SATANIC CARNIVAL(サタニックカーニバル)は、2014年にスタートしたPIZZA OF DEATH RECORDS主催の屋内ロックフェスである。
プロデューサーはPIZZA OF DEATHのライブ制作担当のI.S.O。1万人以上の規模でイベンターを使わずにやっている数少ないフェスとなっている[1]。 パンク・ラウドロック・ハードコアを中心とした新たな大型イベントであり、バンド、所属レーベル、デザイナー、フォトグラファー、TATTOOアーティスト、ブランド、そしてそれらを愛して止まないキッズがオリジナリティ溢れる表現、発信、遊びができるような”居場所”を作ることがコンセプトとなっている[2]。 そのためアーティストだけではなく、デザイナーやブランド、フォトグラファーやタトゥーアーティストが発信できるような場も設けられている。 2014年1月15日、PiZZA OF DEATH RECORDSのHP上にて開催が発表される[3]。元々、2010年には企画していたイベントであったが、会場選定で一度流れたり震災などの影響で、再始動に4年掛かった末の2014年に初開催される。以後、毎年6月に開催されている。 メインステージとなるSATAN STAGEと、サブステージとなるEVIL STAGEの2ステージからなる。 SATAN STAGEは、20,000人収容ステージで7?9組のアーティストが出演。ラスト3組によるトリプルヘッドライナーを導入しており濃厚なロングセットでライブが楽しめるようになっている。(2021年以降導入されていない。) EVIL STAGEは、6,000人収容のステージで11?12組のアーティストが出演。どのフェスでもいまだやったことがないスライディング方式(ステージ全体を左右に動かして転換することによって、お客さんから見ると1ステージ、裏から見ると2ステージという構造)を採用し、転換の時間を短縮しているため矢継ぎ早に強烈なライブを繰り広げられる。 2019年6月12日、東京オリンピックの影響により次年度は開催されないことが発表された[4]。 2021年3月24日、幕張メッセ国際展示場(9-11ホール)から会場を移し、初の野外開催として7回目の開催が発表された[5]。 2023年1月13日、会場を4年ぶりに幕張メッセ国際展示場(9-11ホール)に戻し開催されることが発表された。 SATAN STAGE(メインステージ)EVIL STAGE(サブステージ) SATAN STAGEEVIL STAGE SATAN STAGEEVIL STAGE SATAN STAGEEVIL STAGE
概要
歴史
SATANIC CARNIVAL'14
開催日:6月7日(土)
会場:幕張メッセ 国際展示場9-11ホール
EVIL STAGEにおいてROTTENGRAFFTYで入場規制がかかる。
この年出演したTHINK AGAINは翌年解散したため、最初で最後の出演となった。
出演アーティスト
FACT
dustbox
SiM
HEY-SMITH
マキシマム ザ ホルモン
10-FEET
Ken Yokoyama
04 Limited Sazabys
COUNTRY YARD
THINK AGAIN
SA
EGG BRAIN
NOISEMAKER
SAND
ROTTENGRAFFTY
Northern19
kamomekamome
SHANK
TOTALFAT
SATANIC CARNIVAL'15
開催日:6月20日(土)
会場:幕張メッセ 国際展示場9-11ホール
この年からEVIL STAGEにOpening Act枠が設けられる。
この年のラストアクトは年内で解散を発表したFACTが務めた。
EVIL STAGEの照明がHAWAIIAN6の途中からRADIOTSそしてG-FREAK FACTORYの途中までダウンするというトラブルが発生。その間、作業用の明かりでステージを照らした。
出演アーティスト
OVER ARM THROW
ROTTENGRAFFTY
KEMURI
coldrain
MONGOL800
Fear, and Loathing in Las Vegas
Ken Yokoyama
10-FEET
FACT
SHIMA(Opening Act)
CRYSTAL LAKE
BACK LIFT
BUZZ THE BEARS
WANIMA
HAWAIIAN6
RADIOTS
G-FREAK FACTORY
locofrank
怒髪天
The BONEZ
04 Limited Sazabys
GOOD4NOTHING
SHANK
SATANIC CARNIVAL'16
開催日:6月4日(土)
会場:幕張メッセ 国際展示場9-11ホール
イベントの中盤には華純連による高円寺阿波おどりのパフォーマンスが行われた。
初年度にEVIL STAGEのトップバッターとして登場した04 Limited SazabysがEVIL STAGEのトリを務めた。
2015年に8年ぶりとなる再結成を果たしたジャパハリネットやHi-STANDARDの難波章浩がフロントマンを務めるバンドNAMBA69などが初出演。なおNAMBA69は、このライブがko-hey加入後、初ライブとなる。
出演アーティスト
WANIMA
CROSSFAITH
dustbox
MONOEYES
HEY-SMITH
MAN WITH A MISSION
SiM
Ken Yokoyama
10-FEET
bacho(Opening Act)
TOTALFAT
ジャパハリネット
DIZZY SUNFIST
AA=
ATATA
The BONEZ
G-FREAK FACTORY
SHANK
NAMBA69
CRASTAL LAKE
04 Limited Sazabys
SATANIC CARNIVAL'17
開催日:6月17日(土)・6月18日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場9-11ホール
初の2DAYS開催となる[6]。
初年度からEVIL STAGEに毎年出演していたSHANKが初日、04 Limited Sazabysが2日目にそれぞれSATAN STAGEのトップバッターを務めた。
メンバーの妊活により2015年からライブ活動を休止していたマキシマム ザ ホルモンが初年度以来3年ぶりに出演を果たす。
2015年にトリを務めその年をもって解散したFACTのメンバー3人によって結成されたSHADOWS、この年から活動を再開したGARLIC BOYSなどが初出演を果たす。
出演アーティスト
1日目
SHANK
ROTTENGRAFFTY
dustbox
coldrain
Ken Yokoyama
マキシマム ザ ホルモン
10-FEET
SiM
SABANNAMAN
HER NAME IN BLOOD
ENTH
GOOD4NOTHING
四星球
Oi-SKALL MATES
NAMBA69
The BONEZ
SAND
SA
Dizzy Sunfist
Crystal Lake
2日目
04 Limited Sazabys
Crossfaith
RIZE
KEMURI
MONGOL800
HEY-SMITH
Fear,and Loathing in Las Vegas
WANIMA
SHADOWS
SWANKY DANK
ジャパハリネット
a crowd of rebellion
SLANG
打首獄門同好会
NOISEMAKER
locofrank
HAWAIIAN6
GARLIC BOYS
G-FREAK FACTORY
SATANIC CARNIVAL'18
開催日:6月16日(土)・6月17日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場9-11ホール
昨年に引き続き、2DAYS開催となる。[7]
2015年から設けられていたOpening Act枠がこの年は設けられなかった。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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