めの関係から、事前に延長使用届を提出していない場合は24時(午前0時)に強制的に照明の電源が落とされる措置がとられている[注 44]

2003年からの新卒・中途採用は全て東京放送HDの放送事業会社であるTBSテレビで行っており、2005年度以降の入社組は2004年度以前の入社組(東京放送入社組)とは全く異なる給与体系[注 45] であった。その後、東京放送入社組も大半がTBSテレビへ転籍し、2016年度から東京放送HDとTBSテレビの給与体系は完全に統一された。

文字多重放送による字幕放送対応のバラエティ・情報番組が1990年代から、深夜番組でも2000年代後半から当局でも数多く放送されているが、2009年頃から制作費削減のため、字幕放送を行っているレギュラー番組(ドラマ除く)では週によって行う場合と行わない場合がある。ただし、深夜に字幕放送対応している番組に関しては毎週行っており、バラエティ番組では生放送リアルタイム字幕放送を行う場合もある。

2022年現在、全国ネットのみならず、関東ローカルや系列局・BS-TBS制作を含めて一社提供番組が併せて10本以上存在しており、特に土曜や日曜の30分番組に集中している。その中には日立グループ提供の『日立 世界・ふしぎ発見!』のように長寿番組化されているものもある。

芸能事務所ではテレビ朝日同様、ホリプロが古くから番組制作に関わっており、テレビドラマ赤いシリーズ』をはじめ、同プロダクションが制作および制作協力したドラマやバラエティ番組が多い(ホリプロの制作番組一覧も参照)。また、関口宏および関口が代表を務める三桂とも関わりが深く、長らく月曜19時台に関口宏の冠番組を編成していたほか、現在も関口および所属タレントが出演する『サンデーモーニング』を制作・放送している。
視聴率

1963年から2021年までの年度別の最高視聴率(全て関東地区・ビデオリサーチ調べ)[161] 。その年のバラエティやドラマなどの確定値を記入している。

年度番組名放送日時視聴率
1963ベン・ケーシー1月11日21:30?22:3050.6%
1964世界Jウェルター級タイトルマッチ エディ・パーキンスvs高橋美徳1月4日20:00?21:1147.9%
1965てなもんや三度笠11月21日18:00?18:3041.6%
1966てなもんや三度笠10月2日18:00?18:3049.4%
1967世界Jライト級タイトルマッチ フラッシュ・エロルデvs沼田義明6月15日21:00?22:1548.5%
1968世界Jウェルター級タイトルマッチ 藤猛vsニコリノ・ローチェ12月12日21:00?22:1547.3%
1969ザ・ガードマン1月17日21:30?22:3037.4%
19708時だョ!全員集合12月26日20:00?20:5645.7%
19718時だョ!全員集合1月23日、30日20:00?20:5650.4%
1972ありがとう(第2シリーズ)12月21日20:00?20:5556.3%
1973ありがとう(第2シリーズ) 最終回1月18日20:00?20:5555.2%
1974第16回 1974年度 輝く!日本レコード大賞12月31日19:00?20:5545.7%
1975第17回 1975年度 輝く!日本レコード大賞12月31日19:00?20:5543.0%
1976第18回 1976年度 輝く!日本レコード大賞12月31日19:00?20:5541.9%
1977第19回 1977年度 輝く!日本レコード大賞12月31日19:00?20:5550.8%
1978WBA世界Jフライ級タイトルマッチ 具志堅用高vsハイメ・リオス5月7日19:30?20:5543.2%
1979水戸黄門(第9部) 最終回2月5日20:00?20:5543.7%
1980水戸黄門(第10部)1月21日20:00?20:5542.4%
19818時だョ!全員集合2月21日20:00?20:5547.6%
19828時だョ!全員集合1月30日20:00?20:5537.1%
1983積木くずし ?親と子の200日戦争? 最終回3月29日20:00?20:5445.3%
1984さよなら1984 ザ・ベストテン豪華版12月27日19:00?21:5534.4%
19858時だョ!全員集合 最終回9月28日20:00?20:5434.0%
1986男女7人夏物語 最終回9月26日21:00?21:5431.7%
1987男女7人秋物語 最終回12月18日21:00?21:5436.6%
1988クイズダービー10月22日19:30?20:0033.6%
1989水戸黄門(第18部) 最終回5月1日20:00?20:5434.1%
1990水戸黄門(第19部)2月5日20:00?20:5432.1%
1991金曜ドラマ ふぞろいの林檎たちIII 第1話1月11日22:00?22:5423.8%
1992金曜ドラマ ずっとあなたが好きだった 最終回9月25日22:00?22:5434.1%
1993金曜ドラマ 誰にも言えない 最終回9月24日22:00?22:5433.7%
1994WBC世界バンタム級統一王座決定戦 薬師寺保栄vs辰吉丈一郎12月4日19:30?20:5439.4%
1995スペースJ5月3日21:00?22:2532.6%
1996'96 アトランタオリンピック7月28日19:30?23:3436.6%
1997橋田壽賀子ドラマスペシャル 渡る世間は鬼ばかり(第3シリーズ)3月27日21:00?22:5434.2%
1998さんまのSUPERからくりTV2月1日19:00?20:0027.0%
1999木曜ドラマ 魔女の条件 最終回6月17日22:00?22:5429.5%
2000日曜劇場 ビューティフルライフ 最終回3月26日21:03?22:2441.3%
2001WBA世界ライト級タイトルマッチ 畑山隆則vsジュリアン・ロルシー7月1日19:10?20:2527.9%
2002FIFAワールドカップ アルゼンチンvsイングランド6月7日20:10?22:2541.6%


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