SEXY_STREAM_LINER
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『SEXY STREAM LINER』
BUCK-TICKスタジオ・アルバム
リリース1997年12月10日
録音1997年
サウンドスカイスタジオ
エッグス&シェップスタジオ
ジャンルロック
エレクトロニック
インダストリアル・ロック
シンセポップ
時間55分07秒
レーベルマーキュリー
プロデュースBUCK-TICK
奈良敏博
比留間整
チャート最高順位


週間4位(オリコン

登場回数5回(オリコン)

BUCK-TICK アルバム 年表

COSMOS
1996年)『SEXY STREAM LINER』
(1997年)『LTD
1998年

EANコード
EAN一覧

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EAN 4988011511639(2000年・『97BT99』)


『SEXY STREAM LINER』収録のシングル

ヒロイン
リリース: 1997年11月12日

囁き
リリース: 1998年3月11日

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『SEXY STREAM LINER』(セクシー・ストリーム・ライナー)は、日本のロックバンドであるBUCK-TICKの10枚目となるオリジナル・アルバム[注釈 1]

1997年12月10日マーキュリー・ミュージック・エンタテインメントよりリリースされた。ビクターエンタテインメントからの移籍第一弾として前作『COSMOS』(1996年)よりおよそ1年半ぶりにリリースされた作品であり、作詞は櫻井敦司および今井寿が担当、作曲は今井および星野英彦が担当、BUCK-TICKによるセルフ・プロデュースとなっている。

ギター演奏が入っていない曲の存在やほぼ全てのドラムス打ち込みであったりと、6枚目のアルバム『狂った太陽』(1991年)以降取り入れてきたノイズ、打ち込みといったデジタル要素をより前面に押し出した作品。そういった背景もあり、一部の音楽雑誌では「BUCK-TICK史上最大の異色作」と評されている。

先行シングルとして「ヒロイン」がリリースされたほか、リカットとして「囁き」がリリースされている。後にミュージック・ビデオ集『DREAM BOX』(1999年)リリースを以ってBUCK-TICKはBMGファンハウスに移籍したためマーキュリー在籍時にリリースされた唯一のオリジナル・アルバムとなった。
背景

前作『COSMOS』(1996年)リリース後、BUCK-TICKは「TOUR 1996 CHAOS」と題したコンサートツアーを同年7月4日川口総合文化センターリリア メインホール公演から9月2日沖縄コンベンションセンター 劇場公演まで、21都市全23公演を実施した[1]

その後12月に写真集撮影のためネパールに滞在していた櫻井敦司は、現地にて急性腹膜炎を発症し病院へ搬送され病名は「S字結腸破裂腹膜炎」と診断された[1]。しかし現地では治療が不可能とされたため緊急搬送にてシンガポール経由で帰国することとなった[1]。日本で手術を受けた櫻井は無事に一命を取り留め、その後1か月ほどの入院生活を送ることとなった[2]。櫻井の症状は命の危険を伴うものであったが、帰国のための飛行機がなく1日待たされたためにさらに悪化し、「あまりの痛みに初めて死を意識した」と述べたほか、痛み止めを服用したところ効果が強く幻覚や幻聴の症状が現れたと述べている[1][2]。現地の病院では近くのベッドで寝ている患者が亡くなりその家族が泣き崩れている姿を見て、自身も棺桶に入れられて帰国するのではないかと不安に駆られていたとも述べている[2]

櫻井の急病に伴い、本来であれば12月より開催が予定されていたコンサートツアー「CHAOS After dark TOUR」は延期となり、「BUCK-TICK TOUR'97 RED ROOM 2097」とタイトルを変えて1997年3月1日名古屋国際会議場 センチュリーホール 公演から4月22日大阪厚生年金会館公演まで5都市全10公演が行われた[1]。また前年にそれまで所属していた音楽事務所から独立し、有限会社バンカーを設立したBUCK-TICKであったが、メンバー5人で話し合った結果レコード会社の移籍も決定し、ビクターエンタテインメントからマーキュリー・ミュージック・エンタテインメントへと移籍することとなった[3]
録音、制作ドラムのパターンと打ち込みのフレーズのバランスが、最初の段階ではどうなるかなぁっていうのは思ってた。そういう風に今まで考えた事がなかったから、難しいのかなぁとか、とまどいは確かにありましたね。今井寿,
B-PASS 1998年1月号
[4]

本作のレコーディングは1997年にサウンドスカイスタジオおよびエッグス&シェップスタジオにて行われた。元サンハウスおよびシーナ&ザ・ロケッツベーシストであった奈良敏博およびレコーディング・エンジニアの比留間整が共同プロデューサーとして参加している。

本作では今井寿による曲制作が順調に行われたため、リズム録り開始時点ですでに10曲は完成している状態であった[4]ヤガミトール樋口豊はそのためにレコーディング作業に時間的余裕が出来たため非常に楽であったと述べている[4]。一方でヤガミは本作より本格的に導入された打ち込みによる音源と生演奏の同期には非常に苦労したと述べており、ドラムンベースなどの細かいシーケンスが多かったために少しのズレも許されず、共同プロデューサーであった奈良からドラムを叩く前のカウントの段階で何度もNGを出された[5]


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