RED/レッド
[Wikipedia|▼Menu]

RED/レッド
RED
監督
ロベルト・シュヴェンケ
脚本ジョン・ホーバー
エリック・ホーバー
原作ウォーレン・エリス(英語版)
カリー・ハムナー(英語版)
製作ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ
マーク・ヴァーラディアン
製作総指揮ジェイク・マイヤーズ
グレゴリー・ノヴェック
出演者ブルース・ウィリス
モーガン・フリーマン
ジョン・マルコヴィッチ
メアリー=ルイーズ・パーカー
ヘレン・ミレン
音楽クリストフ・ベック
撮影フロリアン・バルハウス
編集トム・ノーブル
製作会社サミット・エンターテインメント
ディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズ
DCエンターテインメント
配給 サミット・エンターテインメント
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公開 2010年10月15日
2011年1月29日
上映時間111分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$58,000,000[1]
興行収入 $199,006,387[1]
$90,380,162[1]
12.2億円[2]
次作REDリターンズ
テンプレートを表示

『RED/レッド』(原題:RED)は、2010年アメリカ映画DCコミックスのインプリントであるオマージュ・コミックから出版された同名のグラフィックノベルを原作としたアクション映画。

タイトルであり、作中にも登場する「RED」とは、「引退した超危険人物(Retired Extremely Dangerous)」を意味する[3][4]
ストーリー

CIAの腕利きエージェントであったフランクは、現在は引退し、田舎で一人のんびりと刺激のない年金暮らしをしていた。唯一の楽しみは、年金事務所の電話担当サラとの会話であり、相思相愛になっていた。サラと会う約束を取り付けたその日の夜、フランクは武装した集団に家を襲われる。全員を返り討ちにするも敵の正体は掴めず、サラにも危害が及ぶ可能性を考慮して、フランクは彼女の下へ向かう。追手が迫り時間が惜しいフランクはサラを拘束し、強引に連れ出す。最初は抵抗する彼女であったが、命を狙われていることを知ってフランクに従うようになる。一方、CIAの現役エージェントであるクーパーは、上司よりフランクの殺害を命令される。

かつてのCIAの同僚で盟友のジョーの情報から、襲撃者達が、先頃起こったニューヨークの女性記者の殺害犯と同じと判明する。フランクは記者が残した情報から命を狙われている者たちのリストを入手し、シンガーという男を除いて既に殺害されていることを知るが、その矢先にジョーが殺されたという連絡を受ける。フランクは、次にかつての同僚マーヴィンを頼り、狙われている者達が1981年秋のグアテマラでの作戦関係者であると知る。マーヴィンを伴いシンガーの許を訪れるフランクらであったが、情報を得る前にCIAの襲撃を受け、シンガーは殺されてしまう。

すべてを知るには古巣のCIA本部に行くしかないとし、フランクはロシア諜報員であった宿敵・イヴァンを頼る。イヴァンの助けでCIA本部に潜入したフランクは、グアテマラ作戦の極秘情報を得るがクーパーと鉢合わせし、彼を退けてCIA本部を脱出するも、重傷を負う。そこで治療のため、元MI6の女殺し屋ヴィクトリアの許へ赴くが、そこで実は生きていたジョーも合流する。そして手に入れた資料から、作戦の関係者だが唯一命を狙われていない軍需産業界の大物ダニングに目をつける。

フランク、ジョー、マーヴィン、ヴィクトリアの「RED」達は、ダニングの屋敷に潜入し、彼を脅して情報を吐かせる。全ての黒幕は現役副大統領で次期大統領候補のロバート・スタントンであり、1981年当時、現場指揮官の彼が行った虐殺事件の隠蔽のためにCIAを利用して関係者を暗殺していたのだった。ところが、フランクらがダニングの屋敷にいることがCIAにばれて彼らの襲撃を受けてしまい、フランク、マーヴィン、ヴィクトリアの3人はイヴァンの助けで脱出に成功するも、ジョーは身代わりとなって死に、サラはCIAに捕まってしまう。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:49 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef