TAR/ター
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エリオット・カプラン[注 2]マーク・ストロング安井邦彦

クリスタ・テイラー:シルヴィア・フローテ

本人:アダム・ゴプニク(英語版)(櫻庭裕士

ペトラ:ミラ・ボゴイェヴィッチ(望田ひまり

マックス:ツェトファン・スミス=グナイスト(ドイツ語版)(宮本昌輝)

製作

フィールド監督はケイト・ブランシェットが主役を演じることを念頭に本作の脚本を書いていた。それが叶わなかった場合、脚本自体をお蔵入りにするつもりでいたというが[6]、脚本を読んだブランシェットは出演を即座に了承した[5]2020年の秋より、ブランシェットは役作りの一環としてドイツ語やピアノのレッスンに励むと共に、YouTubeにあるオーケストラの演奏動画を見て指揮者の動きを研究した[注 3][5]

2021年4月、本作の製作が始まっていると正式に発表された[7]。9月8日、ニーナ・ホスとノエミ・メルランの出演が決まったと報じられた[8]。11月、ゾフィー・カウアー、マーク・ストロング、ジュリアン・グローヴァー、シルヴィア・フローテがキャスト入りした[9]
撮影・音楽

2021年8月、本作の主要撮影ベルリンで始まった[10]。9月9日、ヒドゥル・グドナドッティルが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[11]。2022年10月21日、本作のサウンドトラック兼コンセプトアルバムが発売された[12]
公開・マーケティング・興行収入

2022年7月25日、本作のティーザー映像が公開された[13]。9月1日、本作は第79回ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映され[14]、上映終了後のスタンディングオベーションは6分以上にもわたった[15]。同月3日、テルライド映画祭で本作の上映が行われた[16]。29日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[17]。10月7日、本作は全米4館で限定公開され、公開初週末に15万8620ドル(1館当たり3万9655ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場23位となった[18]。28日、公開規模が1087館にまで拡大され、当該週末に104万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング10位となった[19]
評価
批評家の評価

本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには227件のレビューがあり、批評家支持率は91%、平均点は10点満点で8.3点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「音楽で例えるなら、ケイト・ブランシェットの演技は全てが譜面通りの完璧なもので、天上界にまで響き渡るメロディのようである。そのお陰もあって、『ター』は名声によって増幅していく権力が持つ負の側面を見事に映し出すことができた。」となっている[20]。また、Metacriticには47件のレビューがあり、加重平均値は91/100となっている[21]
受賞・ノミネート

賞授賞式部門対象結果出典
ヴェネツィア国際映画祭2022年9月10日金獅子賞トッド・フィールドノミネート[22][23]
クィア獅子賞ノミネート
女優賞ケイト・ブランシェット受賞
ミルヴァレー映画祭2022年10月18日観客賞受賞[24]
ゴッサム・インディペンデント映画賞2022年11月28日作品賞ノミネート[25][26]
主演俳優賞ケイト・ブランシェットノミネート
助演俳優賞ニーナ・ホスノミネート
ノエミ・メルランノミネート
脚本賞トッド・フィールド受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞2022年12月2日作品賞受賞[27]
主演女優賞ケイト・ブランシェット受賞
アトランタ映画批評家協会賞2022年12月5日作品賞トップ104位[28]
主演女優賞ケイト・ブランシェット受賞
ゴールデングローブ賞2023年1月11日作品賞(ドラマ部門)ノミネート
脚本賞トッド・フィールドノミネート
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ブランシェット受賞


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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