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やノートページでの議論にご協力ください。Sun Fire (サン・ファイア)は、サン・マイクロシステムズ社が2001年に売り出した一連のサーバコンピュータ製品群の名称[1]。この名称は同社のSun Enterpriseシリーズの後継名称である。Sun EnterpriseシリーズではマイクロプロセッサはUltraSPARC II(または同I)を搭載していたが、Sun Fireは当初、後継のUltraSPARC IIIを搭載した。UltraSPARC II、同IIIはいずれもサン・マイクロシステムズ社の自社開発のマイクロプロセッサである。2003年、サン・マイクロシステムズ社はIntel Xeonプロセッサを搭載したサーバにまでSun Fireブランドを拡大した。2004年にサン・マイクロシステムズ社はAMD社との提携後初の製品としてAMD Opteronプロセッサを搭載した機種を売り出した[2]。また、2004年にサン・マイクロシステムズ社はデュアルコアプロセッサであるUltraSPARC IVを搭載した機種を発表した[3]。2007年、サン・マイクロシステムズ社は再びIntel Xeonを搭載した機種を売り出すとともに、AMD Opteronを搭載した機種も引き続き販売し続けた。
SPARCベースのSun Fireシステムは2010年まで製造され、サン・マイクロシステムズ社がオラクルによって2009年に買収され2010年に完全子会社化された[4]後もx86-64ベースのマシンは2012年半ばまで販売された。2012年半ば、オラクル社は後継機の名称にSun Fireを使うことをやめた[5][6]。 UltraSPARCベースのSun Fireモデルは、Solarisオペレーティングシステムバージョン8、9、10を実行できるライセンスが付与されている。公式サポートではなかったが、Linux、OpenBSD、NetBSDがサードパーティから提供されていた。 Intel XeonプロセッサとAMD OpteronベースのSun Fireサーバでは、Solaris 9と10、OpenBSD、Red Hat Enterprise Linux バージョン3~6、SUSE Linux Enterprise Server 10と11、 Windows 2000、 Windows Server 2003、 Windows Server 2008、および2008 R2 をサポートしていた。 Sun Fireの後期のモデル番号には、以下のようなシステムの種類を示す接頭辞が付いていた。 サン社がVシリーズサブブランドでIntel XeonとAMD Opteronを搭載するSun Fireサーバを提供したとき、サン社はIntel Xeonプロセッサベースのシステムを表すために接尾語にxを使用し、AMD Opteronプロセッサにはzを使用したが、この規則は後に廃止された。 接尾語zは、以前はV880サーバの変種であるV880z Visualization Serverを区別するためにも使用されていた。 サン社の第1世代ブレードサーバプラットフォームであるSun Fire B1600シャーシとそのブレードサーバは、Sun Fireサーバブランドでブランド化された。その後、サン社のブレードシステムはSun Blade
オペレーティングシステム
モデルの命名法4つの AMD Opteron CPUを搭載したSun Fire V40zSun Fire T2000(上)
V :エントリーレベルおよびミッドレンジのラックマウントおよびキャビネットサーバ(UltraSPARC、IA-32またはAMD64)
E :高可用性機能を備えたハイエンドエンタープライズクラスのキャビネットサーバ(UltraSPARC)
B :ブレードサーバ(UltraSPARCまたはIA-32)
X :ラックマウントx86-64ベースのサーバ
T :UltraSPARC TシリーズCoolThreadsプロセッサに基づくエントリーレベルおよびミッドレンジラックマウントサーバ
2007年、サン社、 富士通 、 富士通シーメンスは、サーバ製品に共通のブランドSPARC Enterpriseを使うことを発表した。 SPARC Enterpriseの最初のモデルは、富士通が開発したミッドレンジおよびハイエンドのSun Fire Eシリーズの後継モデルだった。さらに、Sun Fire T1000とT2000サーバはSPARC Enterprise T1000とT2000にブランド名が変更され、富士通のブランドで販売されたが、サン社はこれらを元の名前で提供し続けた。その後のTシリーズサーバにも、Sun FireではなくSPARC Enterpriseのブランドが付けられた。
2010年後半以降、オラクルはSPARC TシリーズサーバにSun Fireブランドを使用しなくなり、2012年半ば以降、Intel Xeon CPUをベースにした新しいXシリーズのx86-64マシンにも使用しなくなった。買収前にサン・マイクロシステムズ社によって開発され生産されていたx86-64サーバモデルはすべて、Sun Server Xシリーズとしてブランド名が変更された。