「死神の精度」「死神と藤田」「死神対老女」の3編を取り上げ映画用に構成した内容となっている[8]。金城武は『リターナー』以来6年ぶりの日本映画出演となる[9][10]。本作の映画化は映画化を断り続けてきた伊坂が、スタッフ側から金城が主演である条件を呈示された事で了承し実現した。 2008年8月27日発売。発売・販売元はバップ。 2009年8月21日 - 8月31日にシアタートラムにて『死神と藤田』を取り上げた構成で上演された[14]。 2018年8月30日から9月9日に東京・池袋のあうるすぽっとで再演[15]。 2009年11月18日-11月29日に紀伊国屋サザンシアターにて上演された。脚本は竹重洋平、演出は松村武。 俳優・作家のマネージメントや演劇制作を行う「ミーアンドハーコーポレーション」と演劇集団キャラメルボックスを運営する「ネビュラプロジェクト」が共同製作をする「MINERVA」(ミネルバ)の第一弾として制作された。 本作は『死神対老女』(Live)、『恋愛で死神』(Love)、『旅路を死神』(Drive)の三編を中心に構成されている[16]。
キャスト
千葉(死神):金城武
藤木一恵:小西真奈美[11]
藤田敏之:光石研
栗木:田中哲司
阿久津伸二:石田卓也
青山(死神):村上淳
ミチコ:小野花梨
ミチコの母:唯野未歩子
竹子:奥田恵梨華
大町健太郎:吹越満
老女:富司純子
嶋田久作
菅田俊
川岡大次郎
森下能幸
眞島秀和
山中崇
みれいゆ
黒い犬:ディア
スタッフ
監督:筧昌也
脚本:筧昌也、小林弘利
エグゼグティブプロデューサー:奥田誠治、阿部秀司
プロデューサー:堀部徹、神蔵克、倉田貴也、石田和義、小島伸也
撮影:柴主高秀
美術:清水剛
照明:蒔苗友一郎
録音:藤本賢一
編集:伊藤伸行
音楽:ゲイリー芦屋
VFXプロデューサー:石井教雄
音響効果:岡瀬晶彦
製作:日本テレビ放送網、ROBOT、ワーナー・ブラザース映画、バップ、読売テレビ、三井物産、ソニー・ミュージックエンタテインメント
制作プロダクション:ROBOT
配給:ワーナー・ブラザース映画
主題歌
藤木一恵(小西真奈美)「Sunny Day」 - 小西真奈美が劇中の役名で歌手デビューした[12][13]。
ソフト化
Sweet Rain 死神の精度 スタンダード・エディション(DVD1枚組)
映像特典
劇場予告編
音声特典
オーディオコメンタリー(監督:筧昌也)
Sweet Rain 死神の精度 コレクターズ・エディション(DVD2枚組)
ディスク1:本編DVD
映像・音声特典(スタンダード・エディションと同様)
筧昌也監督によるこだわりチャプター機能を搭載
ディスク2:特典DVD
メイキング“Hard Rain”
キャストインタビュー
未公開シーン集
初日舞台挨拶
TVスポット集
封入特典
筧昌也監督による絵コンテ台本
カードセット(5枚組)
劇中登場アイテムレプリカ
死神カード
不審者注意!貼紙
ロボット竹子の取扱説明書
特製アウターケース&デジパック仕様
舞台
7Days Judgement -死神の精度-(セブンデイズジャッジメント しにがみのせいど)
キャスト(2009年)
千葉(死神):香川照之
藤田敏之:ラサール石井
阿久津伸二:中川晃教
青山(死神):鈴木省吾
スタッフ(2009年)
脚本・演出:和田憲明
美術:長田佳代子
照明:佐藤公穂
音響:遠藤宏志
衣裳:牧野純子
演出助手:田中麻衣子
舞台監督:安田武司
制作:馬場順子
制作助手:大迫久美子
宣伝美術:タカハシデザイン室
宣伝写真:二石友希
宣伝衣裳:牧野純子
宣伝ヘアメイク:荻野明美
プロデューサー:石井久美子
企画製作:石井光三オフィス
キャスト(2018年)
千葉(死神):萩原聖人
藤田敏之:ラサール石井
阿久津伸二:植田圭輔
青山(死神):細見大輔
スタッフ(2018年)
脚本・演出:和田憲明
Live,Love,Drive. 死神の精度(リヴ・ラヴ・ドライブ しにがみのせいど)
キャスト
千葉:羽場裕一
萩原/他:岡田達也(演劇集団キャラメルボックス所属)
森岡/他:畑中智行(演劇集団キャラメルボックス所属)
ラーメン屋店主/他:中村哲人(現:哲人)
千葉の同僚/他:実川貴美子(演劇集団キャラメルボックス所属)
竹子/他:岡野真那美
駐車場の青年/他:福本伸一(ラッパ屋所属)
古川朝美/老女:芳本美代子
脚注[脚注の使い方]^ 死神の精度(伊坂幸太郎 著)別タイトル:Accuracy of Death
^ ⇒2004年 第57回 日本推理作家協会賞:短編部門 - 日本推理作家協会
^ 2006年本屋大賞結果発表&発表会レポート
^ “死神の浮力 伊坂幸太郎著 物語を覆う哀しみとユーモア”