SUMMER_NUDE_(テレビドラマ)
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SUMMER NUDE
ジャンル
テレビドラマ
脚本金子茂樹
演出石井祐介
宮木正悟
金井紘
出演者山下智久
香里奈
戸田恵梨香
勝地涼
窪田正孝
山本美月
千葉雄大
橋本奈々未
長澤まさみ(友情出演)
福士誠治
キムラ緑子
斉木しげる
板谷由夏
高橋克典
音楽岩崎太整
高見優
エンディング山下智久
SUMMER NUDE'13
製作
プロデューサー村瀬健
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年7月8日 - 9月16日
放送時間月曜日 21:00 - 21:54
放送枠フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ
放送分54分
回数11
SUMMER NUDE - フジテレビ
特記事項:
初回・第2話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
また、「SUMMER NUDEみどころ」も別途放送(20:59 - 21:00)。
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『SUMMER NUDE』(サマーヌード)は、2013年7月8日から9月16日までフジテレビ系の「月9」枠で毎週月曜日21:00 - 21:54[1]に放送された日本のテレビドラマ。主演は山下智久

1995年に真心ブラザーズが発表した楽曲「サマーヌード」をイメージして制作され、忘れられない恋人を胸に秘めた若者たちのの恋を描く[2]。主題歌も主演の山下による同曲のカバー・バージョンとなる[2]
製作

真心ブラザーズの「サマーヌード」のイメージをベースに、金子茂樹が脚本を書き上げた。そしてフジファブリックの曲「若者のすべて」、ドラマとしては同じフジテレビ、同じ金子茂樹脚本で山下智久・長澤まさみ主演の「プロポーズ大作戦」の韻も踏んでいる(?意味不明)。「プロポーズ大作戦」では長澤まさみが結婚式場から山下智久を追って飛び出すが、本作では山下智久が去られた男(朝日)の役を演じる。結婚式場から飛び出すのは前作では花嫁だったが、本作では花婿。その朝日と花婿に逃げられた夏希、朝日に10年越しの片思いを続ける波奈江の3人を中心にストーリーが展開される。前作では山下智久の親友鶴見が高校時代から好きな彼女を長いあいだ一途に追いかけるが、本作では長いあいだ一途に追いかけるのは女の波奈江になり、両作とも主人公より先に海辺で結婚。その結婚式が主人公(山下智久)のハッピーエンドに繋がっている。

長澤まさみは友情出演というポジションで、回想シーン以外では第6話の予告編のような5話ラスト、それと重なる第6話冒頭の一瞬と第6話中の2シーンだけだが、6話までは長澤まさみ(香澄)の大きな看板を中心に物語りが進みその存在感は非常に大きい。長澤まさみの役から見れば、目の前の男が嫌いになった訳ではないがもっと好きな人がいるという自分の気持に素直になったという設定は同じである。前作は前から好きだった男とのストーリーであり、本作はそのために去った男への思いという裏表の関係にある。本作での山下智久の長澤まさみへの最後のセリフ「結婚おめでとう、幸せになれよ」は前作の結婚式スピーチで長澤まさみへ向けたセリフと同じである。その後駅で出会った夏希との会話の「沢山の優しさや愛情をもらったのに、私は何も返すことが出来ませんでした」というセリフは本作での朝日への思いではあるが、同時に前作での婚約者多田への気持としても矛盾しない。
あらすじ
前半

海辺の町のカメラマン朝日が写真撮影を担当した結婚披露宴で、新郎が新婦の夏希を置き去りにして飛び出してしまった。高級イタリア料理店のシェフだった夏希は結婚を前に仕事を止めており、朝日からの話で海の家「青山」の店長として働きだす。そこで朝日に10年も片思いを続けている波奈江から、朝日が写真を撮ってくれるという約束を守っていないこと、3年前に突然姿を消した恋人で地ビール看板のモデル香澄をずっと待ち続けていることを聞く。夏希は自分を幸せにすると約束したのにその約束を守らなかった「クソ婚約者」、そしてその「クソ婚約者」を忘れられない自分の両方を朝日に重ね合わせてイライラし、「助っ人外国人」として波奈江を強力にバックアップする。それがきっかけとなって朝日はやっと看板の香澄を忘れ、波奈江と付き合うことになる。ところがその告白をしようとした花火大会で、二人の前に突然香澄が現れる[3]。既に香澄を断ち切ると決意していた朝日は香澄を追わなかったが、波奈江は自分の心の健康の為に香澄に会ってきてくれという。

一方、夏希は朝日の3年間のあまりの一途さを人から聞き、また自分でも見たことで次第に朝日が好きになる。それが苦しくなり東京に帰ることにするが、その駅のホームで香澄に出会う。香澄は朝日と付き合いだす前の彼の元に戻っていてその彼と結婚をすることになったが、友達から香澄の看板がまだあることを聞いていた。それで朝日がまだ香澄のことを引きずっているのかと心配し、はっきりと告げるために戻ってきたのだが「でも来てみたら看板は外されていて、私の勝手な思い込みでしたね」と夏希に寂しそうに告げる。夏希は「そんなことはないと思いますよ」と、つい最近まで看板はあったこと、朝日は香澄と見る約束をしていた「48時間 PART2」のDVDも返さずに延滞料金を払い続けていたことなどを伝える。香澄は最後に「今でもたまに思うんです。この町に残っていたらどうなってたんだろうって」と云い、微かに夏希に微笑みかける。
後半

香澄の突然の出現は町の空気を一瞬のうちに変え、その後の夏の風景を全く別のものにする。朝日は香澄と会っても波奈江と付き合う気持は変わらなかったが波奈江は朝日を諦める。その波奈江に好意を抱き、長いあいだ影で見守っていた光は波奈江と朝日の関係が好転したことで波奈江を諦め、モデル志望の帰国子女あおいと付き合い出していた。しかし花火大会の日に寂しそうに歩いている波奈江を見たことであおいと別れて東京に出て行く。だがあおいは諦めない。光に告白された波奈江はあおいに気をつかって光との距離を縮められない。夏希も波奈江に気をつかって朝日との距離を縮められない。女三人はデッドロック状態。

夏の最後の日、海の家「青山」の閉店パーティのために戻ってきた夏希とあおいが波奈江の家で飲んでいる。


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