Suica
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Suica

通称スイカ
使用エリア首都圏エリア
仙台エリア
新潟エリア
盛岡エリア
青森エリア
秋田エリア
札幌エリア(SAPICAエリア)
沖縄エリア
その他相互・片利用エリア
導入2001年
規格.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

FeliCaNFC

運用東日本旅客鉄道(JR東日本)
通貨日本円 (最高チャージ金額20,000円)
プリペイド機能あり
有効期限最終利用日から10年
自動チャージあり
取扱事業者

東日本旅客鉄道(JR東日本)

東京モノレール

東京臨海高速鉄道

埼玉新都市交通

伊豆急行

富士山麓電気鉄道

仙台空港鉄道

沖縄都市モノレール

ジェイアールバス関東

ジェイアールバス東北

販売場所

自動券売機

みどりの窓口

追加機能

VIEW Suicaカード

学生証・社員証

キーレスロッカー

ウェブサイトhttps://www.jreast.co.jp/suica/
テンプレートを表示
改札通過時の自動改札機の画面

Suica(スイカ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京モノレール東京臨海高速鉄道が発行するサイバネ規格準拠のICカード乗車券。後者はそれぞれ「モノレールSuica」「りんかいSuica」の名称で発行。
概要「タッチ&ゴー」の動き

2001年に導入開始。ソニーの非接触型ICカードFeliCaの技術を用いた乗車カード電子マネーで、プリペイド方式の乗車券の機能をはじめ、定期券、駅売店等全国の交通系ICカード対応商店での支払いに使えるSuica電子マネーの機能を併せ持つ。JR東日本の規約[1]においては「ICチップを内蔵するカード等に記録された金銭的価値等」と定義されている[PR 1]。ソニーの非接触型ICカードFeliCaの技術を用いた交通系ICカードの先駆けであり、その後ICOCAJR西日本)やPASMO関東私鉄)といったJR他社や大手私鉄を中心として全国でFelicaの技術を用いた交通系ICカードが拡大導入されていった。2013年には交通系ICカード全国相互利用サービスを開始し、定期券を除く乗車券機能や電子マネーが全国の対応する交通機関・店舗で利用可能となった。

かつてJRグループでは、自動券売機乗車券などの購入に使用できる磁気式プリペイドカードオレンジカードを発売していた。またJR東日本ではオレンジカードに加え、カードを直接自動改札機に投入して運賃精算に使用できる磁気式プリペイド乗車カード(ストアードフェアシステム)のイオカードのサービスを1991年から首都圏で実施していたが、これに替わるシステムとして2001年からJR東日本管内のエリアで順次導入されたものである。2021年時点での発行枚数は約8,700万枚にのぼる[2]2006年にはモバイルSuicaを導入し、2016年にはiOSiPhone)向けのApple Pay、2018年にはAndroid向けのGoogle Payにも対応した(モバイルSuica発行枚数は2023年時点で2,000万枚にもなる)。2021年時点での発行枚数は約8,700万枚にも及び、交通系ICカードの中では最多である[3]
名称とロゴ

「Suica」の名称はJR東日本の登録商標(登録番号第4430532号)。名称の「Suica」は「Super Urban Intelligent CArd(スーパー・アーバン・インテリジェント・カード)」に由来し[4][PR 2]頭字語)、同時に「スイスイ行けるICカード」の意味も持たせている[4][PR 3]

また、親しみやすくするため果実スイカと語呂合わせし(バクロニム)、カード表面の緑色のデザインもスイカ風としている。ロゴマークも、JR東日本のイメージカラーであると線路(旧国鉄路線を表す地図記号)でスイカを表現している。ロゴマークでは「ic」の部分が反転表記されており、ICカードであることをアピールしている。

イメージキャラクターはペンギンで、イラストレーターさかざきちはるがデザインした。キャラクターについては「Suicaのペンギン」を参照

Suicaカードの裏面右下には「JE」で始まる17桁の英数字が記載されているが、この「JE」はJR東日本の英語表記「JR East」から採られた。モバイルSuica(詳細は後述)にも、この「JE」で始まる個別の番号が振り分けられている。
FeliCa「FeliCa」も参照

技術的には、ソニーが開発した非接触型ICカード技術である「FeliCa」を採用している。非接触型のため、パスケースや鞄などから取り出す必要はなく、パスケースごとタッチしても利用できる。なお、読み取り可能範囲が半径10cm程度あるので空中を通しても利用可能な場合があるが、Suicaと改札機との通信時間を確保するため、Suicaやパスケースなどを読み取り機に(かざすのではなく)タッチさせて改札機を通過する使い方、すなわち「タッチ&ゴー」をJR東日本では推奨している。カードを機械に反応させる方法が人によって様々であることは実験段階から判明していたため、その統一を目指す方法として導入当初は「タッチ&ゴー」のキャッチフレーズを宣伝で使用し、正しい使い方の定着を図った。

FeliCaはすべて13.56MHz帯の周波数の無線を使用して通信・発電するため、通信可能圏内にある複数のFeliCaが通信可能となる。アンチコリジョンに対応していれば複数枚のカードを重ねても干渉しないとされており、本カードは対応しているが、電子マネーカードの「Edy」(現:楽天Edy)は非対応で、本カードとEdyを重ねて使用しようとすると相互に干渉することがある。さらに、複数枚のFeliCaが読み取り機からの電波を奪い合い、通信に必要なエネルギーを供給できずにエラーを起こしてしまうことがある。また、IC運転免許証とも相互干渉を起こし、エラーとなる場合もある。
交通系ICカードの相互利用詳細は「首都圏ICカード相互利用サービス」および「交通系ICカード全国相互利用サービス」を参照

当初はJR東日本の首都圏エリアでのみ利用可能であったが、2007年3月18日から「PASMO」との相互利用が開始され、その後、利用可能区間の拡大並びに日本各地のICカードとの相互利用の開始が行われた。

2013年3月23日には全国10種類の交通系ICカードの相互利用サービスが開始され、PASMO・KitacaTOICAmanacaICOCAPiTaPaSUGOCAnimocaはやかけんとの間で相互利用が可能となった[PR 4][PR 5]。相互利用エリアは北海道から九州地方まで日本の広範囲に広がり、前掲のICカードをどれか1種類所有していれば、相互利用サービスを実施している各社局の鉄道・バスに乗車することができる(ただし相互利用カードのエリア内であってもシステムの都合上、一部利用できない鉄道・バス事業者がある[注 1])。

このうちPiTaPaを除く9種類については、電子マネー機能の相互利用サービスも行われている。なおPiTaPaは法律上クレジットカードに準ずる扱いで、加えて相互利用開始時までにシステムの改修が間に合わないため、電子マネー機能の相互利用は当分の間実施されない(詳細は後述)。
取扱事業者一覧

Suicaのサービスエリアについては下記の利用可能エリアを参照。発行3社のSuicaは基本的な機能に変わりはないが、カード・定期券の発売や払い戻しはそれぞれの発行事業者でのみ行う。発行をしない発売事業者については自社でカード・Suica定期券の発売はせず、一部でJR東日本発行のSuicaを発売する。紛失・盗難時の取り扱いにも制限があったり取り扱いのない場合もある。発売しない事業者では導入(チャージ等の取扱)のみ。
発行事業者

ストアードフェア(SF)部分はJR東日本が発行。

東日本旅客鉄道(JR東日本)

東京モノレール - モノレールSuica

東京臨海高速鉄道 - りんかいSuica

JR東日本発行のカードを発売する事業者

富士山麓電気鉄道[PR 6]分社化前の富士急行では、2020年10月の富士急モビリティ分社化までバス事業においてはPASMOに加盟しており、唯一のSuica・PASMO両加盟だった。

自社では発売しない事業者

埼玉新都市交通

伊豆急行[注 2]

仙台空港鉄道

沖縄都市モノレール別途OKICAを導入済み。他のSuicaエリアには接しておらず、同社に限らず沖縄本島ではSuicaカードの入手もできない。

ジェイアールバス関東

ジェイアールバス東北上記2社は別途スマートフォンアプリによるスマホ定期券を導入

種類
Suicaカード

カードの呼称と色は発行各社によって異なる。基本的に銀色の地にSuicaのロゴが入ったデザインである。JR東日本発行のカードは黄緑色、東京臨海高速鉄道は水色、東京モノレールの旧デザインカードは橙色のアクセントが入ったカードである。

JR東日本では、2008年(平成20年)11月からペンギンの絵柄と電子マネー対応マークの位置を変更した。モノレールSuicaは2009年(平成21年)4月6日からデザインを一新し、銀地に緑の絵(擬人化したモノレール)が描かれた新デザインのSuicaカードに変更した。りんかいSuicaは2010年(平成22年)10月8日から電子マネー対応マークの位置を右上に変更し、右下にりんかるの絵柄が入ったデザインに変更した。いずれも、電子マネー対応マークの下に、緑色の丸が2個付いている。

Suicaのカードには以下の種類がある。
Suicaカード(無記名式)
氏名などの
個人情報は登録しないで、鉄道乗車時の運賃精算やSuicaショッピングサービス加盟店舗での商品代金の支払いに利用できる。大人用のみ発売している。小児も利用することができるが、運賃がすべて大人用として扱われるため、下記の小児用My Suicaが別に設けられている。なお、デザイン面が通常と異なる記念カードについてはSuica・PASMO相互利用記念Suicaカードを除いて、リライト機能のない無記名専用カードで発行している。半導体不足により2023年6月8日の初電より原則として販売休止となっている[注 3]
My Suica(記名式)
購入時に氏名(カタカナ)、生年月日、電話番号などの個人情報を登録するSuicaで、Suicaカードの表面に氏名がカタカナで印字されており、その本人以外は使用できない。個人情報を登録することにより、万一の紛失時に使用停止措置と残高を保証した再発行が有償で受けられる。大人用のほか、小児運賃を差し引くこども用My Suicaがある。既に小児用の他社発行のSuicaやPASMOを所持している場合は購入できない。半導体不足により2023年8月2日より原則として販売休止となっている[注 3]
Suica定期券
My Suicaに加えて、定期券情報を持つもの。大人用と小児用があり、大人用には通勤定期券のほか、中・高・大学生別の通学定期券もある。発行時点ではSFがない。定期券としての有効期間を過ぎても自動精算機能は利用できる(ただし、自動精算機での精算取扱いに制限がある)。逆に、定期券の有効期間終了と同時に自動精算機能を停止させる機能を付けることもできる。また、複数の定期券情報を付加することも可能である。ICカードによる新幹線定期券であるSuica FREX定期券およびSuica FREXパル定期券も発行されている。
Suica連絡定期券
Suica定期券に加えて、JR東日本線と連絡他社線にまたがる区間を1枚の定期券とするもの。発駅・着駅がともに連絡他社線の駅となる連絡定期券は、当該他社側のICカード連絡定期券となり、Suica連絡定期券としては発売できない。当初は基本的に磁気での連絡定期券として発行可能なもののみに限られていたが、2012年(平成24年)3月17日からはJR定期券上の区間から連絡する他社線のみの定期券を2枚目の定期券情報として付加する「Suica二区間連絡定期券」の発売を開始した[PR 10]。取り扱い事業者は2023年3月現在、34社局で、以下の事業者との連絡定期券を発行している[PR 11]。東海旅客鉄道・伊豆箱根鉄道(大雄山線のみ)・江ノ島電鉄・小田急電鉄・関東鉄道・京王電鉄・京成電鉄・京浜急行電鉄・埼玉高速鉄道・埼玉新都市交通・相模鉄道・首都圏新都市鉄道・新京成電鉄・西武鉄道・多摩都市モノレール・千葉都市モノレール・東急電鉄・東京地下鉄・東京都交通局・東京モノレール・東京臨海高速鉄道・東武鉄道・東葉高速鉄道・箱根登山鉄道・北総鉄道・ゆりかもめ・横浜高速鉄道・横浜市交通局・横浜シーサイドライン・仙台空港鉄道・伊豆急行・富士急行・仙台市交通局・湘南モノレール・秩父鉄道。


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