SoftBank_3G
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SoftBank 3Gの機種である905SH

SoftBank 3G(ソフトバンク スリージー)は、携帯電話キャリアである、ソフトバンクSoftBankブランドで提供する2GHz帯/900MHz帯を使用した第3世代移動通信システムサービス及びそのサービスに対応した端末を指す(かつては、1.5GHz帯も使用していた)。通称S3G。旧称はVodafone 3G (V3G)。
概要

もともとボーダフォン日本法人は第三世代携帯電話サービスを、日本国外との国際ローミングが可能なことを前面に出した「ボーダフォングローバルスタンダード」(Vodafone Global Standard=以下VGS)の名で2002年にスタートさせたが、加入者が伸びず、パケット定額制など新サービスを始めるのを機に2004年12月に名称をVodafone 3Gに変更した。

ボーダフォン(Vodafone日本法人)からソフトバンクモバイル(→ソフトバンク)への社名変更により、2006年10月1日に現在の名称に変更した。

2019年12月3日より、SHA-2のセキュリティ暗号化に対応せず、SHA-1までにしか対応していない端末を中心に、ネットワーク自動調整が出来なくなる等、旧来の3G対応の携帯及びスマートフォンの機種の機能の一部が使用できなくなった[1]。これはインターネット通信のセキュリティ強化(SHA-1の利用不可)などネットワーク構成の更新・改善によって、これらの機種が対応できない為である。使用できなくなる機能として、GPSS!メールワンセグ、カメラの起動、時刻自動調整などがある。
SoftBank 3G開始の背景

従来の機種は、通信方式に日本独自のPDC方式が使われていた為、日本国外で使用する事が出来なかった。そこで、内外両方で使用できる様に、をはじめとしたほとんどの国で主流となっている第2世代移動通信システムGSM」と、NTTドコモノキアエリクソンシーメンスなどヨーロッパの機器メーカーとの共同開発による第3世代移動通信システムW-CDMA」の両通信方式に対応させたものである。

同じW-CDMA方式であるNTTドコモのFOMAに遅れること1年強経過した2002年12月20日に、「Vodafone Global Standard」(略称VGS)としてサービスが開始された。これは、FOMAより新しいW-CDMAの国際標準規格Release4(別称:Release2000)に仕様を合わせたためである。当初の予定では2001年12月に3Gサービスを予定していた[2][3][4]

最初に発売された3G端末は試験的な意味合いが強く、電話ショートメッセージ(短文のメール)が送受信できるのみで、販売店も限られていたが、2003年12月1日に発売されたV801SAは、「写メール」「ボーダフォンライブ!(現Yahoo!ケータイ)」などに対応した。しかし、その後発売されたV801SHともども、着うたなどの機能を前面に押し出すも、それ以外の性能がPDCハイエンド機より劣っている、使えるエリアが狭い、電池の持ち時間が短いといった初期のFOMAと同じ問題が山積みであったため、契約者数は伸び悩んでいた。

一方、国内向け機種とは別に、海外ローミング専用端末としてGSM方式のモトローラV66を安価に提供し、料金面ではグローバルコールプラン(海外使用のみであれば基本料金が非常に安い)を導入し、海外渡航者へアピールした。この施策は一定の成果をあげたが、3GサービスであるはずのVGSでGSM海外ローミングのみの利用者が増えるという矛盾もはらんでいた。

2004年12月に、「Vodafone 3G」にサービス名を変更するに伴い、メール機能やボーダフォンライブのファイルサイズ拡張などが行われた新シリーズVodafone 902、802、702シリーズを投入。合わせて、パケット定額制プラン「パケットフリー」の運用もスタート。これらにより、3Gで先行する2社への巻き返しを図った。しかし、端末を海外と共通化したことにより、ユーザインタフェースの変更、機能不足、対応サイトやコンテンツの少なさなどに対する不満の声が大きく、また致命的な不具合を抱えた機種が多かったことなどから利用者の離反を招いた。

2005年後半からは、上記の欠点を克服した新機種の投入や、各種定額制サービスの導入により、再度の巻き返しを図った。

2005年7月25日から、MVNOによる法人向けVPNアクセス回線限定ながら、Vodafone 3G回線を利用した定額料金でのPC等外部接続が日本通信より提供開始された[5][6]

Vodafone 時代は、主力サービスであるはずの3Gユーザー数増加は遅れていた。しかしVodafoneからソフトバンクとなり様々なサービスを打ち出したことに加え、2007年度いっぱいで2Gの新規契約受付を終了したこと、MNPでの他社からソフトバンクへの転入は3Gに限って認める等の3G誘導策を強化したことにより、2Gから3Gへの移行が順調に進むようになった。2007年8月に契約者数が1,000万件を突破し、2009年2月末の段階では全ソフトバンクモバイルユーザーに占める割合も全体の9割近くに達した。

そして2008年7月3日の報道向け発表で2010年4月以降3Gとそれ以降の世代のサービスに一本化することを明らかにし、実施された。
特徴

SoftBank 3Gは携帯電話通信方式の世界標準のひとつであるW-CDMAを採用した携帯電話端末であり、SoftBank 6-2などのPDC方式の端末と比較して以下の特徴がある。

国際ローミングに対応している。多くの端末が旧規格の世界標準であるGSM方式に対応するためW-CDMAが普及していない国でも使用可能である

高速なデータ通信が可能である

着うたフルS!アプリなどの大容量のデータをダウンロードできる

さらに高速な3G ハイスピードに対応する端末がある


パケット定額制に対応している

SoftBank 3G(前身のVodafone 3Gを含む)の端末はハイエンドの9シリーズ、ミドルレンジの8シリーズ、ローエンドの7シリーズ、スマートフォンXシリーズデータ通信端末のCシリーズに分けられている。このシリーズ名は端末型番の数字部分の100の位を示す。2007年以降、7シリーズは縮小され、新機種は9シリーズや8シリーズに絞られている(なお、7シリーズは2008年冬モデルより新たにプリモバイル用端末の位置づけとなり、専用端末として最小限の機能に抑えた730SCが発売された)。

ソフトバンクモバイルにブランド変更して以降、社長である孫正義が薄型端末に力を入れると宣言し、2006年冬モデルの708SCW-CDMA通信方式の携帯電話では世界最薄であった。また、これ以降の端末は発表時期ごとにひとつのコンセプトにまとめて発表されている(2008年冬モデルは「Touch」をキーワードとし、タッチパネルを搭載したハイエンド端末の931SH930SCX04HTX05HTを発表した)。

3G端末を回線契約と関係づけるためにUSIMカードを使用するが、ソフトバンク専用のSoftBank 3G USIMカードのみ利用可能となっている。他のキャリアと同じく、SoftBank 3G端末にSIMロックがかかっている為、他のキャリアのSIMカード(ドコモUIMカードなどはもちろんのこと、自社のサービスとなったEM chipや自ブランドのSoftBank スマートフォン向けUSIMカードなど他用途のものも利用不可)は使用できない(2015年発売のSoftBank 401PM以降に発売されたSoftBank 3Gは解除可能[注 1])。


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