STYLE_(LUNA_SEAのアルバム)
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『STYLE』
LUNA SEAスタジオ・アルバム
リリース1996年4月22日
2007年1月24日(再発)
2007年12月7日(再発)
ジャンルプログレッシブ・ロック
ポストパンク
時間60分57秒
レーベルユニバーサルミュージック
プロデュースLUNA SEA
チャート最高順位


週間1位(オリコン

1996年度年間30位(オリコン)

LUNA SEA アルバム 年表

MOTHER
1994年)STYLE
(1996年)SINGLES
1997年


『STYLE』収録のシングル

DESIRE
リリース: 1995年11月13日

END OF SORROW
リリース: 1996年3月25日

IN SILENCE
リリース: 1996年7月15日

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STYLE(スタイル)は、日本ロックバンドLUNA SEAの5枚目のオリジナルアルバムである。初回限定盤は、透明帯・ピクチャーレーベル・特殊ジュエルケース仕様(5種類)。

2007年12月5日に、最新リマスタリング音源、「DESIRE」「END OF SORROW」「IN SILENCE」のPVが収録されたDVDとの2枚組で、ユニバーサルミュージックより再発された。
概要

アルバム名となった「STYLE」はJが考案したもの。「俺達はよく『曲がバラバラだね』と言われるけど、何でバラバラだといけないのか。だから皮肉にも『バラバラなのが俺達のスタイルです』と言えたらと思った」とのこと
[1]。また「STYLE」という言葉には「日時計の針」という意味もあるらしく、「周囲(太陽、影)がクルクル変わっても、俺達(針)は変わらない」というダブルミーニングでもあるとメンバーは明かしている[1]

初回版のケースについているシールは5種類あり、一つ一つがメンバーの誰かを表している。

Jは前作「MOTHER」に対するプレッシャーがあったため、それまでの「ROSIER」「TRUE BLUE」での「終始気持ち良いパターンを突き詰めた」楽曲作りを封印し、グルーヴを求めながらレコーディングの現場でセッションした時に突発的に生まれたメロディを大切にし、その断片をまとめていった。その結果、循環コードが使用された曲が多くなった[2]

初期のコンセプトは「重くする」「ボーカルに色付けを」「もっとロック的な骨太サウンド」だった。そこからSUGIZOによって「全ての境遇を潜り抜けて、最後は“無”の状態で静かに宇宙に溶けて生きたい」と固められていった[2]

マスタリング直前まで、この曲順で本当にいいのかが読めず、SUGIZOは「違っていたら並び替えなきゃ」と話していたが、いざ終わると「この曲順でよかった。この中にこれまでの曲が入るライヴが想像できない」と話している[2]

収録曲CD全作詞・作曲・編曲: LUNA SEA。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「WITH LOVE」(
SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA5:13
2.「G.」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA4:19
3.「HURT」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA5:29
4.「RA-SE-N」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA5:15
5.「LUV U」(INORAN原曲)LUNA SEALUNA SEA5:24
6.「FOREVER & EVER」(J原曲)LUNA SEALUNA SEA10:28
7.「1999」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA2:27
8.「END OF SORROW」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA4:21
9.「DESIRE」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA4:24
10.「IN SILENCE」(SUGIZO原曲)LUNA SEALUNA SEA5:37
11.「SELVES」(INORAN原曲)LUNA SEALUNA SEA8:00
合計時間:60:57

楽曲解説
WITH LOVE
50s?60sオールディーズぽさをLUNA SEA風に提示した作品。冒頭のレコードに針を落とす音もその事に関係している[1]。SUGIZOは「前からこういう事がやりたくて、やっと実現した実験曲」と語っている[2]

G.1999年にはル・マン24時間レースのテーマ曲として採用された。SUGIZOはこの曲をオープニング曲にしたかったが、他のメンバーの同意を得られなかった[3]。Jは「スピード感に溢れたグルーヴをやっと出せる様になった」と語っている[2]。SUGIZOは「みんなホッとするようなLUNA SEA王道のナンバー」と語っている[2]

HURTJは「LUNA SEA結成以来久しぶりにやった1曲通してのユニゾン。ドラム・ベース・ギター・ボーカルというシンプルな構成だけど、それ以上何もいらないということを感じて頂きたい」と語っている[2]

RA-SE-N5/4拍子のAメロとサビ、さらに4/4拍子の大サビが存在するという曲構成。RYUICHIはこの曲を演奏するときには、自分の世界に入り込んで歌うとのこと[1]


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