RIZIN_FIGHTING_FEDERATION
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RIZIN FIGHTING FEDERATION

設立2015年
主催RIZIN FF事務局
株式会社ドリームファクトリーワールドワイド
本部 日本
東京都港区六本木2-1-13 六本木MYビル4階
代表者榊原信行
サイトRIZIN FIGHTING FEDERATION
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RIZIN FIGHTING FEDERATION
YouTube
チャンネル

RIZIN FIGHTING FEDERATION

活動期間2015年10月2日 -
ジャンルスポーツ
登録者数113万人
総再生回数8億7711万9952回
YouTube Creator Awards

登録者100,000人
登録者1,000,000人2023年

チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年4月10日時点。
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RIZIN FIGHTING FEDERATION(ライジン・ファイティング・フェデレーション、略称:RIZIN、RIZIN FF)は、日本総合格闘技団体
概要

かつて世界一の規模を誇る総合格闘技団体だった「PRIDE」を主催していたドリームステージエンターテインメント(DSE)の代表の榊原信行により設立。他団体とは競合しないフェデレーション(協会)を理念としている[1]。これにより「PRIDE」は「RIZIN」の前身といわれることもある[2]

総合格闘技(MMA)ルールが主体の大会ではあるが、キックボクシングルール、キックボクシングルールとMMAルールを交互に行うミックスルール、グラップリングルールなど様々なルールの試合も行い、PRIDEには無かった女子格闘技も実施している[3]

団体名の「RIZIN」は、日本発の格闘技として「ライジング・サン」と「雷神」をミックスしたもの[4]
歴史
設立会見

2015年10月8日に六本木ミッドタウンで設立会見が行われ、12月29日と31日に大会を開催し、フジテレビ系列での地上波放送とスカパー!でのペイ・パー・ビュー放送を行うこと、PRIDEのエースだったエメリヤーエンコ・ヒョードル桜庭和志ら参戦選手と高田延彦の統括本部長就任が発表された[5][6]。また、元検事の弁護士2名と元警視庁刑事部理事官がコンプライアンス担当に就任[7]日本レスリング協会がRIZINに協力する意向を表明した[5]
2015年

旗揚げ興行として、2015年12月29日から31日までの3日間に「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」を開催。この大会の様子は29日と31日両日にフジテレビ系列の地上波で録画中継され、スカパー!ではペイ・パー・ビュー生中継された[5]。また、アメリカでも現地時間の12月31日の朝10時からSpike TVにて全米に録画中継された[8]。29日の初回イベントは、オープニングにはPRIDEのテーマ曲、試合に使われるオープンフィンガーグローブもPRIDEを想起させる青いグローブが使われ、高田延彦の太鼓佐藤大輔の製作による試合前の煽りVTR、立木文彦による煽りVTRのナレーション[注 1]レニー・ハートによる入場コール、テレビ中継の出演者が小池栄子関根勤とPRIDE色が残る形でスタートした。一方、31日のイベントでは新しいイベントの色を出し、オープンフィンガーグローブの色も緑に変え、リングデザインやオープニングセレモニーの曲なども一新した。この12月29日と31日の2大会では「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」が開催され、ワンマッチに、PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル、PRIDEレジェンドの桜庭和志、元DREAM王者で元世界ランク2位の青木真也、のちにBellatorヘビー級暫定王者となるワレンティン・モルダフスキー、21勝2敗の強豪アナトリー・トコフ、当時19連勝中のシュートボクシング世界王者のRENA、K-1王者の武尊などが参戦。元K-1王者で当時シュートボクシング世界王者のアンディ・サワーの総合格闘技デビュー戦も行われた。また主要企画として、のちにUFC・Bellator・PFL王者となるイリー・プロハースカワジム・ネムコフブルーノ・カッペローザなどの世界トップ選手、オリンピック金メダリスト・予選を勝ち抜いた世界中の総合格闘技団体の王者を集めたヘビー級トーナメントが開かれ、準決勝ではイリープロハースカ vs. ワジム・ネムコフという5年後には世界の頂上決戦となるカードも組まれた。大晦日大会で行われたGP決勝戦では、元戦極・Strikeforce王者のキング・モーがGCF王者のイリー・プロハースカをKOして優勝。モーはこの2日間で3試合分のファイトマネー(当時のモーはRIZIN3試合で4000万円前後)と高額ファイトボーナス・副賞及びに優勝賞金4000万円など、合計1億円近い金額を手に入れた[9][10]
2016年

2016年になり、重量級選手の試合を主軸に据えながら開催された記念すべきナンバーシリーズ第1回目のRIZIN.1では、将来を期待され『RIZIN三銃士』と名付けられた3人のライトヘビー級の若手選手、ワジム・ネムコフテオドラス・オークストリスイリー・プロハースカが揃い踏みし、セミメインで、のちにBellatorのトップ選手を全員倒してBellator王者となるRIZIN選手ワジム・ネムコフがRIZINの新鋭カール・アルブレックソンに僅差の判定で敗れる波乱が起こったが、RIZIN WGP 2015 準優勝のイリー・プロハースカがメインを務めて1R KO勝利でこの初回大会を締めた。9月のRIZIN.2では、この年の目玉企画としてRIZIN無差別級トーナメントの開幕戦が開幕。重量級の契約選手がさらに増え、シード枠でベスト8から参戦となる元UFCヘビー級王者シェイン・カーウィンとPRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバを除く、12人のヘビー級ファイター達がベスト8の枠を競い合った。一方でこの大会で組まれたRENA vs. 山本美憂の1戦を契機として、RENAを中心に女子選手の試合も多く組まれるようになった。その他のワンマッチでは、チャールズ・ベネットが木村"フィリップ"ミノルを僅か7秒でKOしてRIZIN最短KO記録を樹立し、メインではヒクソン・グレイシーの息子であるクロン・グレイシーが所英男を破り頭角を現した。12月のRIZIN.3になると、キック界日本No.1選手の那須川天心が18歳でRIZINと契約。5億円規模の長期大型契約を結んだ。那須川は12月29日のRIZIN.3でRIZINデビュー戦となる総合格闘技デビュー戦を行い、パウンドでKO勝ち。続く31日のRIZIN.4にも本人の希望により参戦するとニンジャチョークで一本勝ちして中1日の2連戦をやり遂げ鮮烈なRIZINデビューを飾った。また、メイン企画の無差別級GPは、1回戦を突破したRIZIN主力選手のイリー・プロハースカが練習中の膝の靭帯断裂により準々決勝を欠場し把瑠都に勝利して準決勝に勝ち上がった場合に行われる予定だったミルコ・クロコップとの対戦が実現せず、元UFCヘビー王者のシェイン・カーウィンと元PRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバも怪我などでトーナメントに参加できなくなるトラブルもあったが、RIZIN.3のメインでは、日本格闘技を支えてきた2人の重量級選手、元PRIDE GP王者ミルコ・クロコップとRIZIN WGP2015優勝・元戦極・Strikeforce王者のキング・モーがトーナメント準々決勝で激突し、ミルコがモーをKOしたシーンでは会場が総立ちとなる盛り上がりを見せた。大晦日のRIZIN.4では、将来UFCフライ級2位となりUFC王座戦も行うカイ・カラ=フランスが出場したが、和田竜光のカーフキックで何度もダウンして0-3の判定で完敗しRIZIN継続参戦とならなかった。無差別級GP決勝戦は、ミルコ・クロコップがアミール・アリアックバリをKOして優勝。ミルコはこの2日間でファイトマネー3試合分(当時のミルコはRIZIN3試合で1億円前後)とファイトボーナス・副賞(数百万円の特注ダイヤモンドG-SHOCK、RIZINスポンサーCygames制作の世界最高額の特注ベルト&トロフィー、地中海旅行、他)及びに優勝賞金3500万円など、合計1億円以上を手に入れた[11]
2017年

2017年はRIZIN WORLD GPとトーナメントを3つの階級に渡り開催。4月のRIZIN.5から、UFCフライ級世界3位の実績を持つ元修斗王者の堀口恭司がRIZINと契約し参戦。7月のRIZIN.6になると、この年の目玉企画の1つである16人制のバンタム級トーナメントが開催され、トーナメントには元UFCトップランカーで元フライ級世界ランキング2位のイアン・マッコール、2団体王者のマネル・ケイプ、ロシアの強豪アクメド・ムサカエフ、元UFCのアンソニー・バーチャック、ドイツ2団体王者のカリッド・タハ、10勝無敗で3団体王者のガブリエル・オリベイラ、朝倉海に勝利しているムン・ジェフン、北米で評価の高いSuperior Challenge王者のケビン・ペッシ、PANCRASE王者の石渡伸太郎などの強豪が参戦。さらに10月のRIZIN.7からはRIZIN初の女子トーナメントとなる女子スーパーアトム級トーナメントが開催され、シュートボクシング・総合格闘技含めて23連勝中のRENA、世界6位のトップランカーであるマリア・オリベイラ、世界9位のアリーシャ・ガルシア、ポーランドの女子アトム級ランキング1位の若手シルビア・ユスケビッチ、レスリング全日本8度優勝・世界選手権3度優勝の山本美憂、DEEPで行われた予選から勝ち上がった浅倉カンナなどが参戦した。12月29日のRIZIN.8では朝倉海がRIZIN初登場。RIZINデビュー戦をKO勝利で飾った。そのRIZIN.8と大晦日のRIZIN.9では、それぞれのトーナメントの準々決勝?決勝戦が行われ、バンタム級トーナメントは、堀口恭司が1回戦から決勝まで全試合KO・一本による完全決着で優勝を飾り、女子トーナメントは決勝戦で浅倉カンナがRENAに一本勝ちして優勝を果たした。また、この年3つ目のトーナメントとなる一日のみのキックボクシングルールによる「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」も開催され、那須川天心が2試合連続KO勝利で優勝を果たした。
2018年

2018年1月、USEN株式会社とYahoo!株式会社が運営する大手動画配信サイト『GYAO!』のライブ配信部門で、RIZINのPPV放送がGYAO!のすべてのコンテンツの中で年間総売上高1位を記録したことで表彰された[12]。また、この年から開催される大会がナンバーシリーズ化された。5月に行われたRIZIN.10のワンマッチでは、将来UFCヘビー級2位となるジョルジーニョ・ホーゼンストライクが初参戦したがアンドレイ・コヴァレフを前にインパクトを残せなかった。また、ミルコの弟子で5年後にはPFLヘビー級王者となるアンテ・デリアもRIZINデビューを果たした。メインでは元フライ級世界ランキング2位で元UFCトップランカーのイアン・マッコールを堀口恭司が僅か9秒でKOした。7月に行われたRIZIN.11では、体重超過の元UFCファイター、メルヴィン・ギラードを元PRIDEライト級王者の五味隆典がKOして会場を総立ちにさせると勝利者マイクで「真夏に判定?駄目だよ、KOじゃなきゃ!!」と絶叫した。またこの大会では数年後には『UFC王者&RIZIN王者 vs. PFL王者』の構図となるイリー・プロハースカ vs. ブルーノ・カッペローザの1戦も行われ、プロハースカがカッペローザを激しい打ち合いの末にKOした。さらにキックで65kg日本No.1選手のSB王者 海人も参戦し、海人は1ヶ月後のRIZIN.12にも連続参戦した。メインカードでは浅倉カンナRENAと再戦して浅倉が再びRENAを退けた。8月のRIZIN.12では、矢地祐介が初のメインイベントを務めるも、負傷選手の代役でRIZIN出場チャンスを掴んだルイス・グスタボにKOで敗れた。勝利してRIZINデビューを飾ったグスタボはこれを期にRIZINの人気海外選手の1人となった。また、この大会から朝倉未来がRIZINと契約。元修斗・戦極王者の日沖発からKO勝利してRIZINデビュー戦を白星で飾った。9月30日に行われたRIZIN.13では、総合格闘技とキックボクシング、それぞれの競技のスーパースターであり、共にRIZINを代表するスター選手の那須川天心堀口恭司がキックボクシングルールで対戦するというドリームマッチが実現。この大会は、当日の会場さいたまスーパーアリーナに台風第24号が直撃し、交通機関が麻痺して電車も運休する中での開催となったにもかかわらず、当時過去最高の来場者数27,208人を記録して大きな盛り上がりを見せた。大晦日のRIZIN.14では、ボクシング5階級制覇の世界No.1選手フロイド・メイウェザー・ジュニアが電撃参戦し、那須川天心と階級を超えたエキシビションマッチで対戦。同大会ではワンマッチでイリー・プロハースカが元Bellatorミドル級王者のブランドン・ホールジーにKO勝利。また、元UFCフライ級9位のジャスティン・スコッギンス、RIZINの人気選手となるトフィック・ムサエフジョニー・ケースが初登場した。同大会では、RIZINバンタム級と女子スーパーアトム級の初代王座決定戦も行われ、バンタム級はRIZIN代表の堀口恭司とBellatorバンタム級の現役王者ダリオン・コールドウェルが、RIZINのベルトと団体の威信をかけて戦うビッグマッチが実現し、堀口恭司がBellator王者から一本勝ちで勝利して初代RIZINバンタム級王者となった。女子スーパーアトム級は浜崎朱加がRIZIN WGP 女子スーパーアトム級GP 2017 優勝者の浅倉カンナに勝利して初代RIZIN女子スーパーアトム級王者となった。この大晦日大会はチケットの一般販売開始と同時にチケットが即完売して29,105人の動員を記録した。
2019年

4月21日に横浜で開催されたRIZIN.15ではライトヘビー級初代王座決定戦が行われ、キング・モーにTKO勝利でリベンジを達成したイリー・プロハースカが初代RIZINライトヘビー級王座を獲得した。この大会のワンマッチでは、柔術で世界最高クラスの実績を持つホベルト・サトシ・ソウザがRIZINと契約し、元DEEP王者の北岡悟を柔術ではなく打撃でKOした。6月19日のRIZIN.16では、前座のキックマッチに中村寛がRIZIN初参戦。セミメインのRIZINスーパーアトム級タイトルマッチでは王者浜崎朱加が、世界最大の女子挌闘技団体Invictaの現役王者ジン・ユ・フレイに勝利してタイトルを防衛。メインでは那須川天心のISKAタイトルマッチが行われ那須川がマーティン・ブランコにKO勝利した。しかし、フジテレビのRIZIN地上波生放送では、2Rに那須川の対戦相手のマーティン・ブランコがドクターチェック中にフジテレビが独断でCMを入れた際、そのCM中に試合は再開されており、CM明けにブランコがダウンする最中からいきなり放送が再開される放送事故が起こった。それを見た視聴者からフジテレビに批判が殺到し、フジテレビの社長が謝罪することとなった[13]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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