SDメモリーカード
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Class 1010 MB/s[26]

※ Class 10は後で規格化されたため、HighSpeedモードをサポートしていないハードウェアでは最低速度が保証されない。
UHSスピードクラス

UHSスピードクラスは2010年のSD 3.01で規定されたもので、当初はU1のみだったが2011年のSD 4.00でU3が追加された。準拠する製品はUの中に対応する数字が書かれたロゴマークを表示することができる。

UHSスピードクラス最低保証速度
UHSスピードクラス110 MB/s (80 
Mbps)
UHSスピードクラス330 MB/s (240 Mbps)

ビデオスピードクラス

ビデオスピードクラスは2016年のSD 5.00で規定されたもので、V6, 10はHSおよびUHS-I / II / III対応カード、V30はUHS-I / II / III対応カード、V60, 90はUHS-II / III対応カードで実装可能である。

ビデオスピードクラス最低保証速度
ビデオスピードクラス66 MB/s
ビデオスピードクラス1010 MB/s
ビデオスピードクラス3030 MB/s
ビデオスピードクラス6060 MB/s
ビデオスピードクラス9090 MB/s

アプリケーションパフォーマンスクラス

Androidスマートフォンなどで、アプリケーションをインストールしたりデータを格納する場合、ランダムアクセスやシーケンシャルの性能が求められるようになり、アプリケーションを快適に利用するための規格として策定された[27]

SD Ver.5.1で、ランダムリード1500IOPS、ランダムライト500IOPSのアプリケーションパフォーマンスクラス1(A1)が策定された。

SD Ver.6.0で、ランダムリード4000IOPS、ランダムライト2000IOPSのアプリケーションパフォーマンスクラス2(A2)が策定された。
SDIO .mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}SDIOカメラ(左)および無線LAN(右)
ウィキメディア・コモンズには、SDIO機器に関するカテゴリがあります。

SDにはメモリーカード規格の他、SDIOと呼ばれるI/Oインターフェースを想定した規格もある。標準での電流容量はStandard-Power SDIOとして200 mAまでだが、High-Power SDIOとして500 mAまで拡張できる。
SDIOカード
Bluetooth無線LANワンセグチューナー、GPSデジタルカメラカードなどがある。日本ではSDIOカードとしてデータ通信PHSカードが市販されていた。
miniSDIOカード
Bluetooth、無線LAN、ビデオ出力、インタフェースカードなどがある。
microSDIOカード
2010年5月時点で、無線LANアダプタ[28]が発売されている。
Embedded SD

SDメモリーカード仕様をベースにしたデジタル機器内蔵メモリ用規格、さまざまな機器で共通のI/Oインターフェースを利用しSDメモリーカードとの互換性を高めることを目的としている[29]
改竄防止機能付きSDメモリーカード[ライトワンス (Write Once) SDメモリーカード]

捜査機関へのデジタルスチルカメラの浸透は早かったものの、メモリーカードの内容『改竄』問題はずっとついて回った[30]。そこで捜査機関や法執行機関等向けに上書き保存機能を無効化したSDメモリーカードが提供されるようになった[31][32]
メモリーカード市場シェアの変遷
携帯電話におけるメモリーカードのシェアスマートフォンにセットされたmicroSDメモリーカード

日本の携帯型電話機分野では、2000年(平成12年)12月にDDIポケット(現・ワイモバイル)が発売した九州松下電器(現・パナソニック システムネットワークス)製のPHS端末「KX-HS100」で初めて採用された。携帯電話では2002年(平成14年)3月にJ-フォン(現・ソフトバンク)が発売したシャープ製端末「J-SH51」で採用、その後日本の他キャリア・メーカーに波及した。

2003年(平成15年)にminiSDカードが発売されるとフルサイズのSDカードにかわりこちらの採用が多くなり、NTTドコモ10月21日に発表した「505iS」シリーズでは当時首位のNEC、松下電器産業を含む4社がminiSDカードを採用。ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズ)、三菱電機の2社が採用した小型版メモリースティック「メモリースティック Duo」に対して優勢となった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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