『SHIROBAKO』(シロバコ)は、P.A.WORKS制作、水島努監督による、日本のオリジナルテレビアニメ作品。2014年10月から2015年3月までTOKYO MXほかにて全24話が放送された。パッケージ版には劇中劇のOVA2話が追加されている。
続編のアニメーション映画『劇場版「SHIROBAKO」』は2020年2月29日からショウゲートの配給により公開された[3]。 2011年制作の『花咲くいろは』に続く、P.A.WORKSの「働く女の子シリーズ」第2弾[4][5][注 1]。本作は制作進行・アニメーター・声優・3DCGクリエイター・脚本家志望としてそれぞれアニメーション業界に入って夢を追う5人の若い女性を中心に、作品の完成を目指して奮闘するアニメーション業界の日常を描く群像劇である[6][7]。キャッチコピーは「アニメーション業界の今が、ここにある。」[8]。 題名の『SHIROBAKO』は、制作会社が納品する白い箱に入ったビデオテープ[注 2]を指す映像業界の用語である「白箱」に由来する。白箱は作品が完成した時に関係者が最初に手にすることができる成果物であり、様々な技能を持つスタッフが協力しあい、困難を乗り越えた証でもある。 2014年8月のコミックマーケット86にてプロモーション映像が初公開され、2014年10月から2015年3月まで各放送局とネット配信にて放送・配信された[9]。放送後には「第20回アニメーション神戸作品賞・テレビ部門」および「東京アニメアワード アニメーション オブ ザ イヤー テレビ部門グランプリ」を受賞した(受賞歴を参照)。 2016年と2019年にはTOKYO MXやBSフジで年始一挙放送が行われた[10]。2020年10月19日から翌年3月29日までNHK Eテレでも再放送された[11][12][注 3]。
概要
あらすじ
テレビシリーズ前半(1 - 12話)