ROBOTICS;NOTES
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18歳[6]。高校3年生の少年で、ロボット研究部に所属している。ガンヴァレルというアニメを題材にした同人ゲーム「ガンヴァレル キルバラッドON-LINE」では世界ランク5位(後に世界ランク2位)の実力を誇る。目標はその中でもトップのランカーである「全一」になること。愛飲している飲み物はフルーツサワーメロン。常にヘラヘラしたような態度かつ軽い言動のため、あまり頼りになるとは思われていない。部活中も常にゲームをして遊んでおり、誰に対しても「俺を従わせたいなら勝負に勝て」と持ちかける重度の格ゲーオタクの為、同年代の友達もおらず「ロボ部のゲーム好きな変な奴」と見られている。皮肉屋で面倒くさがりだが、あき穂がピンチに陥った時は裏から体を張って手助けする時もある。9年前「あねもね号集団失神事件」の被害者の1人であり、その事件が元で後遺症として体感時間が引き伸ばされる「スローモー[注 1]」を会得している。発作中は周囲から見れば超反応しているように見える。その間鼓動が爆発的に加速し、脳が一時的な酸欠状態に陥るため、発作が治まった後もしばらく動くことができなくなるほどの気怠さを覚える。瀬乃宮あき穂とは幼馴染である。同じく後遺症を患っており、症状が自分より重度である彼女の保護者としてロボ部に入った。そのため、彼女のためなら休日に部活に顔を出すことも厭わない。ガンつくプロジェクトにおける担当はメインオペレーター。本人はあまり乗り気ではないため、隙あらば淳和に押し付けようと企んでいる。自宅は南種子町中之下(中平校区)。
瀬乃宮 あき穂(せのみや あきほ)[4]
声 - 南條愛乃[5]本作のヒロイン。高校3年生。18歳[6]。海翔の幼馴染であり、彼からは「アキちゃん」と呼ばれている。彼に対する呼び方は「カイ」で、親しくなった人間は下の名前で呼ぶ。一人称は「うち」。愛飲する飲み物はペットボトルタイプのスコール。ロボ部の夢である「ガンヴァレル試作1号機」で2月に開催される万博に出場することを目標としており、そのためならば周囲に無茶な要求をすることもしばしば。現在のロボ部が物置を部室としてあてがわれており部費もストップしているのは彼女が生徒会および教頭と対立したのが原因である。自他共に認める「空気の読めない」性格で、人の話を無視して強引にことを進めたりする時もあるが、根は真面目で熱血。信者とも呼べるほど「機動バトラーガンヴァレル」にハマっており、それを始めとしたロボットアニメ全般が好き。TVアニメ『機動勇者ガンバム』の登場人物であり尊敬する“赤い彗星”の人の名言を引用することがあり、それを言う際には必ず赤いフレームの伊達眼鏡を掛ける[7]。海翔と共に9年前の事件に巻き込まれており、彼女も後遺症を持つ。体感時間が圧縮される「ファスト・フォワード」は彼女の周囲の時間が、彼女の主観では高速で流れるように見えるため、周囲から見た彼女は緩慢な動作をしているようにしか見えない。ガンつくプロジェクトにおける担当は設計、組み立て、総責任者。自宅は南種子町中之下(中平校区)。
日高 昴(ひだか すばる)[4]
声 - 細谷佳正[5]高校2年生で、海翔の後輩の男子。深緑色のセルフレーム眼鏡を掛けている。16歳[6]。かつてロボコンで初出場にして3位という快挙を成し遂げた経歴を持つ。あき穂からの勧誘を「ウザい」としており、先輩に対しても見下した態度を取るため彼女とは冷戦状態になりがちである。「ナンセンス」が口癖のクールな性格に見えるが、実は内にはロボに対しての熱い想いを秘めている。好きなロボットのタイプはリアルロボット系。「モータ」「パイルバンカ」など単語の最後を伸ばさず発音する。女子とコミュニケーションをとることが苦手で、特に一番女子らしい淳和のことをまともに見て話すことができない。また、焦ると噛む癖がある。ROBO-ONEでの事件がきっかけでロボ部に入部させられる。17話でガンつく2による事故で重傷を負う。ガンつくプロジェクトにおける担当は設計。ただしあき穂とは意見が合わないため、しばしば話し合いが膠着する。自宅は中種子町納官(星原校区)。
神代 フラウ(こうじろ フラウ)[4]
声 - 名塚佳織[5]高校2年生で昴と同じクラス。16歳[6]。あるきっかけと複数の動機から転校してきたが、転校翌日から不登校になった。根暗で口も性格も悪いヒキコモリオタク。ネット上だけでなく現実でも死語となったネットスラングを多用する。そのため同じネットユーザーからも「何を喋っているのかわからない」と敬遠されがち。2000万人以上のユーザーがいるロボット格闘ゲーム「ガンヴァレル キルバラッドON-LINE」のプログラムを担当したプログラマー。海翔とはそのキルバラのオンライン対戦で知り合うことになる。神代フラウという名前はいわゆるプログラマーとしてのペンネームであり、本名は古郡(ふるごおり) こなである。父親は東京で暮らしており、母親はアニメ版ガンヴァレルの監督をしていたが、2015年に種子島で失踪したという。当初HNの「FRAU KOUJIRO」から男性だと思われていたが、正体が女性であったことから一時ネットは騒然となった。種子島に引っ越してからは廃墟のホテルを買い取りそこを自分好みに改装して暮らしている。寒い場所を好んでいるのと巨大なPCの熱暴走を防ぐために、部屋では季節問わず冷房を点けている。非常にだらしない性格で何かに熱中すると風呂や寝食を忘れて没頭する様は「人間捨ててる」とまで称される。人との交流にあまり興味がなく、気になること以外、他人の話をまったく聞こうとしない。海翔に対しては「鎖骨や指をぺろぺろしたい」として一応の好意を示している。男性同士の恋愛を妄想するのが趣味の腐女子で、収集したこの手の画像ファイルは1テラバイトを超え、昔の同人誌などを買い漁っては「デュフフ」と笑いながら眺めている。ガンつくプロジェクトにおける担当は姿勢制御プログラム、および操縦プログラムの構築。自宅は中種子町野間(野間校区)。
大徳 淳和(だいとく じゅんな)[4]
声 - 徳井青空[5]高校3年生。17歳[6]。「中学生の男の子」と称される幼い外見と、恥ずかしがり屋な性格に反して幼い頃から空手をやっている。ただし腕前は伴っておらず、高校3年生となった現在でも茶帯で大会はいつも予選1回戦負け。母方の祖父はロボットのパーツショップを経営する藤田鉄治。過去の事件から祖父を苦手としているが、パーツ代を上手く値切ろうと考えたあき穂にある頼みごとをされるハメになる。幼い頃にとある事件からロボが苦手になり、最初はロボ部からの勧誘も拒否するが海翔に「押しに弱い性格」を見抜かれ気付いたら入部していた。その後もスポンサーに見込まれキャンペーンガールにされたり、パイロットとして選抜されたりととことん人の頼みを断れない性格。都市伝説マニアでもあり、その話をする時は普段と違い活き活きとする。空手に関しては鋭い技のキレを持ってはいるが、前述の性格が災いして「見られていると力を発揮できない」らしく、実際誰も見ていない所なら高い能力を発揮する。ガンつくプロジェクトにおける担当はモーションアクトレス、兼サブオペレーター。自宅は中種子町増田(増田校区)。
愛理(あいり)[4]
声 - 釘宮理恵[5]謎の少女。10歳[6]。海翔が出会った謎の少女。『居ル夫。』を通さないと見えない。銀色の髪、後頭部に大きな黒いリボン、黒いドレスの美少女で、謎めいた雰囲気を纏っている。時々、を連想させる大きな目玉がついたフードをかぶっていることがある。その正体は行舟愛理をモデルに君島コウが作った、サーバー内に常駐して情報収集とコミュニケーションをするインターフェイスアプリの試作で、運用開始は2008/12/24。こちらから話しかけない時にはよく天気予報の情報をつぶやいている。彼女の顔をタップすると『ゲジ姉』に切り替わる。ゲジ姉は「ロボット型の全自動情報収集エンジン兼、愛理を補完するナビシステム」。8年前に海翔を目撃し、それ以来彼と接触を28回試みて、時には文字化けしたメールを海翔に送ったこともあった。話し方は少々幼く海翔を「お兄ちゃん」と呼び、難しいこともよくわからないと言った具合だが本人は「愛理は頭がいい方」と自称する。名前のイントネーションは「アイリ」。1人称も「アイリ」である。居ル夫公式ではバグ扱いだったため、行船 愛梨発見後の居ル夫の大規模メンテナンスの際に消去され、ゲジ姉だけが残った。
教師
長深田 充彦(ながふかだ みつひこ)
声 -
上田燿司[5]体育教師。あまり頼りない風貌で、性格も適当。みさ希の代はロボ部初代部長を務めており、瑞榎とも友人である。通称ミッチー。まったく参考にならない話の後に「これ豆知識な」と付け加える。
臼井 薫子(うすい かおるこ)
声 - 沢田敏子中央種子島高校の教頭。キツイ目付きと口調に違わず非常に厳格な性格で、生徒には校則と約束を遵守させようとする。融通は利かないが一度決めた約束は反故にしないなど、筋は通す性格。
JAXA
瀬乃宮 健一郎(せのみや けんいちろう)
声 -
小山武宏あき穂やみさ希の父親。JAXAの種子島宇宙センター所長。かつてはデキる人物だったらしいが、今は優しく頼り甲斐の無さそうなおじさんになっている。
天王寺 綯(てんのうじ なえ)
声 - 山本彩乃[5]JAXAの職員で、前作『STEINS;GATE』の登場人物の1人。20歳。いつもぽわっとした笑顔を浮かべており、誰に対しても気さくに接する。歳が近いこともあってロボ部面々ともまるで友人のように接するが、本人曰く「媚び方を心得ている」らしく上層部と掛けあってガンつくプロジェクト出資を決めさせるなど侮れない力の持ち主。「目が笑っていない」と言われるのがコンプレックス。愛車は「さやいんげん号」と名付けた空色の自転車。キルバラのランクは200位台。「変な二つ名を付けるのが趣味な近所のおじさん」からは、格ゲー四天王入りする実力を指して「暴走小町(フラットアウト・プリンセス)」と呼ばれていた。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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