Re:ゼロから始める異世界生活
[Wikipedia|▼Menu]

.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、長月達平によるライトノベルについて説明しています。このライトノベルを原作としたアニメについては「Re:ゼロから始める異世界生活 (アニメ)」をご覧ください。

Re:ゼロから始める異世界生活


ジャンルダーク・ファンタジー[1]ループもの[2]異世界転生[2]
小説
著者長月達平
イラスト

大塚真一郎

楓月誠(短編集3)

イセ川ヤスタカ(短編集4 - 6)

福きつね(短編集7 - 9)

出版社KADOKAWA

その他の出版社


Yen Press

Ofelbe

青文出版集団

映像出版メディア

台海出版社

A-PLUS


掲載誌

小説家になろう

月刊コミックアライブ(外伝)

レーベルMF文庫J
連載期間2012年4月 -
刊行期間2014年1月 -
巻数既刊52巻(本編37巻+短編集10巻+外伝5巻)
(2024年3月現在)

漫画
漫画:Re:ゼロから始める異世界生活
第一章 王都の一日編
原作・原案など

長月達平(原作)

大塚真一郎(キャラクター原案)

作画マツセダイチ
出版社KADOKAWA

その他の出版社


Yen Press

Ototo

尖端出版


掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2014年8月号 - 2015年4月号
巻数全2巻
漫画:Re:ゼロから始める異世界生活
第二章 屋敷の一週間編
原作・原案など

長月達平(原作)

大塚真一郎(キャラクター原案)

作画楓月誠
出版社スクウェア・エニックス

その他の出版社
Yen Press

掲載誌月刊ビッグガンガン
レーベルビッグガンガンコミックス
発表号2014年12月号 - 2017年11月号
巻数全5巻
漫画:Re:ゼロから始める異世界生活
第三章 Truth of Zero
原作・原案など

長月達平(原作)

大塚真一郎(キャラクター原案)

作画マツセダイチ
出版社KADOKAWA

その他の出版社


Yen Press

尖端出版


掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2015年7月号 - 2019年11月号
発表期間2015年5月27日 - 2019年9月27日
巻数全11巻
漫画:Re:ゼロから始める異世界生活
第四章 聖域と強欲の魔女
原作・原案など

長月達平(原作)

大塚真一郎(キャラクター原案)

作画

相川有(構成)

花鶏ハルノ(作画)

出版社KADOKAWA
掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2019年11月号 -
発表期間2019年9月27日 -
巻数既刊9巻(2024年3月現在)
漫画:Re:ゼロから始める異世界生活
第五章 水の都と英雄の詩
原作・原案など

長月達平(原作)

大塚真一郎(キャラクター原案)

作画高瀬若弥
出版社KADOKAWA
掲載サイトアライブ+
発表期間2024年2月19日 -
漫画:剣鬼恋歌 ?Re:ゼロから始める異世界生活†真銘譚?
原作・原案など

長月達平(原作)

大塚真一郎(キャラクター原案)

作画野崎つばた
出版社KADOKAWA
掲載誌月刊コミックアライブ
レーベルMFコミックス アライブシリーズ
発表号2019年1月号 - 2021年7月号
発表期間2018年11月27日 - 2021年5月27日
巻数全4巻
話数全27話

ゲーム:Re:ゼロから始める異世界生活
-DEATH OR KISS-
ゲームジャンルアドベンチャー
対応機種

PlayStation Vita

PlayStation 4

開発・発売元5pb.
プレイ人数1人
発売日2017年3月30日
レイティングCERO:C(15才以上対象)
ゲーム:Re:ゼロから始める異世界生活
偽りの王選候補
ゲームジャンルタクティカルアドベンチャー
対応機種

PlayStation 4

Nintendo Switch

Microsoft Windows

発売元スパイク・チュンソフト
メディアダウンロード
プレイ人数1人
発売日2021年1月28日
レイティングCERO:C(15才以上対象)
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画ゲーム
ポータル文学漫画ゲーム

『Re:ゼロから始める異世界生活』(リ・ゼロからはじめるいせかいせいかつ、: Re: Life in a Different World from Zero[注釈 1], Re:Zero -Starting Life in Another World-[注釈 2])は、長月達平による日本ライトノベル。略称は「リゼロ」[3]。本編のイラストは大塚真一郎が担当している。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2012年4月より連載が始まり、MF文庫JKADOKAWA)より2014年1月から刊行されている。なお、MF文庫Jにおいて「小説投稿サイトで連載されていた作品の書籍化」は本作が初である[3]

また、『月刊コミックアライブ』において2014年6月号からリゼロ外伝『ゼロから始まる英雄譚』の連載が開始された[4]

2023年3月時点で電子版を含めた全世界シリーズ累計発行部数は1300万部を突破している[5]。『このWeb小説がすごい!』全Web小説ベストランキングでは2位[6]。『このライトノベルがすごい!』2017年版では文庫部門第2位[7]。『SUGOI JAPAN Award 2017』ではアニメ部門・ラノベ部門の2部門で1位を獲得した[8]

メディアミックスとしてアニメ化もされ、テレビシリーズ3期[9][10][11][12]、OVA2作が制作されている[13][14]
あらすじ
本編
第一章『怒涛の一日目』(文庫第1巻、アニメ第1期 第1話 - 第3話、)
コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された引きこもり高校生の少年ナツキ・スバルは、早々と命の危機に見舞われる。その窮地を救ってくれた、ネコ型精霊パックをお供につれた、サテラと名乗るハーフエルフの銀髪少女に恩返しをするため、スバルは彼女の物探しに協力する。フェルトという名の少女に奪われたという徽章の手がかりが掴めたと思った矢先、2人は暗闇の中で何者かに襲撃され命を落としてしまう。目を覚ましたスバルは、召喚された時点に戻っていた。それから何度かの死を繰り返すうち、スバルは自分がこの世界である能力を得たことを知る。その能力は、自身の死により時間を巻き戻して記憶を引き継げる、タイムリープ能力「死に戻り」だった。スバルが「サテラ」に再会して話しかけた際、彼女がその名を知らなかったことから、彼女は「前の周回」で偽名を使っていたのだと気づく。その後、紆余曲折を経て、ついに徽章を奪った少女フェルトを追いつめたが、スバルはまたしても彼女の依頼主『腸狩り』 エルザ・グランヒルテに惨殺されてしまう。さらなる「死に戻り」を経た後、「サテラ」、『剣聖』 ラインハルトの加勢もあってエルザを退け、ようやく最初の死のループから逃れることに成功する。「サテラ」の命を救った礼として、彼女に名前を教えてほしいと頼んだスバルは、彼女の本名がエミリア であることを教えてもらうが、その直後エルザからもらった腹の傷が開いて倒れてしまう。
第二章『激動の一週間』(文庫第2巻 - 第3巻、アニメ第1期 第4話 - 第11話)
エルザによる負傷から回復し、メイザース辺境伯ロズワールの屋敷で目覚めたスバルは、エミリアのそばにいるため、昨日の一件の謝礼として屋敷で雇ってもらうことを要求する。鬼族のメイド姉妹レムとラムに叱咤されながらも順調に使用人として働いていたスバルは、その3日後、エミリアとのデートを約束し眠りに就くが、彼に翌日が訪れることはなかった。屋敷で目覚めた初日の朝に戻っていたことに気づいたスバルは、動揺しながらも、「死に戻り」のセーブ地点が変更されていることや、前回の死因が呪いであったことに気づくが、今度は屋敷の中で何者かに撲殺されてしまう。次のループで屋敷を外から監視し襲撃者を見つけ出そうとするが、メイドのレムに逆に襲撃される。レムは、その体格に見合わぬ巨大なモーニングスターで彼を追い詰め死亡させる。信頼していたメイドが自分を撲殺した犯人であったという事実、一章の死に戻りと同じ回数だけ死んでしまったことから次に死亡すると戻れないかもしれないという恐怖で、スバルは次の周回をロズワールに与えられた自室に引きこもって過ごす。呪いにかかることはなく5日目の朝を生きたまま迎えることができたスバルだったが、その代わりにレムが呪いより死んでしまう。すなわち、呪術師とレムによる撲殺は別件であった。スバルが間者である可能性が高かったことや、「魔女の残り香」を漂わせていたことがレムの疑いの原因だったのだ。ヒステリーを起こしたラムにスバルは殺されかけるが、禁書庫の司書ベアトリスの協力で命を拾う。落ち着きを取り戻したスバルは、メイドたちに何度も殺されてなお、自分が屋敷の暮らしを愛していたことを再確認し、時を巻き戻して全員を救うため崖から身を投げる。ベアトリスの協力により、スバルはあえて呪いをかけられることで呪術師の正体が魔獣であることを暴く。しかし時既に遅く、腹をすかせた魔獣たちに近所のアーラム村の子供達はさらわれてしまっていた。スバルは森の中に入り子供達を助けるが、魔獣たちに無数の呪いをかけられ、手詰まりに陥る。魔獣を皆殺しにしスバルを救うべく森に入ったレムを援護するため、スバルとラムは彼女の後を追うが、レムと共に魔獣たちに取り囲まれる。満身創痍となってなお彼女たちを逃がそうと、スバルは唯一覚えた魔法「シャマク」で魔獣に隙を作る。それを空から発見したロズワールが駆けつけ、魔獣たちを掃討する。
第三章『再来の王都』(文庫第4巻 - 第9巻、アニメ第1期 第12話 - 第2期 第26話)
魔獣は討伐したものの、体に何重にも重なって残った呪いにより、スバルはマナの流れが澱んでしまう。エミリアが王選開始の式典に参加するため、およびスバルを水の治癒術師フェリスに治療してもらうため、スバル一行は王都を再び訪れる。エミリアと交わした約束を破り、王選関係者の式典に乱入したスバルは騎士ユリウスと実質的な私闘を行い、禁止されていたシャマクを使った末に敗北する。度重なるすれ違いや思いの齟齬、そして何よりも精霊術師であるエミリアにとってかけがえのないものである約束を軽んじてしまったスバルはエミリアと認識の違いを決定的なものとしてしまう。治療の完了をもって関係を解消すると言い渡しスバルと決裂したエミリアは、スバルとレムを王都に残し、ロズワールとともに屋敷へと戻る。その数日後、魔女教の脅威がロズワール領に迫っていることに気づいたスバルは、エミリアたちを救うべく何度も動くが、ペテルギウス率いる魔女教と折悪く現れる白鯨に阻まれてしまう。魔女教、白鯨の脅威に対抗すべく王選候補者たちに協力を仰いだスバルだったが、彼の言動からその本音を垣間見た候補者たちからは次々に断られてしまう。万策尽きたスバルはレムだけでも助けようと彼女とともに国外へ逃げ出そうとするが、レムの説得により覚悟を改め、もう一度運命に立ち向かうことを決める。スバルは繰り返したループの中で得た様々な情報の断片から、クルシュ陣営が白鯨の討伐を目論んでいることを看破し、前回のループで得た正確な白鯨の出現位置と時間を伝え、クルシュおよびアナスタシア陣営に討伐隊の派兵を要求し、交渉に成功する。死闘の果てに白鯨を討伐したスバルたちは、ヴィルヘルム、ユリウス、フェリスらを率いて魔女教の討伐に乗り出す。幾度となく殺されながらも、他人の精神に乗り移るペテルギウスの正体が邪精霊であることを見破り、ついに討伐に成功する。エミリアを含む村の人々を魔女教の脅威から救いだしたスバルは、エミリアに再び自身の行動の原理を問われ、自分の想いを告白する(このシーンでアニメ第1期は終了し、このシーンからアニメ第2期が開始)。一方その頃、白鯨討伐後、王都への帰途についていたクルシュとレムは、突如魔女教のレグルスとバテンカイトスの襲撃を受け、暴食の権能による作用で、クルシュは記憶喪失、レムは存在を忘れられた眠り人となってしまう。死に戻りの起点の更新によってレムを救うことができないと知ったスバルは、彼女を取り戻すべく魔女教「暴食」を倒すことを決意する。
第四章『永遠の契約』(文庫第10巻 - 第15巻、アニメ第2期 第27話 - 第50話)
魔女教の襲撃から避難して以来、帰還しないアーラム村の人々とロズワール。スバルらは彼らがいるとされる特殊な結界[注釈 3]に覆われた地「聖域」へ向かうことになる。結界に閉じ込められた人々は、アーラム村の人々を人質とし聖域の解放を要求していた。彼らを救うため、魔女エキドナによる結界を解除するための試練にエミリアが挑むが、精神に大きな揺さぶりをかけてくる試練を一つも攻略できないまま彼女は疲弊していく。スバルはエミリアの神経衰弱、エルザによる屋敷の襲撃、聖域を襲う豪雪と魔獣大兎、スバルから魔女の残り香を察知した聖域一の実力者ガーフィールの妨害、それらの全てを攻略するため死に戻りを重ねる。実は、ロズワールはエキドナに与えられた『世界の記憶』の複製『叡智の書』[注釈 4]によりスバルが世界をやり直す能力を持つことを知っており、彼をエミリアに忠実な騎士とすべく、策を巡らせていた[注釈 5]。エミリアによるものだと聖域住民に疑われていた大雪も、彼が発生させていた。膨大なマナを使うことで、大兎を引き寄せるとともに、エミリアにあらぬ疑いをかけさせることで、スバルにさらなる困難を与えようとしていたのである。自らはループ先に記憶を残すことはできないにも関わらず、スバルがまだ死を恐れない駒となっていないことを悟ると、ためらいなく彼は破滅的な自死を選び、スバルにやり直しを強要する。過去に違う選択をしていたら生まれていたであろう「もしも」の世界を見せられるというエキドナの第二の試練に意図せず挑んでしまったスバルは、今まで考えないようにしていた「自分が死亡した」後で悲しみに暮れる周りの人々を目の当たりにし、死に戻りは皆を救っていたのではなく、「死んだ世界」の皆を切り捨てていただけかもしれないと不安になる。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:372 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef