TBS放送センター
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TBS放送センター


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情報
用途オフィス、スタジオ
設計者日本設計
施工大林組鹿島建設大成建設[1]
建築主TBSホールディングス
構造形式SRC造(B2F-1F)、S造(2F以上)
敷地面積20,219 m²
建築面積11,005 m²
延床面積113,987 m²
階数地上20階、地下2階
高さ95 m
竣工1994年4月
所在地107-0052
日本 東京都港区赤坂5丁目3?6
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分18.35秒 東経139度44分4.09秒 / 北緯35.6717639度 東経139.7344694度 / 35.6717639; 139.7344694 (TBS放送センター)座標: 北緯35度40分18.35秒 東経139度44分4.09秒 / 北緯35.6717639度 東経139.7344694度 / 35.6717639; 139.7344694 (TBS放送センター)
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TBS放送センター(ティービーエスほうそうセンター)は、東京都港区赤坂にあるビル。所有者はTBSホールディングスTBSテレビTBSラジオの本社オフィス及びスタジオを有する。建物の延床面積は、在京キー局の社屋のなかでは、FCGビルフジテレビ本社ビル)と日本テレビタワー日本テレビ本社ビル)に次ぎ、3番目の広さである。通称『ビッグハット』。

東京メトロ千代田線赤坂駅前に所在する。TBS主導の再開発地区である「赤坂サカス」内のビルの一つである。
概要

1984年1月、東京放送(TBS。現・TBSホールディングス)の山西由之社長(当時)が「放送センター建設」の意思を表明した[2]。ほかの在京キー局と比べ、TBSは社有地が比較的に広大なため(戦前期は近衛歩兵第3連隊の司令部)、別館ビルとゴルフスタジオ[注 1]を取り壊すことで移転せずに新社屋を建設することが可能だった。1985年、放送センター特別委員会が報告書を提出した。その内容は、TBSの赤坂に社有地と払下げを求める国有地を合わせた66,729uの土地に、延べ床面積66,759uの放送センターを建設する。放送センターにラジオスタジオ八つ、テレビスタジオ五つを設置、TBSの全機能を集約する[3]

1990年5月14日、新社屋建設計画を正式に公表した。建設計画も修正され、ラジオスタジオが8、テレビスタジオが6(うち報道スタジオとパノラマスタジオ各1)になった。スタジオは主に低層部と中層部に設置する[3]。工事の総工費は1,200億円、うち500億円は社債で賄う[4]

1991年5月21日、起工式を行い工事を開始した。1994年4月25日に竣工式を行い、工事に2年11か月を費した放送センターが完成した。翌日から局舎の移転作業が始まり、主に土日を利用して作業した[5]。10月3日早朝、テレビとラジオの送出が新放送センターに切り替えられた。新放送センターから最初に放送したテレビ番組は、5時25分からの5分間特別番組『ニューTBS 輝き!のスタート』[6]、ラジオ番組は5時からの『起き抜け一番!榎さんのニュース&ミュージック』。竣工後、アメリカCBS、ドイツZDF、ロシアRTR、韓国YTNの東京支局もTBS放送センターに設置した[7]
建築構造

放送センターの高層部分は前面にあり、中層と低層部分は後方にある。地下1階は駐車場、地下2階は中継車専用駐車場と冷暖房・エネルギー管理設備がある。

1階には総合受付とロビー(唯一の一般客の入場可能エリア)、中央管理室及び防災センター。2階から4階までは主にテレビスタジオと報道局、情報制作局などのスペース。5階から8階までは主に事務スペースでコンテンツ制作局・スポーツ局などもこのフロアにある。9階にはTBSラジオの本社機能(スタジオと事務スペース)、10階以上の部分は、主に事務室、社員の福利厚生施設[8]である社員食堂(「赤坂亭」、「カフェテリア」、「Jクラブ」、喫茶店「プロント」の4つ[注 2]がある[9])・医務室・理髪室・コンビニ(セブン-イレブンTBS放送センター店、12階)・銀行ATM(三井住友銀行の企業内ATMおよびセブン銀行ATM、いずれも12階)[注 3] のほか、関連子会社などのオフィス・海外メディアの日本支局がある。15階はBS-TBSの本社機能(事務スペース)、20階は役員スペースとなっている。

最上部にある2層の円形パラボラデッキは愛称「ビッグハット」の由来。このパラボラデッキはヘリポート[注 4]になっており、ドラマや音楽番組などの収録にもしばしば使われている。このパラボラデッキに無線送受信設備を設置しているほか、夜になるとライトアップされ、照明の色が翌日の天気予報になっている(晴れはオレンジ、曇りは白、雨は青)。

2018年3月までは10階にもTBSラジオの本社機能があった。かつてはTBSと関係の深い東京エレクトロンの本社も入居していたが、2008年に隣接地に赤坂Bizタワーが竣工したことに伴いそちらに移転している。

その他、一ツ木通り側の入口には正面ゲート守衛詰所・車両検問所の建屋があり、放送センターと同じような円盤形の屋根がついていることからビッグハットにちなみ「スモールハット」と称されている[注 5]

北側にはAスタジオの大道具搬入口へ繋がる、高低差12mの二段坂(通称『心臓破りの坂』)があり、春秋の改編期特番『オールスター感謝祭』では、移転2日前に放送された1994年秋の回から『赤坂5丁目ミニマラソン』などの企画で使われている。坂の途中には「北玄関」と呼ばれる専用口がある。

南側には赤坂通りから直接入れる『南公園』があり、1992年12月30日から1993年1月1日に放送された『元旦まで感動生放送!史上最大39時間テレビ「ずっとあなたに見てほしい 年末年始は眠らない」』の企画の一環で、オーストリアの芸術家・フンデルトヴァッサーが手掛けた「21世紀カウントダウン時計」(緑山スタジオより移設)が設置されている。その後の「21世紀カウントダウン時計」付近は管理が行き届かない状態になり、時計も動かなくなったが、2021年10月から2022年夏までは『THE TIME,』の番組内で当時司会を務めていた香川照之が「THE TIME,の森」として再生プロジェクトを行っていた。しかし、本人の不祥事による緊急降板でプロジェクト自体が自然消滅している[10]。かつてはウルトラマンマックスメビウスの立像もあったが、2023年9月に撤去され姿を消した。

ロゴマーク変更に伴い、2020年4月1日より正面中央などの看板が架け替えられた。また、パラボラデッキ下に竣工時からあったローマン体ロゴのネオンサインが撤去された。
スタジオ
ラジオスタジオ

ラジオスタジオは9階に集約されており、第2から第8までの計7つのスタジオを構える。

第2・第3・第4スタジオ: 収録番組で使用する録音スタジオ。

第5スタジオ:ラジオCM専用の録音スタジオ。

第6スタジオ:生放送・録音スタジオ。生番組は2022年4月改編時点で『
アフター6ジャンクション』『金曜ボイスログ』『土曜朝6時 木梨の会。』『地方創生プログラム ONE-J』が使用。

第7・第8スタジオ: 生放送スタジオ。生番組は2022年4月改編時点で第7スタジオは『森本毅郎・スタンバイ!』『ジェーン・スー 生活は踊る』『荻上チキ・Session』『JUNK』(火曜は不定期)『蓮見孝之 まとめて!土曜日』『井上貴博 土曜日の『あ』』『安住紳一郎の日曜天国』、第8スタジオは『生島ヒロシのおはよう定食一直線』『パンサー向井の#ふらっと』『こねくと』『金曜ワイドラジオTOKYO えんがわ』『アシタノカレッジ』『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』『TALK ABOUT』『爆笑問題の日曜サンデー』が使用。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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