SOMPOホールディングス株式会社
Sompo Holdings, Inc.
損保ジャパン本社ビル
種類株式会社
機関設計指名委員会等設置会社
市場情報東証1部 8630
SOMPOホールディングス株式会社(ソンポホールディングス、英語: Sompo Holdings, Inc.)は、損害保険ジャパン株式会社をはじめとする保険会社を中心とした企業を傘下に持つ持株会社である。グループスローガンは「安心・安全・健康のテーマパーク」(英文:A Theme Park for Security,Health & Wellbeing)。
東京海上ホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングスと並ぶ、いわゆる「三メガ損保」の一角。目次
1 概要
2 沿革
3 主な傘下企業
4 脚注
5 外部リンク
概要 NKSJホールディングス時代のロゴマーク
2010年(平成22年)4月に株式会社損害保険ジャパンと日本興亜損害保険株式会社が経営統合し、共同持株会社としてNKSJホールディングス株式会社(エヌケーエスジェイホールディングス、英語: NKSJ Holdings, Inc.)を設立した[1]。社名にある"NKSJ"とは、日本興亜の"NK"と損保ジャパンの"SJ"をそれぞれ取ったものであった。
2014年(平成26年)9月に傘下の株式会社損害保険ジャパンと日本興亜損害保険株式会社が合併して損害保険ジャパン日本興亜株式会社が発足したのに合わせ、当社の社名も損保ジャパン日本興亜ホールディングス(そんぽジャパンにっぽんこうあホールディングス)に変更。同年11月に当社およびグループの略称として「SOMPOホールディングス」が制定され、2016年(平成28年)10月に「SOMPOホールディングス」が正式社名として再度変更された。
子会社の損害保険ジャパンが旧・日産コンツェルンの源流企業であるため、旧日産系(日立・日産系)の企業から構成される春光懇話会のメンバーとなっており、当社並びに損害保険ジャパン以外にもSOMPOひまわり生命保険、SOMPOリスクマネジメント、SOMPOアセットマネジメント、SOMPOケア、SOMPOコーポレートサービスおよび損害保険ジャパンの子会社である損保ジャパンDC証券、SOMPOクレジット、SOMPOシステムズのグループ会社7社も春光懇話会のメンバー企業となっている。
沿革
2009年(平成21年)3月13日 - 損保ジャパン(初代)と日本興亜損保が、共同持株会社設立による経営統合に同意。
2010年(平成22年)
4月1日 - 損保ジャパン(初代)と日本興亜損保の共同株式移転により、共同持株会社「NKSJホールディングス株式会社」設立。
10月1日 - 損保ジャパン・アセットマネジメント株式会社(損保ジャパン(初代)の子会社)がゼスト・アセットマネジメント株式会社(日本興亜損保の子会社)を吸収合併し、損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント株式会社(現・SOMPOアセットマネジメント株式会社)に商号変更すると共に、現物配当により、同社を直接子会社化[2]。
2011年(平成23年)10月1日 - 損保ジャパンひまわり生命保険株式会社(損保ジャパン(初代)の子会社)が日本興亜生命保険(日本興亜損保の子会社)を吸収合併し、NKSJひまわり生命保険株式会社(現・SOMPOひまわり生命保険株式会社)に商号変更すると共に、現物配当により、同社を直接子会社化[3][4]。
2012年(平成24年)4月2日 - 株式会社プレステージ・インターナショナルとの合弁でロードアシスタンス事業を手掛ける株式会社プライムアシスタンスを設立。同年10月1日より損保ジャパン(初代)および日本興亜損保の自動車保険向けロードアシスタンスサービスの提供開始に伴って営業開始。
2014年(平成26年)
9月1日 - 傘下の損保ジャパン(初代)と日本興亜損保が正式に合併し、損害保険ジャパン日本興亜株式会社が発足するのに合わせ、当社の社名を損保ジャパン日本興亜ホールディングス株式会社に商号変更。また、グループ名を「NKSJグループ」から「損保ジャパン日本興亜グループ」に改め、赤の正円とプラチナの環を組み合わせたシンボルマークをグループシンボルマークとして制定[5](グループシンボルマークに関しては2013年4月から一部のグループ会社(リスクマネジメント、ヘルスケアサービス、キャリアスタッフ、保険サービス)で既に使用を開始していた)。
11月19日 - 当社及びグループの略称として、SOMPO ホールディングスを制定[6]。
2015年(平成27年)
4月 - リフォーム専業事業者である株式会社フレッシュハウスの株式の66%を取得して子会社化し、住宅リフォーム事業に参入[7]。
12月1日 - ワタミ株式会社からワタミの介護株式会社の発行済株式全てを取得して完全子会社化[8]し、SOMPOケアネクスト株式会社に商号変更する[9]。
12月25日 - 延長保証事業を行っている株式会社プロダクト・ワランティ・ジャパン(現・SOMPOワランティ株式会社)の全株式を取得して完全子会社化し、延長保証事業に参入[10][11]。
2016年(平成28年)
3月7日 - 介護事業を手掛ける株式会社メッセージ(現・SOMPOケア株式会社)を株式公開買付けの決済手続き完了に伴い、子会社化する[12]。