Self_Control_(TM_NETWORKのアルバム)
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『Self Control』
TM NETWORKスタジオ・アルバム
リリース1987年2月26日
録音1986年10月 - 11月[1]
音響ハウス
スマイルガレージ
スタジオセディック
CBSソニー信濃町スタジオ
CBSソニー六本木スタジオ
ジャンルエレクトロニック
ロック
ポップス
ポップ・ロック
シンセポップ
ダンス・ポップ
FANKS
時間44分17秒
レーベルEPIC・ソニー
プロデュース小室哲哉
小坂洋二
チャート最高順位


3位(オリコンチャート

1987年度年間29位(オリコン)

TM NETWORK アルバム 年表

GORILLA
(1986年)『Self Control』
(1987年)『Gift for Fanks
(1987年)

EANコード
EAN一覧

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EAN 4988010120627(1991年)
EAN 4988010175429(1996年)
EAN 4988010211622(2000年)
EAN 4582192933565(2007年・限定盤)
EAN 4582290389295(2013年)


『Self Control』収録のシングル

All-Right All-Night (No Tears No Blood)
リリース: 1986年11月21日

Self Control (方舟に曳かれて)
リリース: 1987年2月1日

Fighting (君のファイティング)
リリース: 1987年4月8日

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『Self Control』(セルフ・コントロール)は、日本の音楽ユニットであるTM NETWORKの4枚目のアルバム。

1987年2月26日にEPIC・ソニーからリリースされた。前作『GORILLA』(1986年)よりおよそ半年ぶりにリリースされた作品であり、作詞は小室哲哉神沢礼江小室みつ子が担当、作曲は小室および木根尚登が担当、プロデューサーは小室および小坂洋二が担当している。

レコーディングは全て日本国内のスタジオにて行われ、アルバム前半にはロックダンス・ミュージックを意識したアップテンポな曲、後半にはバラードをメインとしたスローテンポな曲を収録している。

先行シングルとして「All-Right All-Night (No Tears No Blood)」、「Self Control (方舟に曳かれて)」がリリース。本作リリース後に「Fighting (君のファイティング)」がシングル「Get Wild」のB面曲として収録された。

オリコンチャートは最高位3位、1987年度年間ランキングで29位となった。
背景

前作『GORILLA』リリース後、TM NETWORKは「TM NETWORK TOUR '86 FANKS DYNA☆MIX」と題したライブツアーを、6月10日の静岡市民文化会館から7月18日中野サンプラザまで13都市全15公演にて開催した。その後、8月23日にはよみうりランドEASTにて「TM NETWORK FANKS "FANTASY" DYNA-MIX」と題した野外ライブを開催した。このツアーと野外ライブの模様を収録したライブ・ビデオ『FANKS "FANTASY" DYNA-MIX』は12月1日にリリースされた。

同年11月21日には先行シングル第一弾となる「All-Right All-Night (No Tears No Blood)」をリリース、11月29日、12月7日にはイベントライブ「YAMAHA X-DAY」、12月1日には「SPECIAL LIVE」をマリアクラブにて開催、12月21日にはTBSテレビ開局35周年記念イベント「ANNIVERSARY ROCK FESTIVAL」に参加した。

1987年に入り、2月1日には先行シングル第二弾となる「Self Control (方舟に曳かれて)」をリリース、2月11日から12月20日までファンイベント「FANKS SUMMIT」が7都市において開催された。
録音自分自身がプロデュースワークとして、プラスアルファの部分を引っ張り出せるようになっていったのは、このあたりで覚えていきましたね。小室哲哉,
ぴあMOOK TM NETWORK 30th Anniversary Special Issue 小室哲哉ぴあ TM編
[2]

レコーディングは1986年より音響ハウス、スマイルガレージ、スタジオセディック、CBSソニー信濃町スタジオCBSソニー六本木スタジオにて行われた。前作まで西門加里の名で作詞を担当していた小室みつ子は本作より本名名義に変更した。

小室は本作を「新曲によるベストアルバム」を意識して製作したという。サウンドのコンセプトは「『GORILLA』+『RAINBOW RAINBOW』」であり、ただ作りが厚いだけでなく、ライブでも再現・演奏が可能な音色を目指した。小室はそれ以外は何も用意しないでスタジオに入り、どんどん頭の中に浮かんでくるものを形にすれば良かったため、悩まずに速く終わった[3]。レコーディングの後半に至っては、7曲を7日で仕上げる程にスムーズに進んだ[4]

楽曲を制作する途中で歌い方・アレンジ・宣伝スタイル等の方向性ができて[3]、小室は「自制心」を考えながら制作していたが、小室みつ子が「時にはそれを破ってタイミングやチャンスを掴まなければいけない」という内容の歌詞を書いたため、次第に「守る」と「破る」がアルバムの2本の柱となった[5]。後に小室はこのことを「『昔は歌詞は基本的に音の世界のサポートになればいいと思っていたが、本作で音以上に歌詞がイニシアティブを握る場合もある』と歌詞に対する考え方が確実に変わった」と振り返っている[6]。対して木根は速くできなかったが、勢いで押し通した[3]。宇都宮は、息苦しさを感じさせる声にならずに、普通の声に聞こえるように神経を使った[3]

音色の作り方は「演奏した時に楽器から出た音色そのもの」より、「演奏した時に出てきた残響音・音の空間」をいつもより意識した[7]

ピアノパートは全て小室による生ピアノをKurzweil 250で一度サンプリングした後の素材を使用した[8]

アルバムに先駆け、2月1日に同名のシングル「Self Control (方舟に曳かれて)」が発売されたが、「Self Control」「Don't Let Me Cry」「Fighting (君のファイティング)」「Spanish Blue (遙か君を離れて)」「Here, There & Everywhere (冬の神話)」を宇都宮がいたく気に入ったため、どの曲を先行シングルにするかで議論があった[9]


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