ROAD59_-新時代任侠特区-
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『ROAD59 -新時代任侠特区-』(ロードごじゅうきゅう しんじだいにんきょうとっく)は、ブシロードによるメディアミックスプロジェクト[1]
概要

2020年9月25日、「ブシロード新プロジェクト発表会」にて、新時代の「任侠物」をテーマとした新たなメディアミックスプロジェクトが発表され、一部キャラクターやキャスト、世界観などの情報が公開された[2][3]

プロジェクトの第1弾として、12月に舞台が公演[1]

舞台の第2弾公演は、2021年4月15日?4月18日に公演[4]
世界観

 舞台は東京にある「天海区」。

東京湾を貫く「国道59号線[注 1]」の先には、欲望で輝く、世界有数の摩天楼が続いている。「天海区」は眠らない街と呼ばれ、東京湾に浮かぶ巨大な人工島に、国内外から莫大な資金が投入されて生まれた。

天海区には任侠者たち(「ジンギ」)が存在する。ジンギらは、親から子へ、兄から弟へ、「神祇(ジンギ)の盃」という儀式をもって、その血に秘められた「力」を分け与え、受け継いできた。零和の時代が始まってから数十年がたった現在、ジンギは4つの組織に分かれ、勢力争いを繰り広げている。

そんな中、天海区の地下に封印される「夜真多大蛇(やまたのおろち)の首」の情報が入った。その血を飲めば、かつてのジンギが持っていた神と等しい力を手にできる。夜真多大蛇の首と、その封印を解く鍵となる生まれながらにしてジンギの血を引く「少女」を巡って、これまでにない抗争が始まった[5]
登場人物
春雲組 (しののめぐみ)

時代のしがらみにとらわれない、自由な気風の組。組員は個性的で普段はまとまりがないものの、問題発生時にはそれぞれが得意分野を活かして事にあたっている[6]

八薙 バクト (やなぎ ばくと) 演:君沢ユウキ[7]人を食ったような立ち居振る舞いで相手を翻弄する。トラブルを解決する行動力がぶっ飛んでおり、それに周りはうんざりしつつも頼りにしている。物事を適当に済ませるような性格に見えて、やる時はやる。春雲組の実質的なリーダーである[6]。父の死の知らせを聞き、久しく離れていた故郷の天海区へと戻った。その際に「狛浪組」と出会い、父が裏社会に繋がりがあったことを聞かされた。不本意ながら天海区の抗争に巻き込まれ、深く関わっていくことになる。漢字が苦手。

結津万 華夜 (ゆつま かや)演:河内美里[7]真面目で控えめな女子高生で春雲組の組長である清信の娘。天海区のジンギ組織に追われていたところを八薙バクトや春雲組に出会い、助けられる。天海区を揺るがす大きな謎の「鍵」となる存在である[8]

成山 誓吾 (なるやま せいご)演:前田誠二[7]組の問題児たちをどうにかまとめるている春雲組の参謀兼ツッコミ役。常に組の資金難に頭を悩ませている。八薙バクトのぶっとんだ行動に毎回文句は言うものの、バクトが持つカリスマ性は認めている。ジンギの盃で視力を大幅に強化されているため、戦闘時はスナイパーとして味方を援護する。日常生活では見えすぎるため、普段は眼鏡をかけている[9]

大井町 高久 (おおいまち たかひさ)演:白又 敦[7]うさんくさい雰囲気をただよわせる春雲組の交渉担当。ハッタリと話術が得意で、相手を転がし、有利な取引に持ち込むことができる詐欺師である。その虚実が入り混じる言葉は、仲間でも嘘か本当かの判断は難しい。八薙バクトの無茶に悪ノリをしては、成山誓吾にキレられている[10]。ジンギの力で相手の心を読むことができる。

桐宮 ユウト (きりみや ゆうと)演:鮎川太陽[7]組の最年少。しかし、幼少期より組の世話になっているため歴は長い。誰とでもすぐに打ち解けられる不思議な愛嬌を持つため、天海区の住民からもよく声をかけられている。自分に居場所を与えてくれた春雲組の仲間にいつか恩返しをしたいと思っている。ジンギにより、優しそうな見た目からは想像できないほどの力を持つ[11]

藤堂 時雨 (とうどう しぐれ)演:山本康平[7]組の年長者。一見とらえどころのないようだが、実際は誰よりも組員のことを考えており、時に助言を与える。過去の抗争で妻と子を殺されており、この世界に身を置く現在の生き方に内心疑問を抱いている[9]

結津万 清信 (ゆつま きよのぶ)   演:京本政樹[7]春雲組の組長で華夜の父親。個性の強い組員を率いている。戦いにおいて、父の様に組の若者達を導く大きな存在である。天界区の地下に眠っているらしい「夜真多大蛇の首」の謎に関係があり、組員たちに、華夜を守るよう指示する[6]
狛浪組 (はくろうぐみ)

伝統と格式を重んじる関西系の組。悩み多き若き組長代行と彼を支える組員たちは、家族のように強い絆で結ばれている[6]

氷室 ショウ (ひむろしょう)  演:砂川脩弥[7]狛浪組の組長代行。周りの期待で組の伝統と格式を背負わされている。不本意で極道の世界にいるため、若くして悩みが絶えない。厳しい姉とわがままな妹に挟まれて言いたいことをなかなか口にできない[6]

氷室 静 (ひむろ しずか)演:相羽あいな[7]氷室家の長女。組を実質的に切り盛りしている。その厳しい態度は、頼りない弟のショウを組長として大成させるためである。肝が据わっているので、理不尽な要求にも威勢のいい啖呵で切り返す。静の命令は絶対で、組内の男たちからも恐れられている[12]

氷室 涼香 (ひむろ すずか)演:美波わかな[7]ショウと静の妹。元気で明るい女子高校生。兄や姉とは違って、組の責任を背負うことなくのびのびと自由に育った。兄に甘えたい気持ちがワガママとなって表れており、よくショウを困らせている。ジンギの力で、見かけによらず大人の男でもなぎ倒せるほどの力強さを持っている[13]。ショウには反対されるが、自ら争いの場に赴きバットで戦う。

日向 汐音 (ひゅうが しおん)演:七海ひろき[7]家を背負わされたショウを支える良き理解者。幼い頃からショウと一緒に育った。一見物腰柔らかい雰囲気だが、ショウに敵対する者には容赦がない。神祇の盃の副作用で、長時間の戦闘はリスクがある[12]。折り鶴を持っている。
黒条組 (くろじょうぐみ)

金と権力でのし上がった天海区の最大勢力。肥大化した組織の裏側では、冷酷なトップの独裁に対する不満が渦まき、内部抗争が起ころうとしている[6]

皇 賢誠 (すめらぎ けんせい) 演:井上正大[7]黒条組の組長。常に他人を見下している。表向きは、天海区の都市開発などを手掛ける大企業のトップ。独裁的で強引なやり方に、多くの人が不満や恨みを持つ[6]

柊 蓮花 (ひいらぎ れんげ)演:工藤晴香[7]柊彩愛の姉。武闘派組員で、妹と共に、柊姉妹と恐れられている。先代の頃から黒条組に仕えており、姉妹で皇賢誠に忠実[14]。口癖は「私に命令しないで。」

柊 彩愛 (ひいらぎ さら)演:岡田夢以[7]柊蓮花の妹。皇賢誠にどこまでも心酔している。姉とは常に一緒である[14]

黒鉄 一臣 (くろがね かずおみ) 演:末野卓磨[7]皇賢誠の優秀な側近。


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