Skype_for_Business_Server
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Skype for Business Server
開発元マイクロソフト

最新版2015 (6.0.9319.516)[1] / 2018年7月31日 (5年前) (2018-07-31)
最新評価版2019 [2] / 2018年7月24日 (5年前) (2018-07-24)
対応OSWindows Server
プラットフォームx86-64
前身Lync Server、Office Communications ServerLive Communications Server
後継Microsoft Teams
種別インスタントメッセンジャー, グループウェア
公式サイトproducts.office.com/skype-for-business/ 
テンプレートを表示

Skype for Business Server[3] (スカイプ・フォー・ビジネス・サーバ、以前のMicrosoft Office Communications ServerとMicrosoft Lync Server)は、企業向けインスタントメッセージングプレゼンスVoIP、アドホックと事前設定された会議(音声、ビデオ、およびWeb会議)およびサードパーティのゲートウェイまたはSIPトランクを介したPSTN接続のインフラストラクチャを提供するリアルタイムコミュニケーションサーバーソフトウェアである[4]。 これらの機能は、組織内、組織間、および公衆インターネットまたは標準電話(PSTNおよびSIPトランキング)の外部ユーザーとの間で利用できる。
特徴

Skype for Business Serverでは、インスタントメッセージング(IM)と単一の組織内でのプレゼンスの共有などを行うことができる。様々な状態を表すプレゼンス情報、ファイル転送、音声およびビデオでのコミュニケーションも行うことができる。 Skype for Business Serverは、NATトラバーサルとTLS暗号化Interactive Connectivity Establishmentを使用して、企業ネットワークの内外で安全な音声とビデオでのコミュニケーションを可能にする。

Skype for Business Serverは、インターネット上の企業ユーザー(モバイルワーカーやホームワーカーなど)とパートナー企業のユーザーの両方のリモートユーザーもサポートする。 Skype for Business ServerはIDフェデレーションをサポートし、他の企業IMネットワークとの相互運用性を可能にする。フェデレーションは、手動(各パートナーが他の組織の関連するエッジサーバーを手動で構成する場合)または自動( DNSの適切なSRVレコードを使用)のいずれかで構成できる[5]

Microsoft Skype for Business Serverは、IMおよびプレゼンス用のSIPへのSIMPLE(英語版)拡張機能とともに、シグナリングにSession Initiation Protocol(SIP)を使用する。メディアはRTPとSRTPを使用して転送される。ライブ会議クライアントは、Persistent Shared Object Model(PSOM)を使用して会議コンテンツをダウンロードする。クライアントは、 HTTPSを使用してWebコンポーネントサーバーに接続し、名簿をダウンロードして配布リストを展開する。デフォルトでは、サポートされている組み合わせには、SIP over TLSおよびSRTPを使用した暗号化された通信と、暗号化されていないSIP over TCPおよびRTPがある。マイクロソフトは、Unified Communications Open Interoperability Program(UCOIP)を通じて、認定ベンダー向けにサポートされている構成の詳細を公開している[6]

IM機能はSkype for Businessのほんの一部に過ぎない。その他の重要な機能として、デスクトップコミュニケータクライアントを介したVoIPテレフォニーとビデオ会議、そしてデスクトップ、モバイル、およびWebクライアントを使用したリモートアクセスなどがある。

いくつかのサードパーティは、既存のプラットフォームにSkype for Businessの機能を組み込んでいる。 HPは、Haloビデオ会議プラットフォームに実装した[7][8]
歴史

Microsoft Office Live Communications Serverは、2003年12月29日に一般提供開始され、Exchange 2000 に含まれExchange 2003から削除されたExchange Instant Messenger Serviceを置き換えた。ソフトウェアアシュアランスを利用するExchange 2000ライセンス所有者は、Exchange 2003とともにLive Communications Serverをアップグレードとして利用する権利があった。ただし、Live Communications Serverクライアントアクセスライセンスは、新規ユーザー向けに通常どおり購入が必要だった。

Office Communications Server (OCS) R2は、Office Communications Server 2007のリリースから1年後の2008年10月にアムステルダムのVoiceConで発表された[9]

マイクロソフトは、2009年2月にMicrosoft Office Communications Server 2007R2をリリースした[10]。 R2リリースでは、次の機能が追加された[11]

ダイヤルイン音声会議

デスクトップ共有

履歴が残る続的なグループチャット(Windows OSクライアントでのみ使用可能)

参加者用コンソールと権限移譲

セッション開始プロトコルトランキング

モビリティと単一電話番号による複数同時呼出

Microsoft Lync Server 2010は、2010年11月に一般提供を開始した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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