SLやまぐち号
SLやまぐち号(C57 1牽引)
概要
国 日本
種類快速列車
地域山口県・島根県
運行開始1979年8月1日
運営者西日本旅客鉄道(JR西日本)
旧運営者日本国有鉄道(国鉄)
路線
起点新山口駅
終点津和野駅
営業距離62.9 km (39.1 mi)
運行間隔1往復
列車番号8521・8522
使用路線山口線
車内サービス
クラス
SLやまぐち号(SLやまぐちごう)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が山口線の新山口駅 - 津和野駅間で運行している臨時快速列車である。 日本国有鉄道(国鉄)→ JRグループの蒸気機関車 (SL) の牽引により運行される動態保存列車の緒ともいえる列車である。国鉄でのSLによる定期旅客列車の運行が終了した1975年(昭和50年)12月14日から3年8か月後の1979年(昭和54年)8月1日に運行を開始した。 運行開始当初の時刻表では列車名は単に「やまぐち」とのみ表記されていたが[1][2]、2001年(平成13年)以降の時刻表では、「SL」および「号」まで列車名に含めた「SLやまぐち号」の表記となった。 SL1両+客車5両(重連運転の場合もある。詳細は後述)の編成で、3月中旬から11月下旬[注 1]までの週末(土曜・日曜・祝日)および夏休み・ゴールデンウイークなどの繁忙期に、1日1往復が運行される。 このほか、正月三が日に津和野町の太皷谷稲成神社への参詣の便を図った初詣列車「SL津和野稲成号」として運行される。かつては、「SL津和野稲成初詣号」や「SLやまぐち初詣号」などと、年によって列車名が異なっていたが、2006年(平成18年)から現在の名称となった。年によっては、クリスマスに「SLクリスマス号」といった列車名で運行されることもある。 また、SLが故障や検査、修繕などにより使用できずディーゼル機関車 (DL) で牽引することがある。この場合には「DLやまぐち号」の愛称を使用する。 新山口駅 - 湯田温泉駅 - 山口駅 - (仁保駅) - 篠目駅 - 長門峡駅 - (地福駅) - 鍋倉駅 - 徳佐駅 - 津和野駅
概要
運行概況特別運用のSL津和野稲成号(2013年版)
停車駅
( )は下り新山口発津和野行き列車のみ停車
使用車両・編成
機関車「国鉄C57形蒸気機関車1号機」および「国鉄D51形蒸気機関車200号機」も参照集煙装置を外した C57 1。