S-PARK
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この項目では、フジテレビ系列のスポーツニュース番組について説明しています。資生堂の研究施設「S/PARK(エスパーク)」については「資生堂グローバルイノベーションセンター」をご覧ください。

S-PARK
ジャンルスポーツニュース番組
出演者佐久間みなみ
中村光宏
黒瀬翔生
松ア涼佳
東中健
山本賢太
ほか
オープニング関ジャニ∞歓喜の舞台」(2018.4.1~2021.6.20)
関ジャニ∞「」(2021.6.26~)
エンディング同上
製作
プロデューサー宮下正孝、齋藤拓也
蓮沼貴宏(CP
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
番組公式サイト

土曜版 ※日曜未明に放送
放送期間2018年4月8日 - 2024年3月31日
放送時間日曜 0:35 - 1:15(土曜深夜)
放送枠フジテレビ系列スポーツニュース枠
放送分40分

日曜版
放送期間2018年4月1日 - 2024年3月24日
放送時間日曜 23:15 - 翌0:30[1]
放送枠フジテレビ系列スポーツニュース枠
放送分75分

番組年表
前作スポーツLIFE HERO'S
次作すぽると!
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『S-PARK』(スパーク)は、クロスネット局を除くフジテレビ系列局2018年平成30年4月1日から2024年令和6年3月31日まで放送されていたフジテレビ制作のスポーツニュース番組。タイトルの『S-PARK』には『SPORTS PARK』(さまざまなスポーツ情報が集まる場所)という意味と『スポーツの一瞬の閃光、きらめき』というイメージ」を重ねていて[2]、上記の期間中には、フジテレビ系列におけるスポーツ中継のブランドネームにも使われている。
概要

スポーツLIFE HERO'S』(前番組)の放送枠と役割を継承。「『プロ野球ニュース』から続くフジテレビのスポーツニュース番組の系統の『リブランディング』によって変革を進めるスポーツニュース番組」と位置付けられている。実際には前番組に続いて、自社で制作するスポーツ中継番組とアスリート参加番組のオープニングに、当番組のタイトルロゴ[3]を用いた5秒間のアイキャッチ映像を挿入。また、放送上は『制作著作 フジテレビ』のテロップを表示していない。ただし、『鬼滅の刃』(テレビアニメ版の新作シリーズ)の放送枠を毎週日曜日の23:15 - 23:45に編成する期間(詳細後述[4][5][6]には、日曜版の放送時間を通常編成から30分繰り下げている(23:45 - 翌1:00)。

初代のメインキャスターには、スポーツ情報番組を初めてレギュラーで担当する宮司愛海と、本枠の前身番組(『すぽると』『スポーツLIFE HERO'S』)でも総合司会を務めた中村光宏(いずれもフジテレビアナウンサー)を土・日曜版共通で起用。男子の柔道競技で一時代を築いた野村忠宏柔道家)が、日曜版のレギュラーコメンテーターとして『スポーツLIFE HERO'S』から続いて2021年9月まで出演していた。その一方で、『Sports Graphic Number』(文藝春秋)とのコラボレーションによる取材企画や、解説者の指示に応じてカメラワークが変わる取材企画など、新しい機軸も次々と打ち出している。また、当番組のタイトルロゴ、放送曜日、各曜日の放送開始時間、「スポーツニュースはフジテレビ」とのメッセージを記した広告を、明治神宮野球場NPB東京ヤクルトスワローズ本拠地バックスクリーン左側の回転式看板に掲出。2022年度からの土曜版では、中央競馬のG1レースが翌日(日曜日の午後)に組まれている場合に、DAIGOがレースのPRを兼ねていわゆる「DAI語」で発表する1着馬の予想企画を『馬好王国?UmazuKingdom?』(DAIGOがMCを務める競馬情報番組)のスタジオセットで収録することがあった。

番組の開始当初からキャスターを務めていた宮司と鈴木唯(土曜版→日曜版のフィールドキャスター)は、2022年4月3日放送分(日曜版)への出演を最後に他番組へ異動。翌週(同月9日の土曜版)からは、佐久間みなみを土・日曜版共通のメーンキャスターに起用したほか、土曜版でフィールドキャスターの黒瀬翔生を佐久間と同格のメーンキャスターに昇格させた。日曜版には中村も引き続き出演しているが、7月3日からは、この年にフジテレビへ入社したばかりの松ア涼佳をフィールドキャスターに抜擢[7]。FNNにおける平日最終版のスポーツニュース(『FNN Live News α』内のスポーツコーナー)と共同で「サキドリ!アツリート」(今後の活躍が期待されるアスリートへの取材企画)を新設した2023年2月からは、「『サキドリ!アツリート』の専属記者」という触れ込みで「サキドリくん」(空を飛ぶことを夢見るペンギンをかたどったアニメキャラクター)も登場させている。
『すぽると!』の復活に伴う「発展的解消」

フジテレビでは2024年3月31日(日曜日)から、『すぽると!』(2016年3月まで15年にわたって全曜日の深夜に放送していた総合スポーツニュース番組)を土・日曜日限定で8年振りに復活。これに伴って、当番組は同日未明(30日深夜)の『S-PARK ドバイワールドカップ2024スペシャル』(競馬ドバイワールドカップ生中継を組み込んだ特別番組)をもって放送を終了した(詳細後述)。

当番組の土曜版では、2024年1月から「土曜日のキャンバス」(アスリートへの密着取材映像を活用した15分間のドキュメンタリー企画)を中心に据えた構成へ移行。スポーツニュースのパートを10分程度にまで短縮した末に、『ドバイワールドカップ2024スペシャル』の前週(同年3月24日未明)にスタジオからの全編生放送を終えた。一方の日曜版は、3月24日から25日未明にかけての生放送をもって幕を下ろしている。

もっとも、『すぽると!』の復活は当番組のリニューアルを兼ねていて、土曜版・日曜版とも放送枠やニュースパートのスタジオセットを当番組から継承[8]。また、当番組の最終キャスター陣のうち、佐久間・松崎・東中健(土曜版のニュースキャスター)・山本賢太(日曜版のニュースキャスター)は『すぽると!』でも続投している[9]。さらに、『鬼滅の刃』シリーズの期間限定放送に伴う日曜版の放送枠スライド措置は、『すぽると!』の日曜版でも2024年5月から実施される。

フジテレビがこのような「発展的解消」に踏み切った背景には、前身番組に当たる『プロ野球ニュース』や『すぽると!』のブランドイメージがスポーツ関係者に強く残っている故に、当番組の認知度が開始から5年目(2023年)の時点でも取材活動へ支障を来すほどにまで低かったことが関係者から指摘されている[10]。その一方で、2022年6月には、制作部のディレクターやプロデューサーとして『オールナイトフジ』『夕やけニャンニャン』や『とんねるずのみなさんのおかげです』シリーズなどの人気番組を支えていた港浩一が代表取締役社長に就任。就任後の番組改編では、『オールナイトフジ』の系譜を受け継ぐ『オールナイトフジコ』を2023年の4月改編から始めるなど、「(当番組の開始前から)全般に低下しているフジテレビの視聴率と存在感を、往年の人気番組を条件付きで復活させたり、派生番組を立ち上げたりすることによって再び向上させる」という路線をたどっている。このような編成上の路線変更に、パリオリンピックの開催を2024年の夏季に控えていることが相まって、「(レギュラー放送を終えてもなお)世間が慣れ親しんでいる『すぽると!』を、(パリオリンピックの開催などで)例年以上にスポーツへスポットが当たる2024年に復活させよう」との機運が局内で高まったという[10]
番組終了時点の出演者

職業(肩書)を特記していない限り、出演の時点でフジテレビの現職アナウンサー
メーンキャスター(総合司会)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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