「Swallowtail Butterfly ?あいのうた?」
YEN TOWN BAND の シングル
初出アルバム『MONTAGE』
B面Mama's alright
リリース1996年7月22日
ジャンルJ-POP
時間8分57秒
レーベルEpic/Sony Records
作詞・作曲岩井俊二、CHARA、小林武史
プロデュース小林武史
チャート最高順位
週間1位(オリコン)
1996年度年間26位(オリコン)
YEN TOWN BAND 年表
- Swallowtail Butterfly ?あいのうた?
(1996年) アイノネ
THE SINGLES RE-MIXED
(1995年) Swallowtail Butterfly ?あいのうた?
(1996年) やさしい気持ち
(1997年)
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「Swallowtail Butterfly ?あいのうた?」(スワロウテイル・バタフライ あいのうた)は、YEN TOWN BANDのシングル。1996年7月22日発売。発売元はEpic/Sony Records。 全作曲・編曲:小林武史
解説
CHARAが主演の日本ヘラルド映画配給・映画「スワロウテイル」主題歌。このシングルで、映画内の架空のバンド、YEN TOWN BANDが実際にデビューした。
レコーディングはウォーター・フロント・スタジオで行われた[1]。
このシングルで、CHARAは自身初のオリコンシングルチャート1位獲得を果たしている(2023年現在、ソロ名義での同チャート1位は未達成)。
発売から22年後の2018年には、ライオン柔軟剤「ソフランアロマリッチ」CMソングに起用された。
CHARA名義の作品では『Caramel Milk ?THE BEST OF CHARA?』、『Sugar Hunter?THE BEST LOVE SONGS OF CHARA?』、『JEWEL』(セルフカバー)、『Naked & Sweet』に収録されている。また、最大のヒット曲である『やさしい気持ち』と共に自身のコンサート等で頻繁に披露されている。
TBS系ドラマ、最後の恋(第1話)の挿入曲として使用された。
収録曲
Swallowtail Butterfly ?あいのうた?
(作詞: 岩井俊二, CHARA, 小林武史)岩井が出したテーマは「覚えたての愛の言葉」「まっすぐな道と広くて青くて透き通った空がバーッとあって、ポケットに数枚のコインしかないのにハッピーな気分」「未熟な感じを『僕』『僕ら』で出そう」というものだった。CHARAは「自分が歌うんだったら『私』の方が自然だね」と言い、「一人の人に歌うラブソング」として作詞した[1]。作詞の実作業は岩井とCHARAで書いた後、小林がリライトした[1]。中国語バージョンもレコーディングされているがお蔵入りにされている[1]。Mr.Childrenのレコーディング作業の合間に小林がピアノを弾いていた時に本作のサビができた。その時点であまりにも明確でわかりやすいメロディだったため、「同じ曲がある」と疑い、周囲のスタッフに聞かせても「知らない」と言われた。その考えに至ったのはサビにあたるメロディができる前に「スティーヴィー・ワンダーがMy Little Loverの『ALICE』を『愛するデューク』みたいなアナログ志向のアレンジで歌っている」という夢を見たという影響がある。その時、小林は締め切りが迫っていたのも相まって「自分は丸々盗作するようなポリシーは持っていない!」と焦ったが「スティーヴィー・ワンダーが現実でそんな事する事自体ありえない、『ALICE』には全く別のバージョンもあり得る」と落ち着いた[1]。1999年に教育芸術社が発行する高等学校の音楽教科書に掲載された[2]。
Mama's alright
(作詞: 小林武史, 長沢崇代
カバー
CD・音源化
おおたか静流(1998年) - カバーアルバム『REPEAT PERFORMANCE IV ?Rainbow Mix?』に収録。
MY LITTLE LOVER(2001年) - ベストアルバム『singles』ボーナストラックとして収録。
プロデューサーの小林武史がメンバー(当時)のため、事実上のセルフカヴァー。また、タイトルは『あいのうた ?Swallowtail Butterfly?』となり、本題と副題が入れ替わったものとなった。
つじあやの(2004年) - カバーアルバム『COVER GIRL』に収録。
甲斐よしひろ(2007年) - カバーアルバム『10 Stories』に収録。
cinnabom[3](2007年) - オムニバスカバーアルバム『SOUND OF KULA』に収録。