SIGNIFIE
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この項目では、大貫妙子のアルバムについて説明しています。「シニフィエ」の原義については「シニフィアンとシニフィエ」をご覧ください。

『SIGNIFIE』
大貫妙子スタジオ・アルバム
リリース1983年10月21日 (1983-10-21)
ジャンルニューミュージック
ポップス
シティ・ポップ
レーベルDear Heart ? RVC
プロデュース大貫妙子宮田茂樹[1]
チャート最高順位


週間6位 (オリコン)[2]

大貫妙子 アルバム 年表

Cliche
1982年)SIGNIFIE
1983年).mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS / V.A.

(1983年 (1983))



『SIGNIFIE』収録のシングル

夏に恋する女たち
リリース: 1983年8月5日 (1983-08-05)

テンプレートを表示

『SIGNIFIE』(シニフィエ)は、1983年10月21日に発売された大貫妙子7枚目のスタジオ・アルバム[1]。大貫の最大のヒットアルバムで、オリコンチャート6位を記録した[3][4]
概要

タイトルの ”シニフィエ” はフランス語言語学用語で「記号内容」という意味で、当時のニューアカ・ブームを反映したタイトルになっている。プロデューサー宮田茂樹の解説によるアルバムのコンセプトは、「今まで大貫自身が辿って来た音楽を記号論的に見つめ直すことによって、その意味をもう一度明確な形で自分の中に位置付けて後の道しるべとすることである」というもの[5]音楽評論家今井智子は、当時このコンセプトにとても理解が及ばなかったと話しているが、収録された楽曲が難解なものであるという訳ではなく、セールス、ランキング的にもこれまでで最高の記録となり、結果的には意外にも親しみやすい作品になっているのではないだろうかと評している[5]

同タイトルのドラマ主題歌として使用されたM-1「夏に恋する女たち」を収録。M-2「幻惑」は、倉橋ルイ子に提供した「さよならの微笑」のセルフカバー[6]。全10曲中、3曲がインストゥルメンタル曲となっている。

2008年1月23日の再発盤(BVCK-18023)のみボーナス・トラックとして、NHKみんなのうた」で放送された「みずうみ」が追加収録されている[7]
収録曲

全作詞・作曲:大貫妙子 (インストゥルメンタルは作曲のみ)
LP・CT
Side A
夏に恋する女たち[4:41]編曲: 坂本龍一

幻惑[4:56]編曲: 坂本龍一

SIGNE〈記号〉[4:12]編曲: 清水信之

PATIO〈中庭〉[3:49]編曲: 坂本龍一

ルクレツィア (インストゥルメンタル)[1:41]編曲: 清水信之

Side B
テディ・ベア[3:48]編曲: 坂本龍一

RECIPE〈調理法〉[3:30]編曲: 坂本龍一

アーニャ (インストゥルメンタル)[2:04]編曲:
鈴木慶一

SIESTA〈ひるね〉[4:05]編曲: 清水信之

エル・トゥルマニエ〈虹の神〉 (インストゥルメンタル)[3:15]編曲: 清水信之

CD
夏に恋する女たち

幻惑

SIGNE〈記号〉

PATIO〈中庭〉

ルクレツィア (インストゥルメンタル)

テディ・ベア

RECIPE〈調理法〉

アーニャ (インストゥルメンタル)

SIESTA〈ひるね〉

エル・トゥルマニエ〈虹の神〉 (インストゥルメンタル)

みずうみ <2008年再発盤(BVCK-18023)のみの
ボーナス・トラック>作詞: 山川啓介 / 作曲: グリーグ / 編曲: 乾裕樹

発売履歴

発売日レーベル規格規格品番備考
1983年10月21日
RVC / dear heartLPレコードRAL-8810[8]
1983年10月21日カセットRAT-8810[9]
1984年CDRACD-1[10]初CD化
1986年8月15日R32A-1013[11]再発盤
1991年8月21日BMGビクター/dear heartBVCR-2529[12]
1995年3月24日BMG JAPAN/dear heartBVCR-8013[13]Q盤 音パレード
1999年6月23日BVCK-38013[14]RCA・CD名盤選書
2006年12月20日BMG JAPAN/RCABVCK-37121[15]リマスター盤・紙ジャケット仕様
2008年1月23日BVCK-18022[16]リマスター盤
2018年11月28日Sony Music/Great TracksLPレコードMHJL 46[17]再発売・リマスター盤
2021年12月8日Sony Music/ALDELIGHTSACDMHCL-10152[18]高音質CD

カバー

曲名歌手収録作品発売日
幻惑
小林麻美アルバム『ANTHURIUM ?媚薬』1985年7月1日
夏に恋する女たち中谷美紀アルバム『私生活1999年11月10日
原田知世アルバム『恋愛小説2 -若葉のころ2016年5月11日

脚注
出典^ a b “7th Album: SIGNIFIE”. 大貫妙子 Taeko Onuki. 2023年12月1日閲覧。
^ “大貫妙子スペシャルインタビュー [後編『クリシェ』『シニフィエ』『カイエ』を語る]”. OTOTOY. 2023年4月22日閲覧。
^ 「〈Part 2〉20世紀を代表するシンガー・ソングライター――大貫妙子『SIGNIFIE』」(長井 2013, p. 46)
^ 「〈Part 1〉フィーチャリング・アーティスツ――大貫妙子『SIGNIFIE』」(木村 2020, p. 53)
^ a b 今井 1997, p. 75
^ “倉橋ルイ子 HEARTBREAK THEATER”. UNIVERSAL MUSIC STORE. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2023年4月22日閲覧。
^ “SIGNIFIE 大貫妙子”. TOWER RECORDS JAPAN. タワーレコード. 2023年4月22日閲覧。
^ “Taeko Ohnuki ? Signifie”. Discogs. 2023年4月22日閲覧。
^ “Taeko Ohnuki ? Signifie”. Discogs. 2023年4月22日閲覧。
^ “Taeko Ohnuki = 大貫妙子 ? Signifie”. Discogs. 2023年4月22日閲覧。
^ “Taeko Ohnuki ? Signifie”. Discogs. 2023年4月22日閲覧。
^ “Taeko Ohnuki ? Signifie”. Discogs. 2023年4月22日閲覧。


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