RSMインターナショナル
RSM International Limited
種類Network of independent firms
本社所在地イギリス
ロンドン
設立1964年
業種サービス業
売上高46.41億米ドル(2015年)
従業員数38,000人以上
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RSMインターナショナル(RSM International Limited)は、イギリスのロンドンを本部とする世界第6位の会計事務所である。アメリカ合衆国内ではビッグフォーに次ぐ第5位、中国内においては第3位を占める。 前身は1964年に創設された小規模ネットワークで、当初はDRMと称していた。1993年に組織再編を行い、RSMインターナショナルへ改称した。RSMとは、創設時のメンバーファームであるロブソン・ロード(Robson Rhodes、イギリス)、サルストロ・レイデル(Salustro Reydel、フランス)及びマックグラッドリー(McGladrey、アメリカ合衆国)の頭文字を取ったものである[1]。 しかしながら、これらのうちRSMのメンバーファームとして現存するものはマックグラッドリーのみである。サルストロ・レイデルは2005年にKPMGの現地ファームであるKPMG S.A.に吸収された[2]。これに先立ちRSMは同地に新たなメンバーファームを設立している。一方ロブソン・ロードは2006年11月にマックグラッドリーとの合併を発表していたものの財務上の問題で頓挫。2007年に同じロンドンを本拠とするグラントソントンの現地ファーム、Grant Thornton UKと合併した[3]。その後RSMはイギリスの提携ファームとして新たにベントリー・ジェニソン(Bentley Jennison)を加えたが、2009年には同じくイギリスの会計事務所であったテノングループに買収されRSM Tenonとなった[4]。その後財務上の問題から2013年にベーカーティリーから買収されたのち、2015年からRSM UKとして再始動している(英国内第7位)[5]。 現在RSMインターナショナルは120か国に760以上の拠点を有し、アメリカズ・ヨーロッパ・MENA(中東及び北アフリカ)・アフリカ・アジア太平洋の5つのエリアに38,000人以上の従業員が属する[6]。 日本においては中堅のRSM清和監査法人(RSM Seiwa)が2009年(平成21年)にメンバーファームとして加盟し監査業務を提供する。RSM清和監査法人は税務業務を提供する清和税理士法人と提携しているが、RSMには加盟していない。税務分野におけるメンバーファームは税理士法人東京クロスボーダーズが担っている。 その他、アドバイザリー業務を提供する株式会社RSM東京共同FASが加盟している。以前は2009年(平成21年)加盟の東京共同会計事務所をメンバーファームとしていたが[7]、その後国際業務対応のためRSMとの合弁で2013年(平成25年)に当該会社が設立され、メンバーファームを移している。
目次
1 沿革
2 日本における活動
3 脚注
4 外部リンク
沿革
日本における活動
脚注^ ⇒RSM: your one-stop consulting firm(CANCHAM THAILAND)
^ ⇒Company Overview of RSM Salustro Reydel(Bloomberg)
^ Merger - Grant Thornton feasts on Robson Rhodes(CCH Daily)
^ ⇒Tenon plans to buy RSM Bentley for up to £76.3m(YORKSHIRE POST)
^ ⇒Baker Tilly to rebrand as RSM UK(economia)