ReactOS
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ReactOS
開発者ReactOS Foundation
プログラミング言語C言語, C++
OSの系統Windows NT系と類似
開発状況開発中(アルファ版
ソースモデルFLOSS
最新開発版0.4.13 - 2020年4月10日(7か月前) (2020-04-10)[1] [±]
リポジトリ

github.com/reactos/reactos

使用できる言語多言語
アップデート方式CD-ROM
プラットフォームIA-32, x86-64, ARM
カーネル種別ハイブリッド (Windows NT系に基づく)
既定のUIグラフィカル (ReactOS Explorer)
ライセンスGNU GPLLGPLBSDライセンス(組み合わせ可能)
ウェブサイトwww.reactos.org
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ReactOS(リアクト オーエス)は、Microsoft Windows NT系2000以降)とアプリケーション及びドライバに於けるバイナリ互換性を目指すオープンソースオペレーティングシステムである[2]目次

1 特徴

2 語源

3 歴史

3.1 開発初期

3.2 コードの流用疑惑


4 機能

5 開発の現状と今後

5.1 アーキテクチャのサポート


6 関連するプロジェクト

7 国際化と地域化

7.1 日本語対応


8 脚注

9 関連項目

10 外部リンク

特徴

ReactOSは、主にC言語で実装されているが、「ReactOS Explorer」のように幾つかの要素はC++によって記述されている。ARMx64に移植が進んでおり、一部のWindows APIは実装済みである。Wineプロジェクトと提携し、互換レイヤーに関してはWineに依存[3]しているが、そのほかの機能は開発チームが独自に実装している。しかしながら、開発者の不足により開発は遅れぎみである。

開発では、法的脅威とリバースエンジニアリングに関する不安に対処するために大規模なソースコード監査が実施[4]されている。
語源

「React」という単語は、マイクロソフトの独占状態に対する開発チームの不満を意味している[5]
歴史 デバイスマネージャ
開発初期

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出典検索?: "ReactOS" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年8月)

1996年頃、オープンソース開発者のグループがFreeWin95というプロジェクトを開始した。このプロジェクトの目標はWindows 95クローンとなるOSを実装することであった。しかしプロジェクトはシステムの設計に関する議論で行き詰まり、1997年の終わりになっても、何の成果も出せずにいた。

プロジェクトのメンバーはプロジェクトの復活を呼びかけ、クローンの対象をWindows NTへと変更し、名称をReactOSに改名した。1998年2月カーネルと基本的なドライバの開発を開始しReactOSプロジェクトが発足した。[6]
コードの流用疑惑

2006年1月17日、ReactOSの開発者向けメーリングリストに一人の開発者から「ReactOSにはWindowsを逆アセンブルしたコードが含まれている」との投稿があった[7]。そのためプロジェクトでは議論を行った結果、公のSVNの公開、フォーラム、メーリングリストアーカイブを一時停止することを決定した。(なお、48時間後に一時停止が取り消された)[8]

それに加え、コード全体の検査を行い、クリーンルーム方式のリバースエンジニアリングがされていない可能性のあるコードは発見されなかった[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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