この項目では、日本映画について説明しています。その他の用法については「ロッカーズ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
1978年のジャマイカ映画「ロッカーズ (映画)」とは異なります。
ROCKERS
監督陣内孝則
脚本斉藤ひろし
原案陣内孝則
製作後藤圭介
細川健彦
藤沢美枝子
桃田享造
製作総指揮早河洋
出演者中村俊介
玉木宏
岡田義徳
佐藤隆太
塚本高史
上原美佐
玉山鉄二
撮影中山光一
編集深澤佳文
配給ギャガ
公開2003年9月27日
上映時間105分
製作国 日本
言語日本語
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『ROCKERS』(ロッカーズ)は、2003年に公開された陣内孝則がボーカルとして在籍していたバンドTH eROCKERSの実話にちなんだ日本映画。 監督の陣内孝則がかつて在籍していたバンドTH eROCKERSの青春を描いた、陣内の自伝的映画作品である。 陣内は、1996年にバイク事故によって死去したTH eROCKERSのギタリストであった谷信雄への思いから、この映画の企画を立ち上げた[1][2]。そして「映画にするのなら観客を楽しませる内容でなければならない」との考えから、笑いあり涙ありのストーリーとし、ライブシーンにもこだわった[1][2]。プロットは陣内が1998年に書いた自伝的小説『アメイジング・グレイス』[3]によっている[2][4]。 ロッカーズの5人のメンバーのうち、玉木宏だけオーディションで決定し、他のメンバー4人やはなわに関しては、ブレイク前からキャスティングを決定していた[4]。また玉木は、クランクインから俳優兼ギタリストの三原康可の指導でギターに初挑戦し、その後の歌手活動をスタートさせるきっかけになった[5]。玉木と塚本のギターは谷信雄の遺品で、クランクイン前の練習から使用した[4]。 サウンドトラックは、TH eROCKERSのライブ音源を使用したエンディングの「涙のモーターウェイ」を除いてほとんどの曲をTH eROCKERSと同時代に活動したルースターズのメンバーからなるロックンロール・ジプシーズが新たにレコーディングをした[2]。 ロッカーズの5人は劇中のバンド「ROCKERS」として、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』[6]や『MUSIC STATION』[7]などの音楽番組にも出演し[8][9]、陣内も応援に駆けつけた[10]。 佐藤浩市や中井貴一、小泉今日子、鈴木京香といった俳優のゲスト出演の他に、谷信雄と親交のあった深町健二郎や、浦田賢一、伊佐山ひろ子、松重豊といった地元福岡出身の俳優やタレントが多数出演している。また、大杉漣は「恋の確定申告」という劇中歌を披露している。
概要
キャスト
ROCKERS
高木仁(ジン〈陣内孝則〉) - 中村俊介
谷信之(タニ〈谷信雄〉) - 玉木宏
桃沢力人(モモちゃん〈船越祥一〉) - 岡田義徳
早乙女学(ガクちゃん〈穴井仁吉〉) - 佐藤隆太
山田公介(コーちゃん〈鶴川仁美〉) - 塚本高史
リップオフ
桜井 - 玉山鉄二
リップオフ - ザ・スリル
リップオフのギタリスト - 三原康可
Guest Stars
葬儀の母親 - 麻生祐未
二枚目スター - 風間トオル
杉村パルコ - 小泉今日子
眼科医人見 - 佐藤浩市
看護婦 - 鈴木京香
牧師 - 中井貴一
コンテストMC - 松重豊
キース・リチャーズ似の男 - モト冬樹
往診の若い医師 - 八嶋智人