RIT_(アルバム)
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『RIT』
リー・リトナースタジオ・アルバム
リリース1981年
録音ロサンゼルス サンセット・サウンド・レコーダーズ、ダヴリン・スタジオ
グレンデール モンタレー・スタジオ、ケンドゥン・レコーダーズ
サンタバーバラ サンタバーバラ・サウンド[1]
ジャンルフュージョンアダルト・コンテンポラリー・ミュージック
時間37分18秒
レーベルエレクトラ・レコード/ディスカバリー・レコード
プロデュースリー・リトナー、デイヴィッド・フォスターハーヴィー・メイソン
専門評論家によるレビュー


AllMusic link

チャート最高順位

17位(ノルウェー[2]

26位(アメリカ[3]

36位(スウェーデン[4]

41位(日本[5]

リー・リトナー アルバム 年表

リー・リトナー・イン・リオ
(1979年)RIT
(1981年)RIT/2
(1982年)

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『RIT[注釈 1]』は、アメリカ合衆国フュージョンギタリストリー・リトナー1981年に発表したスタジオ・アルバム
背景

半数の曲が歌物という構成で、エリック・タッグ(英語版)が10曲中5曲でボーカルを務め、更にビル・チャンプリンも参加した[6]。なお、タッグはオランダを拠点に活動していたアメリカ人ボーカリストで[7]、リトナーはタッグのアルバム『スマイリン・メモリーズ』(1975年)でもギターを弾いている[8]

「スマイリン」は、スライ&ザ・ファミリー・ストーンのアルバム『暴動』(1971年)収録曲のカヴァーである[9]

リトナーは2015年のインタビューで、本作に関して「自分がプロデューサーであることを意識する転機になったと言える」と振り返っている[10]
反響・評価

本作はリトナーの作品の中でも特に商業的成功を収め、アメリカの総合アルバム・チャートBillboard 200では26位に達して、自身唯一の全米トップ40アルバムとなった[3]。また、『ビルボード』のR&Bアルバム・チャートでは20位を記録した[11]。本作からのシングル「イズ・イット・ユー」は、Billboard Hot 100で15位に達した[12]

第24回グラミー賞(英語版)では、本作のB面が最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[13]

ノルウェーではリトナー初のアルバム・チャート入りを果たし、合計9週トップ40入りして最高17位を記録した[2]。日本のオリコンLPチャートでは、ソロ名義では4作目、「リー・リトナー&ジェントル・ソウツ」名義の作品も含めれば自身7作目のトップ100入りを果たし、最高41位を記録した[5]

Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「それといった特徴のないポップを収めた、単調で想像力を全く欠いた作品」と評している[14]
収録曲

特記なき楽曲はリー・リトナー作。5. 6. 7. 9. 10.はインストゥルメンタル
ミスター・ブリーフケース - "Mr. Briefcase" (Eric Tagg) - 3:30

テル・ミー・プリティ・ライズ - "(Just) Tell Me Pretty Lies" (Lee Ritenour, E. Tagg) - 4:14

ノー・シンパシー - "No Sympathy" (L. Ritenour, E. Tagg) - 4:48

イズ・イット・ユー - "Is It You?" (L. Ritenour, E. Tagg, Bill Champlin) - 4:29

ドリームウォーク - "Dreamwalk" - 1:48

カウントダウン - "Countdown (Captain Fingers)" - 4:26

グッド・クエスチョン - "Good Question" - 3:43

スマイリン - "(You Caught Me) Smilin'" (Sylvester Stewart) - 4:08


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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