S!FeliCa
[Wikipedia|▼Menu]

S!FeliCa(エス!フェリカ)は、ソニー株式会社が開発した非接触ICカード通信技術FeliCaを搭載した携帯電話を、支払いや会員証として利用できるようにするソフトバンクのサービスである。ボーダフォン時代の旧称はVodafone Live!Felica。

EdyモバイルSuicaなど主要なサービスには対応しており、その他のサービスについてもソフトバンク機種のみ対応していないというケースは少なくなった(ただし、NTTドコモのおサイフケータイのみに対応するサービスも依然としてある)。

このFeliCa ICチップを内蔵したソフトバンクモバイルの携帯電話を他社と同様に「おサイフケータイ」と呼ぶ。おサイフケータイはNTTドコモの登録商標であり、許可を得て使用している。
沿革

2005年11月11日

Vodafone 703SHfでサービスを開始した。発売の時点で、703SHfはおサイフケータイ最小サイズであった。

Edyのモバイルサービスを開始。

ANAモバイルAMCアプリのモバイルサービスを開始。


2006年

10月1日 - ボーダフォンがソフトバンクモバイルに社名変更されたことから、サービスの名称を「Vodafone Live!Felica」から「S!FeliCa」に変更。

12月2日 - モバイルSuicaサービスを開始。


2007年

4月2日 - NTTドコモとコカコーラが共同開発した電子マネーCmodeにサービス対応。

6月4日 - Mobile Edyのサービスに対応。

9月12日 - nanacoモバイルのサービスを開始。


2008年3月1日 - WAONモバイルのサービスを開始。

対応機種

2012年2月現在、このサービスに対応しているのは以下の機種である。

※は
Mobile Edyのインターネット決済・モバイルSuica非対応機種

◎はFeliCaチップ容量増量・IC通信対応(Faver 2.0対応)端末

○はFeriCaチップ容量増量対応端末


東芝製

814T

815T/815T PB

830T

904T

911T

912T

920T

921T

全機種とも2014年3月8日18時以降、モバイルSuicaは非対応。
シャープ製

703SHf

804SH

810SH

811SH

812SH/812SHs/812SHsII

813SH

814SH

815SH

820SH

821SH

823SH

824SH

830SH/830SHs

831SH/831SHs

832SH/832SHs

841SH/841SHs

842SH

904SH

905SH

910SH

911SH

912SH

913SH/913SH G

920SH

921SH

923SH

930SH

931SH

932SH

933SH

934SH

935SH

936SH

940SH

941SH◎

942SH

943SH◎

944SH◎

945SH

002SH◎

004SH◎

パナソニック製

823P

824P

832P

842P

920P

921P

930P

931P

940P

941P

942P◎

001P

カシオ製

830CA

930CA

NEC製

830N

831N

840N

841N

930N

931N

940N

001N○

サムスン製

940SC

941SC◎

全機種とも2014年3月8日18時以降、モバイルSuicaは非対応。
FeliCaチップ

約5KB(380ブロック)の容量である。通常、エリアAとして使われる。

モバイルSuicaをインストールする場合、専用のエリアB(137ブロック)という領域が作成される。エリアBを削除するには、ソフトバンクショップにてICカードの初期化が必要となる。また、エリアBの削除を実行すると他のアプリも消去される。

Faver 2.0対応端末では約15KBの大容量チップを搭載し、IC通信も可能である。

関連項目


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:12 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef