Sonos
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Sonos Inc.
種類非公開企業
本社所在地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンタバーバラ
設立2002年; 15年前 (2002)
業種家電
代表者

パトリック・スペンス CEO

マイク・ジネット CFO

マシュー・シーゲル CCO、事業開発・販売及びマーケティング

支店舗数1
関係する人物

ジョン・マクファーレン

クレイグ・シェルバーン

トム・カレン

トラング・マイ

外部リンク ⇒www.sonos.com
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Sonos(ソノス)はサンタバーバラに拠点を置く米国家電機器企業。2002年にジョン・マクファーレン、クレイグ・シェルバーン、トム・カレン及びトラング・マイによって設立された。Sonosは同社が独自開発・製造したスマートスピーカーで広く知られている。

創業後、マクファーレンは2004年のCECで製品の見本を紹介し、2005年の後半に「デジタルミュージックシステムバンドル」が発売されると発表した。同社はプロトタイプと製品設計を拡張し、AES暗号化によるメッシュネットワーキングを追加して、セットアップされたスピーカーがどの部屋でも音楽を再生できるようにした。2011年から2014年の間に同社は様々なスピーカーの発売やサービスの追加をしており、2015年にはBruce Mau Designと共同で企業のロゴを変更した。同社は他社と提携を結び、他社のサービス(iHeartRadio、Spotify、MOG、QQ Music、Amazon Musicなど)を利用できるようにした。

家電製品に加え、同社は2016年7月にニューヨークのソーホーに独自の公式ストアをオープンし、2012年5月には独自のスタジオとアートギャラリーの「Sonos Studio」もオープンした。
歴史

Sonosは2002年にジョン・マクファーレン、クレイグ・シェルバーン、トム・カレン、トラング・マイによって設立され、マクファーレンはワイヤレスサービスをつくることを望んでいた[1][2]。2004年のCESでマクファーレンは間もなく完成する同社の最初の製品であるスマートスピーカーの「デジタルミュージックシステムバンドル」の見本を持ち込んだ。このバンドルは11月のCESイノベーションデザイン&エンジニアリングアワードの「ベストオーディオ」賞を獲得し[3]、2005年2月に発売された[4]。3月に同社は現在のデジタルミュージックシステムバンドルのアドオンとして「ZP100」アンプを導入した(その後、 ZP120に置き換えられ、「CONNECT:AMP」にリブランドされた)[5]。このバンドルは5月下旬に英国でも販売されると発表された[6]。まもなく、ユーザーのSonosシステムをアナログとデジタルの入出力の接続で従来のアンプにリンクする未増幅のZP80(後でZP90に置き換えられ、「CONNECT」にリブランドされた)によって統合された。2009年にアンプリファイドスマートスピーカーの「ZonePlayer S5」(後にPLAY:5とリブランドされた)が販売された。

2011年2月、シリウスXMラジオがソノスの音楽サービスのカタログに追加された[7]。7月に同社はスマートスピーカーのPlayのラインアップに第二の小型アンプスピーカー「PLAY:3」を発表し[8]Spotifyをカタログに追加した[9]。MOGは5月に14日間の無料トライアルと共にサービス追加された[10]

2012年8月、Amazonクラウドプレイヤーの互換性が追加された[11]。5月にSonosはワイヤレスサブウーファー「SUB」を発表し[12]テンセントとのコラボで「QQ Music」が利用できるようになった[13]。同月にSonosはスタジオ及びアートギャラリーの「Sonosスタジオ」を発表した[14]。アートギャラリーはSonosの製品と共に無料で展示され、スタジオにはベックザ・ロンリー・アイランドソランジュなどのアーティストも呼ばれ[15]、6月にスタジオ開設の模様を写した映像を公開した[16]

2013年2月、Sonosはサウンドバー型スピーカーの「PLAYBAR」を発表した[17]。10月には、第三の小型のスマートスピーカー「PLAY:1」を発表した[18][19]。12月にはコールバーグ・クラビス・ロバーツ、レッドポイント・ベンチャーズ、エレベーション・パートナーズから2500万ドルの資金調達ラウンドなどで推定1億1800万ドルの資金を調達した[20]

2014年3月、ソノスは同社のシステム用のユニバーサルコントローラーアプリの更新を発表した[21]。2015年1月、「Bruce Mau Design」によって2011年から2014年までの4年間使われたロゴから新たなロゴへと変更された[22][23]。Sonosはブルーノート・レコードとコラボした限定版「ブルーノートPLAY:1」を2月に発表し[24]、3月に発売された[25]。「第2世代」の「PLAY:5」スピーカーは9月に発表され、10月にクラウドプレイヤーのサポートから3年後となるAmazon Musicのサポートが正式に追加され[26]、同月に「PLAY:5」の予約が開始された[27]。11月のソフトウェアアップデートで調律機能「Trueplay」が公開された[28]。Trueplayは、Sonosスマートスピーカーユニットの出力を、室内の音響に合わせて調整する。調律の初期プロセスでは、適切なAppleスマートフォンやタブレットを使用する必要がある。

2016年2月にApple Musicがストリーミングで利用できるようになり[29]、Sonosも『Music Makes it Home Study』という名の実験作をリリースした[30]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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