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T-シリーズ (T-SERIES) は、『ターミネーターシリーズ』に登場する架空のアンドロイド「ターミネーター」の総称。
本項ではT-シリーズに含まれないターミネーターについても記述する。 映画の設定に沿ってより正確に記述すると、「サイバーダインシステムズ・モデルXXXシリーズXXX (Cyberdyne Systems Model XXX Series XXX) 」という型番になる。モデル番号は潜入型ターミネーターの物理的外見(アーノルド・シュワルツェネッガーが演じたものは101型)、シリーズ番号はターミネーター自身の型番をそれぞれ表している。尚、人工皮膚や、ゴムカバー等が付いていないターミネーターは、モデルが設定されていない。モデルは人工皮膚か、ゴムカバー本体に設定されている。 人型ターミネーターはもともと人間に擬装する潜入破壊工作員として開発されたものだが、その他にも機械軍側の歩兵として大量に配備されており、それらは不要な擬装を施されずむき出しのエンドスケルトン形態で運用されている。 超ハイテクの産物であるが、抵抗軍がスカイネットからのハッキングを受けないローテクを主用していることや、派遣された過去(メタ的には制作当時)もまだ情報技術が未発達な時代だったこともあり、基本的に外部システムへのアクセスポートは機械軍の一部施設で視覚センサーによる光通信機能を利用している程度に留まる[1]基本システムに外部アクセス能力そのものは備わっており、『サラ・コナー クロニクルズ』ではジョン特製のコンピュータウイルスでも歯が立たない広域交通管制システムをクラッキングするために、キャメロンの中枢CPUをボディから取り外して回線に直結することを余儀なくされたが、いざ接続されると即座にシステムの機能を破壊しており、他にも回収したT-888型のCPUの解析中、誤って再起動させてしまい接続していたPCを乗っ取られるなど、スカイネット譲りの強力なハッキング能力を有していることが窺える。 エンドスケルトンをはじめハンターキラーあるいはT-1000などシリーズ当初からのメカは鏡面仕上げのシルバーがイメージカラーだったが、『ターミネーター4』以後はつや消しの黒系のメカが多くなっている。 映画の展開によって未来が変更されていく内容であるため、開発された年代にもずれが生じることとなる。また、ユニバーサル・スタジオ内のアトラクション『ターミネーター2:3-D』におけるストーリーを含むと、『ターミネーター3』以降の内容といくらか矛盾が生じる。 2004年に制作された、サイバーリサーチシステムズ (CRS) が最初に開発したターミネーター。T-800やT-1000などの潜入型と違い、農業用トラクターほどもあるキャタピラ走行の図体に、両腕はそのままガトリング銃 になっているなど、明白にロボットと認識できる外見をしている。上半身は折りたたむことができ、この状態で保管されているところはまさに農業用トラクターだが、起動すると上半身を起こし頭部が露出して、いくらか人型に近い姿となる。また、機体毎にナンバーが割り振られており、各機の正面には「T1-XX(2桁までの数字)」が記されている。未公開映像の中では戦車型と表現されていた。 劇中では、CRSの倉庫で大量に保管されていた所をT-Xによりプログラムを書き換えられ、スカイネットの起動と同時に人間を抹殺するためハンターキラーとともに動き出し、所内の人間を無差別に殺害していった。ガトリング銃2門を固定装備しているため、単純な火力は潜入型よりも勝っているが、開発製造年代が古いだけに思考力は大きく劣っているらしく、運動性や機敏性に至っては比較にならないほど劣悪で、劇中では射撃、索敵、走行程度の単純な行動しか見せておらず、天井裏に隠れていたT-850の奇襲になすすべも無く頭部をへし折られ破壊される。さらにその直後に反対側の通路から現れたT-1も、T-850が先の戦いで破壊したT-1からもぎ取ったガトリング銃によって、満足な反撃もできないうちに蜂の巣にされており、目標識別や照準の速度・精度も低く、防御力の点でも図体の割に潜入型より優れた点は見受けられない。 頭部の視覚センサーが捉えたデータを処理するソフトウェアは後発のT-800とは異なり、画像は可視光線そのままで表示され、文字は青や緑で表示される。 『3』の小説版では、2029年にT-Xが開発・生産された事に伴って、T-600、T-800、T-1000ともども廃棄されたことが語られている。未来世界における武装は、海軍の軍艦が個艦防御火器に用いていた実績のある、劣化ウランを使った12.7mm口径の徹甲弾を1分当たり3千発近く発射できるチェーンガンと説明されている。 なお、劇中のT-1は全て精巧に作られたロボットを実際に動かして撮影したもので、CGは一切使われていない。 『ターミネーター4』では小説版のみに登場。全体的に、映画本編のT-100を代替している。 登場作品:『ターミネーター2:3-D』 1990年代後半に新生サイバーダイン・システムズ社が生み出した初の人型ターミネーター。自立歩行で動き右腕にマシンガンを装備。 アトラクション内の観客を待たせるところのポスターのようなものにステータスが書いてあり、1回の充電につき2kmを走行可能で、銃の命中率は80%らしい。 登場作品:『ターミネーター4』 『3』で登場したプロトタイプ (T-1) を基に、スカイネットが発展させた改良型で、戦車型ターミネーターの第2段階モデル。スカイネットセントラル内にある収容所の中に監視役として配備されている。プロトタイプは頭部の形状が丸みをおびていたが、改良型は縦長になっている。シルエットもプロトタイプよりスマートな形状となっているが、全体的に大型化され、前部にアウトリガを付加して併せて3基のキャタピラで走行する。武装は両腕のガトリング銃。 『ターミネーター4』のカットされたシーンでは、スカイネットの研究開発施設の地下通路に1機配備され、水中に潜んでジョンたちの背後から襲いかかるが、逆に一斉射撃を受けて一発も撃たないまま破壊された。 登場作品:未登場 T-600のプロトタイプ。設定のみ。 登場作品:『ターミネーター』、『ターミネーター4』、『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』詳細は「T-600」を参照 登場作品:『ターミネーター4』 人型ターミネーターの第2段階モデル。T-800の前段階として量産された。「シリーズ700」とも呼称されている。T-600を小型化した機体だが、T-800よりは大きい。基本的にはT-600と変わらない構造と形状を持つ。サンフランシスコにあるスカイネットセントラルの工場で生産されており、配備もセントラルのみである。劇中ではエンドスケルトン(内骨格剥き出し)状態で登場するが、皮膚(正面が剥けている顔を布、身体を服で覆っているので、ゴムなのか生体細胞なのかは不明)で覆われている個体も存在する。なお、『ターミネーター』でカイルの回想中に登場するターミネーター(演:フランコ・コロンボ)がT-700だとする説[2]もある(ただし、フランコの身長は165cmである)。 登場作品 : 『ターミネーター ジェニシス:レボリューション』 T番号ではT-800などより少ないがゲーム中ではT-800の上位型として登場している。T-800より一回り大きく色は黄緑色で胴体の中央とその右と左が赤色になってる。大型のレーザー兵器を両手で持ち攻撃する。レーザー兵器は大型のビームを発射できる。威力は高いが発射に4.5秒ほどのチャージが必要。T-700系列ではあるがT-800よりも耐久性は高くなっている。 登場作品:『ターミネーター』、『ターミネーター2』、『ターミネーター4』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』詳細は「T-800」を参照 登場作品:『ターミネーター3』詳細は「T-800#T-850」を参照 登場作品:『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』詳細は「T-800#T-888」を参照 登場作品:ゲーム『ターミネーター3・ザ・レデンプション』 グリーン・レッド・イエローの3種類に分かれ、機械軍の歩兵を務める。耐久力は低い。T-800などの潜入型とは違い、戦闘向けに設計されているために機体の開口部は少なめで、生体細胞による外観処理は施されていない。 登場作品:『ターミネーター2』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』詳細は「T-1000」を参照 登場作品:『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』詳細は「T-1000#T-1001」を参照
概要
T-シリーズ
T-1
T-70
T-100
T-500
T-600
T-700
T-720
T-800
T-850
T-888
T-900
T-1000
T-1001
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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