T-80
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この項目では、1970年代に制式化された主力戦車について説明しています。第二次世界大戦中の軽戦車については「T-80 (軽戦車)」をご覧ください。
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T-80T-80の最新版であるT-80BVM
性能諸元
全長9.66m
車体長7m
全幅3.6m
全高2.2m
重量42.5t
懸架方式トーションバー方式
速度65km/h整地
45km/h不整地
行動距離335km
600km(外部タンク搭載時)
主砲125mm滑腔砲 2A46M-1
副武装NSVT 12.7mm重機関銃
PKT 7.62mm機関銃
エンジンGTD-1250
ガスタービン
1,250馬力
乗員3名
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T-80はソビエト連邦で開発された主力戦車である。
概要

本車はT-64をベースに開発され、T-72とほぼ同時期の1975年より生産が開始された。ソビエト連邦において実戦配備された戦車としては技術的に最も高度な車両であり、高出力なガスタービンエンジンによる機動力、125mm滑腔砲と高性能な射撃管制装置、砲発射型ミサイルによる攻撃力、複合装甲爆発反応装甲、低い車高による防御力を兼ね備える。

本車の配備は東ドイツに駐留していたドイツ駐留ソ連軍など、NATO軍と対峙する精鋭部隊に対して集中的に行われた。専用の輸出型が開発され、同盟国や友好国に対して積極的に輸出・供与されたT-72と異なり、ソ連崩壊以前の配備先はソ連軍に限定されていた。総生産台数は5,000両程度とされ、ノックダウン生産も含めて30,000両程度が生産されたとされるT-72と比べ少ない。ソ連崩壊後はロシアウクライナからいくつかの国に輸出されている。

本車において開発された技術は後にT-72の改修型に転用され、それをベースとした第3世代主力戦車であるT-90の開発にもつながった。

2023年時点で、ロシアはウクライナ侵攻により損耗した戦車を補充するため、旧式のT-80シリーズの再生産を検討している[1]
開発

ソビエト連邦では1960年代半ばより、いくつかの設計局において戦車にガスタービンエンジンを搭載する研究開発がなされていたが、T-64をベースとした車両に搭載することで、実用的な車両として完成させたものが本車である。開発はレニングラード・キーロフ工場(ЛКЗ、LKZ)内のSKB-2設計局で行われた。搭載するエンジン航空機ジェットエンジンなどを開発していたクリーモフ設計局が開発した。最初の試作車両である「オブイェークト219 SP1(Объект 219 сп 1 )」はT-64AにGTD-1000Tガスタービンエンジンを搭載した改造車両であった。改修を経て1975年よりT-80として量産され、1976年ソビエト連邦軍に採用された。

初期型のT-80は光学式ステレオレンジファインダーを搭載するなど車両の大部分がT-64Aの流用であり、ガスタービンエンジン以外には際立った点がなかった。そのため1978年からは装備全般にわたって大幅な改良がなされたT-80B(Т-80Б)に生産が切り替えられた。T-80Bはレーザーレンジファインダーデジタルコンピュータによる高性能な射撃管制装置、主砲からミサイルを発射できる9К112-1 「コブラ」ミサイル発射システムを備える。


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