SC-3000
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SC-3000
メーカーセガ・エンタープライゼス
種別ホビーパソコン
発売日 1983年7月15日
1983年
1984年
CPUNEC μPD780C
対応メディアゲームカートリッジ[1]
コントローラ入力ケーブル
外部接続プリンター端子
カセットレコーダ端子
オンラインサービス非対応
互換ハードウェアSG-1000
SG-1000II
SC-3000H
オセロマルチビジョン
次世代ハードウェアセガ・マークIII
セガ・マスターシステム
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SC-3000(エスシーサンゼン)は、セガ・エンタープライゼス(後のセガ)が開発したゲームパソコン[2]

日本国内では1983年7月15日[3][5][注 2]にセガが発売し、海外ではOEM販売されていた。メーカー希望小売価格は29,800円。

また、1983年12月に初代機のチクレットキーボードをプラスティックの本格的なキーボードに改良した後継の上位機種である、SC-3000H(メーカー希望小売価格33,800円)を展開した[1][8][9]

SC-3000のSCは『Sega Computer』の略で、3000は約3万円という価格が由来で桁を1つ減らしたものである[4]
展開

本機はシステムプログラムが別売であるため、単体ではシステムとして使用できない反面、高価だったROMとRAMを本体から切り離すことによって、同年11月発売のMSXと同等の性能で29,800円という当時のゲームパソコンよりも数万円安い低価格を実現した。また購入する言語によって、メモリ容量や、仕様を選択できるという利点もあった。このため発売前の受注段階で数万台の売上を計上したという。

@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}この数字に自信を得たことや、同時期に任天堂がゲーム専用機を開発中であることを聞きつけた、当時社長の中山隼雄の鶴の一声で[要出典]、SC-3000からキーボードやビデオ出力端子、カセット、プリンタ端子などを廃したことにより、ほぼ半額の15,000円という大幅なコストダウンを実現した廉価版SG-1000も同日に発売した[5][10]。なお、任天堂ファミリーコンピュータも同日に発売されている[4][10][11]

日本国外にも展開され、オーストラリア・ニュージーランドを中心とするオセアニア地域では、オーストラリアではJohn Sands社、ニュージーランドではGRANDSTAND社によってOEM販売され、当時は低価格帯のパソコン市場に競合機が存在しなかったこともあって、市場をほぼ独占する成功をおさめた。日本同様テープ版ソフトやスーパーコントロール・ステーションが発売されたほか、日本未発売のライトペン3インチディスクパッケージソフトも発売された。ニュージーランドではSC-3000専門誌「SEGA Computer」も刊行されていた。この人気は、Amstrad CPCがオセアニアに上陸する1986年頃まで続いた。

フランスではYEN-O社によってOEM販売されていたほか、スペイン、イタリアでもOEM販売された。販売台数は欧州だけで初年度で十数万台と「初年度で国内外合わせて20万台」というセガの見込みを超える成功を収めたが、セールスではゲームソフトを遊ぶ事だけに特化したSG-1000の方が圧倒的に売れ行きが良かったことから、以後は家庭用ゲーム専用機の開発へとシフトしていった[12]
ハードウェア

CPUやVDPはMSX1やSORDM5等と同じで、ほぼ同等の性能・表現力を持つ。ただし、これらは開発時に意識したという訳では無く、当時のゲームパソコンで低価格を実現するためにチップなどの汎用部品を採用した結果ほとんど同じような構成になったという[13]。そのため、コンピューターとしてのアーキテクチャーはすべて異なり、ハードウェア・ソフトウェア共に互換性は無いが、その類似性を使用し、機種依存部を書き換えコンバートしたMSXソフトウェアの海賊版などが、海外では発売されている。

ボディーカラーとしての3色が存在した。
仕様SN76489AN

CPU:NEC μPD780CZ80A互換)(クロック周波数3.58MHz)

VDP:TMS9918A

テキスト表示:38桁28行[2]

グラフィック表示:256x192ドット 16色[2]


RAM:2KB[2]

BASIC-LEVEL II A:515Byte

BASIC-LEVEL II B:1KB

BASIC-LEVEL III A:16KB

BASIC-LEVEL III B:32KB

ホームベーシック:32KB(実利用フリーエリアは26KB)


VRAM:16KB[2]

サウンド機能:SN76489PSGと機能はほぼ等価。ハードウェアによるエンベロープが無い反面、ノイズの出力をトーン出力と独立して制御可能になっている。)

インターフェイス

シリアルインターフェイス[2]

プリンターインターフェイス

カセットインターフェイス(IN,OUT)

AVOUT

ジョイスティックインターフェイス(端子形状はATARI規格と同一、ピン配置は異なる)


サイズ:幅353mm、奥行210mm、高さ46mm[2]

重さ:約1.1Kg[2]

周辺機器

オプションとして、データレコーダSR-1000[1](9,800円)が発売されており、入出力を音でモニタできるほか、音声の入出力の信号に伴い、読み込み終了時にはモーターが停止、書き込み時には自動的にモーターが動作するようになっている。これらの実装に伴い、予約語としては用意されているMOTOR命令や、実際のREMOTE端子はハードウェア的に省略されているが、BASIC内部では、制御が行われている。

また、3インチコンパクトフロッピーディスクドライブ・64KBの拡張RAM・8KBの拡張ROM・プリンターポート・シリアルポートを搭載した拡張ユニット、スーパーコントロール・ステーションSF-7000[1](79,800円)も発売されていた。カートリッジの端子に接続し、ディスクから、起動することが可能になっている。フロッピーへの入出力に対応したF-BASICが添付された。

オプションとして、ジョイスティック(2本)が4,000円で提供された[2]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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