Secret_(浜崎あゆみのアルバム)
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『Secret』
浜崎あゆみスタジオ・アルバム
リリース2006年11月29日
録音2005年 - 2006年
ジャンルJ-POP
時間55分28秒[1]
レーベルavex trax
プロデュースMAX MATSUURA
専門評論家によるレビュー


AllMusic link

チャート最高順位

週間1位(オリコン[2]

2006年12月度月間1位(オリコン)

2006年度年間22位(オリコン)[3]

2007年度年間73位(オリコン)[4]

ゴールドディスク

トリプル・プラチナ(CD

トリプル・プラチナ(「JEWEL」、着うた

プラチナ(「JEWEL」、着うたフル

ゴールド(「momentum」、シングルトラック[5]
いずれも日本レコード協会認定
浜崎あゆみ アルバム 年表

(miss)understood
(2006年)Secret
(2006年)A BEST 2
2007年


『Secret』収録のシングル

Startin'/Born To Be...
リリース: 2006年3月8日

BLUE BIRD
リリース: 2006年6月21日

Secret
リリース: 2007年7月18日(リカット

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『Secret』(シークレット)は、日本歌手浜崎あゆみの8枚目のオリジナル・アルバム2006年11月29日avex traxより発売。
解説

前作『(miss)understood』より、10ヶ月でリリースされた。「CDのみ」と「CD+DVD」のジャケットが異なる2形態による発売。なお、レンタル版でのCCCDは本作が最後となった。

当初はミニアルバムとして公式サイトに告知されていたが[6]フルアルバムに変更しての発売となった[7]。本人曰く、アルバム発売が決定してから急に伝えたいことが溢れ出し、「ミニで行くより、フルにした方が絶対に良い!」と感じたため、急遽フルアルバムに変更になったという[8]

CREA名義で浜崎自身が作曲した楽曲が本作以降消滅している。

このアルバムのプロモーションではJEWELを多数の音楽番組で披露した。

ジャケットでは、右肩にユニコーンが描かれたタトゥーを披露(ただし本物ではなく、タトゥーに見せかけた絵)[9]

パナソニックのブランド「D-dock」及び「D-snap」とのタイアップを2003年より3年間に渡りイメージキャラクターとCMソングを起用したが、本収録曲「1 LOVE」を以って降板した(同企業のデジタルカメラ製品「LUMIX」は2010年まで起用された)。なお、降板と同時に製品の生産も行っていない。

本作の発売を受けて、2007年3月から6月にかけて初のアジアツアー「ayumi hamasaki ASIA TOUR 2007 "Tour of Secret"」が行われた。
批評

専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
CDジャーナル肯定的
[10]

CDジャーナルは、「2000年代の日本を代表する女性シンガーによる、4つのシングル曲を含む8枚目のフル・アルバム。ダンサブルな躍動感も魅力だが、じっくりと聴かせるアプローチにキャリアの蓄積による味が表われている。プロフェッショナルな作り込みが重厚さに結実した。」と批評した[10]
コンセプト

浜崎は本アルバムについて、「タイトルとかは、すばりそのまま『秘密』って事なんだけど、これは「私の秘密を明かします。」って意味合いじゃなくて、その『秘密』と言うのは私かもしれないし、あなた自身の事かもしれない、って意味合いの方が強くて。人間って生きれいれば、必ず誰しもが何らかの秘密、隠し事を抱えて生きているもので、それが1つも存在しない、って人はたぶんいないと思う。それで自分の事を自分の思う通りに完璧に伝えることも難しい。そして、誰かの事をちゃんと理解したいけれど、完璧に理解することは難しい。けど、理解したい、理解し合いたい、って思うから頑張っているんだと思う。自分しか知らない自分、他の誰かしらが知っている自分、周りにいる人たちが知っている自分、そう言った意味の秘密をこのアルバムのタイトルには込められてるんだよね。このアルバムに入っている曲を聞いているときに、自分にとっての秘密はこの曲に近いな、とか、あの人が持つ秘密が分かったような気がする、とか、もしかすると自分の秘密と、私の秘密は案外似ているのかもしれない、とか、そういう風に感じて貰えると良いかなって思ってる。」と語っている[11]
楽曲解説
Not yet
アルバムのオープニングを飾る楽曲で、歌詞はあるものの、インストに近い楽曲となっている。浜崎はこの曲に関して「この曲には、私がこのアルバムの随所に鏤めた秘密や、誰かの秘密、多種多様な意味を持つ秘密、それと、ここに至るまでの奇跡。これら二つが合わさってこのアルバムの完成に至ることができた。私一人だけの力では決して出来なかったもの。このアルバムを作るに当たり、様々なスタッフや人々がいたからこその作品だと私は思ってる。そんな『秘密』と『奇跡』を聞いてくれるみんなは見つけることが出来るだろうか?と言うそんな問い掛けをする楽曲だね。」と語っている
[12]
until that Day...
元々は作曲者のCMJKによってインスト曲として制作されていた短い楽曲だったが、本楽曲を聞いた浜崎が気に入り、「是非フルコーラスの楽曲として作って欲しい」との要望を出したため、改めて再構築し直し、楽曲として製作されたのだと言う。この曲について浜崎は「歌詞はね、元々言いたいことや書きたいことは既にあって、CMJKの楽曲が完成するのを待つような形だったね。けど、いざ楽曲が完成して歌詞を乗せようと思ったら、かなり苦労したね。あの音符の連打のようなテンポの速いメロディーラインに合う言葉を当て込んだり、歌うときのブレスをタイミングよく切ったりと、試行錯誤の連続で、自宅でも言葉のパズルのような感覚で作詞してた。一度はメロディーラインに当て込められたけど、今度は本当に言いたいことや伝えたいこととは大きく掛け離れてしまったりとかして、そこから一番言いたいことや書きたいことを遵守しつつメロディーラインの制約によって生じた言葉数を合わせるのは本当に難しかった。だから、いつもやるやり方とは全く違う作詞の仕方を行った曲なんだよね。」と語っている[13]
Startin'
39thシングル浜崎いわく「バンドサウンドでも十分に表現できるように制作した曲」であるといい、レコーディングはニューヨークで行われているが、そこのスタジオでの音質が非常に良く、歌いやすい環境であったのだと言い、「過去にも「GAME」や「is this LOVE?」でもロックはあったけど、この曲はこれまでになかったボーカルスタイルで歌えた曲だったんだよね。けど、それが実現できたのは、ニューヨークのスタジオでレコーディングを行ったことと、そこの音の良さと、良い環境があったからこそで、「自分って、こんな歌い方も出来たんだな。」って実感することが出来たのがこの曲だね。」と語っている[14]
1 LOVE
「Startin'」同様、こちらの楽曲もこれまでには、なかったボーカルスタイルになった曲だと言い、浜崎はこの曲に対し「この曲を歌うまではここまで叫ぶような歌い方をする曲はなかったし、「自分の中にこんな引き出しがあったなんて」って思わせてくれた曲。それはこの曲のメロディーや、アレンジメント、歌詞がそのスタイルに自然と形作ってくれたからだと思う。それと、この曲はスゴく強くて尖った側面と繊細で切なくて悲しい側面とが紙一重な所がある曲なんだよね。」と語っている。[15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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