ラジオ番組の中では、遠隔地にいるラジオパーソナリティやリスナーとを放送中にスカイプでつなぎ、電話中継に似た形で通話をそのまま放送することがある。とくにアマチュアが趣味で放送しているインターネットラジオで比較的多く見られる。
名称は当初、 Skyper(スカイパー)とする予定だったが、ドメインがすでに取得されていたので、Skype に変更した。
機能
Skype ユーザー間で、1対1またはグループでの無料音声・HDビデオ通話が可能。
Microsoft Teamsとの間でチャット・電話・ビデオ通話が可能。(データは転送時、保管時共に暗号化される)。
グループ通話機能は最大100名まで同時に参加可能[10]。
グリッドビューによるビデオ通話はデスクトップ版は最大12名、モバイル版は9名まで対応する[11]。
音声・ビデオ通話のリアルタイム字幕表示に対応している。
ゲスト参加機能。アカウントを作らずゲスト用のリンクを生成し、会議に参加可能[12]。
好みの背景画像を使用できるバーチャル背景機能が導入されている。また、配信者の背景をぼかし、プライバシーを保護する[13]背景ぼかし機能がある。(Windows版、iOS版、iPadOS版のみ)
仮想空間の背景を共有するTogetherモードがある。
高音質な通信も可能。
リアルタイム通訳機能であるSkype Translatorが実装されている[14]。
OneDriveと連携し、クラウド上のファイルをSkypeアプリで共有可能[15]。現在はOneDriveと統合されている[16]。
携帯電話、固定電話への通話に対応。
SMS(テキストメッセージ)の送信。
音声メッセージ機能は最大2分録音が可能[17]。
複雑な設定無しに、一般的なファイアウォールやNAT内からでも通信が可能。
エンド・ツー・エンドのセキュアな暗号化通信が可能。アクセス毎に認証キーが変わる。
世界の誰からでも通話・チャットを受け付ける「Skype Me」機能(バージョン4以降、廃止)
相手がオンラインかどうか確かめる機能や、最大25人までの同時通話が出来る電話会議機能も実装されている。また、インスタントメッセンジャーやファイル転送の機能もある。
デスクトップ版
グリッドビュー機能は最大12名まで同時に表示可能[18]。
モバイル版
スクリーン共有に対応[19]。
Web版
Web版はインストールの必要がなく、対応するWebブラウザーのみで使用可能。
仕様
APIが公開されている。
システム要件[20]
デスクトップ
Skype for Windows デスクトップ
OS: Windows 7・8/8.1・10・11
CPU:デュアルコア 1.5 GHz以上
システムメモリー:2GB以上
DirectX v9.0以降
グループビデオ通話の場合
5人以下(最高品質の通話をする場合)
インターネット回線:高速ブロードバンド接続推奨(持続的な512Kbps以上の回線速度が必要)
CPU: 1GHz 以上のプロセッサもしくはCore 2 Duo 1.8GHz
Skype for Windows 10 & 11(ストアアプリ版)
Windows 10 (バージョン1809以降)
Windows 11 (バージョン 1809以降)
Skype for macOS
OS:OS X v10.11以降
CPU:1GHzのIntelプロセッサ(Core 2 Duo)
システムメモリー:1GB以上
ソフトウェアの要件
最新バージョンのQuickTime
Skype for Linux
OS:64-bit Ubuntu 14.04 以降、64-bit Debian 8.0 以降、64-bit OpenSUSE 13.3 以降、64-bit Fedora Linux 24 以降
CPU:デュアルコア 1.5 GHz以上
システムメモリー:2 GB 以上
ハードディスク:100MB以上の空き容量のあるハードディスクドライブ
Xv対応のビデオカードドライバ
ソフトウェアの要件
libappindicator1 または GtkStatusIcon を使用して、Skypeをトレイに表示します(省略可能)
モバイル
Skype for Android
Android 4.0.4以降
日本においては当初、Skype auとしてau IS03、IS01にのみ対応していたが、現在はどのキャリアの端末でも使用できる(Google Playからダウンロード可能)。
Skype for iOS
iOS 10以降のiPhone / iPod touch / iPad
無線LANでのインターネット接続環境(2010年5月30日のアップデートにより携帯電話回線でも利用可能)
Apple ID(アプリがApp Storeで配布されるため)
第3世代のiPod touchの場合、音声送話には対応マイクロホンが必要(第4世代以降はスピーカーフォン形式ながら単体での通話が可能)
H264対応デバイスが必要。
Skype for Amazon Kindle Fire
Fire OS 7以降
Web
Skype for Web
対応Webブラウザー
Microsoft Edge、最新バージョンのGoogle Chrome
その他
PlayStation Portable / PlayStation Vita
PSP (PSP-2000, PSP-3000, PSP go)
システムソフトウェア Ver3.93以上
メモリースティック Duo(必要空き容量 1MB以上)
無線LANでのインターネット接続環境
PSPのSkypeに対応した音声入出力機器(マイクロホン、リモコン付きヘッドホン)PSP-3000・PSP goでは、マイクが本体に内蔵されているので音声入力機器は不要
PS Vita
メモリーカード(必要空き容量 60MB以上)
無線LANでのインターネット接続環境(3G接続は各3G回線提供元によって異なる)
ビデオ通話は可能
Xbox 360 / Xbox One
Xbox 360(旧式、S全てに対応)
Xbox 360は2011年秋のダッシュボードアップデートに併せて追加される
Xbox One
その他
無線LAN対応ヘッドセット
Logitec Skype専用 無線LAN携帯端末 LAN-WSPH01WH
パナソニック システムネットワークス Skype対応Wi-Fiフォンセット KX-WP800
全プラットフォーム共通事項
サウンドカード、スピーカー・マイクロフォン(ヘッドセット推奨)
Skypeを利用するためのヘッドセット、USB接続のハンドセットやスピーカー、Bluetooth用のコードレスハンドセットがSkype認定製品としてサードパーティーから発売されている。
なお、機種によってはマイクロフォンを接続していなくても通話の接続自体やプッシュトーン(DTMF信号)の送出はできる場合がある。DTMFによる自動音声応答式のテレホンサービスなど、通話者の肉声等を送出する必要のない通話先であれば利用に支障はない。 2020年1月31日現在の対応言語。この一覧はアプリケーションの表示に対応している言語である。
対応言語
アラビア語
イタリア語
インドネシア語
ウクライナ語
エストニア語
オランダ語
カタルーニャ語
ギリシャ語
クロアチア語
スウェーデン語
スペイン語
スペイン語(メキシコ)
スペイン語(アメリカ)
スロバキア語